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旅行・地域

2020年6月 7日 (日)

京都市京セラ美術館に行ってきた

 イベントはまだまだ復活しないが、美術館・博物館は徐々に開館を始めた。春にオープン予定だった施設も2〜3ヶ月遅れで起動をはじめている。ネーミングライツで「京都市京セラ美術館」になった市美も5月26日にオープンした。締結は2017年2月1日、契約は京都市美術館リニューアルオープンの日から50年間で、金額は50億円(税別)という。

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 オープンしたものの、当初は、京都府民限定でネットか電話の予約が必要だ。幸い京都府民なので、人の少ない今のうちに新しくなった建物をみてこようと思って、5月30日(土)に予約を取った。この時点での展示は2種で、半分建物見たさだったので、料金の安い「コレクションルーム春期」の展示にした。
入場時間より早く着いて、まず、建物の外回りを1周した。動物園側の方に新しい展示棟が建っていて、その屋上はテラスになっていたが、だれもいなかった。池に茶室があって、「暑かろう」と思ったら、期間限定のこれも作品だった。

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 さて、入口はスロープを降りて地下になっていた。入場枠の15分前だったが、既に入場可能になっていた。入口に体温を測る即席ゲートができていて、中に入るとチケット売り場があった。右側にカフェ、左側にスーベニール、階段とEVで1階に上がると、以前の中央にある天井の高い展示室だった。この共有エリアが自由に出入りできるようになるのはいつ? 建物は、展示室以外は中庭にある作品も含めて写真がOKだった。以前の1階の入口や2階の展示室は近くまで行けるが閉鎖されていた。動物園側は出入り口ではなく、新しい展示棟へのガラス張りの通路になっていた。特別展はそこでこれからはやっていくのかなぁ。ただ、美術館全館使うような芸術系の大学の卒展とかやるにはちょっとやりづらい気がするんだが。

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 市美の地下フロアーは、以前「パラソフィア」の展示会があったときは昔の食堂とか鬱蒼とした暗い空間が広がっていたのに、あの胡散臭さが跡形もなく、白を基調にとてもきれいになっていた。いや、リニューアルの方針としてはいいんだろうけど、個人的にはちょっと残念。

 帰りに、せっかくなので、新しいカフェでちょっと高めだけどおしゃれなランチをいただいた。私は「京の素材のおがずプレート」、連れは「サルシッチャプレート」(サルシッチャはイタリアのソーセージのこと)珈琲も美味だった。

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2020年3月12日 (木)

タカアシガニを食べに戸田(へだ)に行ってきた(その2)

 宿で先に温泉のお湯につかって、豪華な夕食をいただく。タカアシガニはとにかくデカいので、まるごとの姿をみるには人数が必要だ。今回は4人で宿泊だったので、そこそこ大きなお姿を拝見。茹であがりは、キレイな赤色をしている。まずはその勇姿を写真に収める。しばらくして、旅館の人が、脚をはずして、食べやすいように捌いてくれる。基本、茹でて食べるので、松葉ガニのようにナマでとか、焼いてとか、鍋にしてとかの細かな芸当がない。その意味では単調かもしれないが、これをまるごと茹でるのはそこそこデカい鍋が必要で、家では不可能だ。他の海の幸も豊富で、大食いができなくなった昨今、食べきるのに苦労した。
 旅行に行くと、日頃の睡眠不足を補うようによく寝るし、朝風呂も入って、朝ごはんも十分でリフレッシュできたはずなのだが、折悪しく五十肩がひどくて、着替えも不自由なほど左腕が上がらない。ああ、運が悪い。土産に戸田の塩飴や、カニ煎餅・エビ煎餅など購入する。漁協の直販展にはタカアシガニはもちろんのこと、ノドグロやニギス、メヒカリ、太刀魚などナマや冷凍や干物の魚、深海魚がいっぱい。なぜか、イルカの切り身もパックになって、ビックリした。イルカも食べられるのか! 車で来るのなら持って帰れるのになあ……と思いながらあきらめた。


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 生ものを持って帰るのを諦めたのは、帰る途中で、「韮山(にらやま)反射炉」に立ち寄ろうと思ったからだ。韮山反射炉は近代産業遺産としてその姿を見たことがあったが、何処にあるのか把握していなかった。往路に箱根伊豆鉄道に乗ったとき、途中の伊豆長岡駅に大きな看板があって、「こんなところにあったのか!」と初めて知った。知らないうちに、2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」として世界遺産にもなっていた。(軍艦島が世界遺産になったのと同じ遺産群) 伊豆長岡駅からのどかな道を歩いて30分ぐらい。世界遺産になっていろいろ整備されたんだろうなあと思われるような、新しそうなビジターセンターやショップ、レストラン、展望台などが周囲にあり、そこだけ観光地になっていた。反射炉は、大砲などを鋳造するための溶解炉のことだ。あまり予備知識がなかったので、入場の際にもらったパンフレットに詳しい説明があり、ありがたかった。ここのレストランで、焼き肉と地ビールをいただく。ここからも富士山が見え、なんか静岡県ではあちこちで日常の風景として富士山が見えるんだなあとヘンに感心した。

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 さて、この後現在に至るまで、新型コロナウィルス感染拡大のため、慎ましい生活をすごすことになる。といっても、オモテ稼業は変わらずで、電車に乗って片道1時間40分通勤している。非常事態の対応で超勤も増えた。テレワーク? なんのこと?

2020年3月11日 (水)

タカアシガニを食べに戸田(へだ)に行ってきた(その1)

 「今年こそカニ食べたい……」 でも、子持ちになってカニ旅行は1回行っただけで懲りた。自分でカニの身をばらせない子どもといっしょに行くのは手間がかかって、いや。そろそろ息子も自分のことは自分でできるほど大きくなったが、家族で行こうとするとどうしても週末になってしまう。自分の土日出勤のシフトが決まるのが1ヶ月をきってしまうことが多くて出遅れてしまうし、家族全員の予定が合う週末も少なくて、ピンポイントとなり、なかなか宿がとれない。そんなこんなで20年ほどカニを食べていない。カニといえば、関西なら山陰や北陸のほうの越前ガニ、松葉ガニなんだが、今年もやっぱり1月終わり頃に2月23日(日)24日(月・祝)の日程でさがしても、コロナウィルスの影響をものともせず、宿がとれない。(あまりに高い宿は敬遠しているかもしれないが)
 ……そんな時、ふと気がついた。そうそう、深海魚も冬が本場。タカアシガニも冬だっけ。静岡の戸田タカアシガニが食べられる宿があるらしい。そっちの方も調べてみよう。……と思ったら、空いている宿があった。先日の竹島水族館とあわせて、『ギョギョっと深海魚』のVol.2ができるじゃないの! ……と、まるで取材旅行のような1泊2日のカニ家族旅行を計画した。
 さて、戸田ってどう行くのよ? と、ジョルダンくんに聞いてみたら、京都から新幹線ひかりで三島(120分)、三島から修善寺まで伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線(40分)、修善寺駅から戸田まで新東海バス(50分)と乗り継いで、約4時間ほどかかる。沼津より遠いぞ。……いや、戸田も沼津市なのだが。いわゆる「平成の大合併」で2005年に田方(たがた)郡戸田村から沼津市に編入合併されたので、沼津市の南の端っこに位置する。

 1日目は戸田に着いてから昼ごはんを食べようという計画をしたが、ネックになるのはバスが2時間に1本しかないことだ。早起きをして、7時45分の新幹線に乗った。ひかり号はガラ空きだったが、静岡の各駅から少しずつ人が乗ってきた。駅に停まるたびに、5分ほど停車して、のぞみ号に追い抜かされる。伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線は三島から修善寺までの単線の私鉄なのだが、JR東日本が乗り入れをしているので、切符は京都から修善寺まで1枚で購入ができた。修善寺駅に降りたら、駅には鉄道むすめがいるし、売店には温泉むすめがいるし、電車とバスにはラブライブ、萌えてるなあ。戸田行きのバスは途中の修善寺温泉辺りで乗り降りがあるが、あとはのどかに、けっこうな山越えをして戸田に着く。

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 バス停の前には深海魚食堂があって、いかにも!とは思うが、横のコンビニは潰れているし、いちばん近くの宿も廃業している雰囲気。う〜ん。でも、今晩お世話になる宿「山市」の近くには、漁協の直売所もあり、観光客らしき車も多い。ナンバープレートをみると、どうも、ここら辺は東京近辺から車で来るのが多いみたいだ。宿に荷物を置いて、「駿河湾深海生物館」を目指して歩く。途中の「丸吉食堂」で黒ムツ煮魚定食(でも刺身もついている)をいただく。家族は天丼。けっこう賑わっている。タカアシガニは昼食でも予約がいるようだ。
 歩いているうちに、港の向こうに富士山が見えてきた。御浜岬の先っちょにある「駿河湾深海生物館」へ行くまで、ほとんど観光客はいないし、売店どころか、地元の人にもあまり会わない。途中に海水浴場やキャンプ場があるが、冬は開店休業状態。東京大戸田蔭館という東大の施設があるが、これも夏の施設のようだ。閑かな小道を通って、「戸田造船郷土資料館・駿河湾深海生物館」に着いた。この2施設はひとつの建物に収まっている。実は事前にネットで調べたら、標本ばかりで生きた生物がいないとか、施設が古いとあまりいい情報がなかったので、期待はしていなかったのだが、思ったよりひどくはなかった。建物は古いが、標本は比較的キレイだ。また、訪問した日は、2月23日で「ふじさんの日」だからと入場料が無料になっていた。入場料は200円なんだが、その心意気が嬉しい。100円ではもったいないようなパンフレットもあった。併設の「戸田造船郷土資料館」は幕末の日本に来航したロシアの「ディアナ号」が、安政の大地震による津波で大破し、後に沈没。残されたロシア人と戸田の船大工が協力して西洋式帆船「ヘダ号」を完成させた史実を紹介している。和歌山の串本で遭難したトルコの船エルトゥールル号を救助した逸話を連想してしまった。あ、この近辺には生きた猫がいた。帰りは駿河湾の方の道を歩いてみたが、港の穏やかさに比べて、湾の波はけっこう大きかった。

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 そして、腹ごなしの散歩も終えて、宿に帰る。コロナウィルスの影響はどうか聞いてみたが、それほど大きな宿ではないが、本日は満室らしい。さあ、今晩はいよいよタカアシガニだ。

2020年3月 9日 (月)

やっと行ったぞ、京都鉄道博物館

 さて、2月に入って、新型コロナウィルス(いろいろな言われ方をされていたが、この名前に落ち着いたか)の感染拡大の状況が日に日に変わり、予測ができなくなった。2月はいろいろなものがキャンセルや中止になったが、予約済・チケット取得済みのものでいくつか行って来た。以降はオモテ稼業は一気に忙しくなり、私事は慎ましやかに暮らしている。それに花粉が飛んでるし、年度末年度初めで土日出勤の予測が立たないので、同人誌即売会も5月開催まで申込みを行っていない。

 そんな中で、2016年4月にオープンした京都鉄道博物館は、当初からファミリーや鉄オタやインバウンドの外国人の皆さんに人気で、いつまでたっても混雑しているといううわさが収まらず、「いつでも行ける」と思ったら、ずっと行けていなかった。だが、昨年12月にネットチケットのポイントを使って、ほぼ半額でチケットを手に入れた。その後、できれば平日と思っていたらなかなか行けなくて、使用期限2日前の2月14日(金)に一人でこっそり行ってきた。
 ……とても空いていた。ちょっと前まで京都じゅうにあふれていた外国人旅行者がほとんどいない。思わずスタッフの人に、「ふだんの平日はこのくらい空いてるんですか?」と聞いてしまったが、「最近は特に少ない」という。おかげさまで写真は撮りやすいのだが、レストランや物販は商売あがったりという感じだった。せっかくなので、ブルートレイン車両(ナシ20形)の食堂で珈琲をいただいた。ふだんは行列ができるのだろうと思われるパーテーションロープが張られていて、子どもが多いとおとなは遠慮してしまうような体験型のポイントもいろいろやらせてもらった。いちばん人気の運転シミュレータは番号札をもらって毎回抽選制なのだが、私が申し込んだ回は全員当選だった。軌道自転車もひとりで乗せてもらった。切符購入体験(最近はICカードでピッだから珍しいのか!)も誰もならんでいない。鉄道ジオラマのプログラム上演も開始3分前で悠々入れる。図書資料室が閉まっていたのは残念だったが、スカイテラスからの景色も素晴らしく、京都駅の在来線や新幹線が一望できる。「梅小路機関車館」だった頃の転写台はそのままだが、やっぱりカッコいい。横のSL検修庫の様子を新しい建物から見下ろすかたちで見学できる。すごく効率的に目いっぱい回れたのでありがたかったが、コロナ騒動が収まったら、こんなことは滅多にないだろうなあと思った。
 「京都鉄道博物館」のHPはこちら
(残念ながらここも、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2月29日から3月15日まで臨時休館)

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2020年3月 8日 (日)

竹島水族館に行ってきた(その2)

 竹島水族館の近くには、残念ながら深海魚の食べられるような店はない。……ってか、あまり外食できる店が集まっているようなところがないのだ。スマホのマップで調べて、近くに「やをよし」という手打ちうどんのお店をチェックしていたので、そこに向かう。季節の牡蠣うどんをいただいた。
 そしてもう一度、竹島水族館に再入館。団体の子どもたちは帰っていて、落ち着いていた。そこで、「さわりんぷーる」で、タカアシガニさん、オオグソクムシさん、ナヌカザメさん、イガグリガニさんに触らせていただいた。深海生物をさわれるのは冬場のみで、夏場は近く海の生きものになる。さわり方もボードで紹介している。オオグソクムシがけっこう元気でモソモソしている。ナヌカザメのおなかが柔らかい。その横には小型水槽に小さな深海生物がいっぱいいた。「パクパクおさかなプール」は午前中に売り切れていた餌が復活していた。ふつうの餌は100円、カメも食べるぜいたくな餌が300円。深海生物の水槽以外では、ウツボ軍団がステキ。芸といっていいのかどうかわからないカピバラショーにも飼育員さんの愛が溢れている。帰りにはスーベニールで超グソクムシ煎餅と深海ギョのふりかけ、深海ギョの魚醤を買った。いずれもパッケージ等はアイディアものだが、味はフツーに美味しい。

 

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 竹島水族館を出たのが3時頃で、もう少し時間があったので、駅の近くにある「生命(いのち)の海科学館」にも立ち寄った。行きがけにみたときは建物全体が工事中にように見えるのだが、「開館中」と主張していた。が、中はとても空いていた。3階の有料エリアはほとんど貸切状態で見学できる。ここはなぜか隕石とカンブリアを推しなのだ。スーベニールには滅多にみられないパラドキシデスやオットイアのぬいぐるみなんかがあったよ!

 

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 竹島水族館はこちら
 生命(いのち)の海科学館はこちら
(残念、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、3月2日から24日まで臨時休館)

 

2020年3月 7日 (土)

竹島水族館に行ってきた(その1)

 新型コロナウィルスのおかげで、あちこちでイベント中止や施設休館となり、俄然オモテ稼業が繁忙になって、長文のblogがまた沈没してしまった。1ヶ月以上あいだが空いてしまったが、記しておく。

 ちょっと前に『竹島水族館の本』(風媒社)という本を買った。2年前に沼津港深海水族館に行って『ギョギョっと深海魚』という同人誌を創ったのだが、その時の下調べでも、深海生物&水族館で検索すると沼津港と並んで、よくひっかかっていたのでいつか行きたいと思っていた。この本の帯には「深海生物の展示数は日本一!」と詠っていて、小さな水族館でも個体数が多いことを自慢している。内容も思いのほかふざけていて、面白かったし、愛知県蒲郡(がまごおり)市というと、新幹線を使ったら、通勤時間と同じくらいで行ける。
 そこで、1月の代休の平日に行ってきた! 名古屋で新幹線からJRの在来線に乗り換えて蒲郡駅で下車。う〜ん、高いビルがほとんどないし、広々としている。看板もなにもないけれど、だいたいの位置はわかっていたので10分あまりテクテク歩く。あった。平日は空いてるかと思いきや、入ってみると小学生の社会見学でとても賑やかだった。小さな孫連れのじいちゃんばあちゃんも何組かいる。アシカショーもこじんまりとしているが、飼育員さんのMCも愉快だ。館内はざっとまわるとだいたいの場所がわかって、たしかに小さい。でも、水槽はキレイで近くでよく見えるし、手作りの説明はつい、読んでしまう。この手作りの説明は『へんなおさかな−竹島水族館の「魚歴書」-』(あさ出版)という本も出ている。深海生物にタッチできる「さわりんぷーる」もお魚に餌をあげることができる「パクパクおさかなプール」も子どもたちがいっぱいで、ちょうど昼時でもあるので、いったん外に出て昼ごはんを食べてくることにする。

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2020年2月11日 (火)

西芳寺 冬の拝観

 1月5日の新聞に、西芳寺が「冬の参拝」初実施という記事をみた。名高い苔庭は養生のため冬期は閉鎖しているが、42年ぶりに総門を開門。堂本印象の襖絵104面を初公開するという。「冬の参拝」は1月14日〜3月5日。希望日の1週間前必着で、往復ハガキの事前申込みとのことだった。
 京都の西側はあまり行ったことがないので、せっかくなので申し込んで1月26日(日)に行ってきた。お寺はとても整備されていて美しく、日曜日とは思えないとても静謐な参拝だった。ただ、ちょっと思いつきで行ってしまったので、いろいろ自分の認識不足があった。襖絵104面とはすごい!……と思ったけど部屋にして、7室の襖絵、それもそのうち2室は座禅に参加しないと入れない。最近脚が痛くて正座をちゃんと出来ないので、座禅は諦めた。思っていたのよりちょっとボリューム不足だったのだが、それは私の思い違いだから。でも、約30分程度の拝観で、ひとり3000円以上の冥加金というのは、ちょっとお高めだなあ……(>_<)と思ってしまった。できれば、一般的な500円〜1000円ぐらいの拝観料でお願いできたら、何回も来れるのだけれど……という信心が少ない自分だった。あ、それと冬期は苔庭の閉鎖のほか、写経体験も休止している。

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 それと、ランチを狙っていたレストランは冬季休業、西芳寺の前の茶店もお休みで、苔庭を公開していない冬は近辺の店の状況も要注意だ。でも、近くにナゾな建物があったり、イングリッシュカントリーなかわいいカフェもあった。

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2019年12月24日 (火)

瀬戸内国際芸術祭2019 秋の巻(高松・屋島)

 3日目の最終日は、今回はほとんど素通りした高松に行くことにした。西の島をあとひとつとも思っていたが、伊吹島から船-バス-JR-バス-船-帰りの船-バス-JRで京都という連絡をたててみたら無理……というか現地にいるより移動時間が長くてもったいない。高松は、春に公開していなかった「北浜の小さな香川ギャラリー」と屋島の「四国村」の作品、時間があれば玉藻公園披雲閣で開催中の「瀬戸内アートブックフェア」に行きたいと計画したので、特急を使うことにした。「いしづち」と「しおかぜ」合体特急は、3年前に乗った「南風」と同じアンパンマン仕様だった。

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 高松の北浜alleyの「北浜の小さな香川ギャラリー」は港沿いの古い倉庫街が改装されて、ギュッといろいろな作品やオシャレな店が集まっている。写真は「うちわの骨の広場」「Izumoring-cosmos of rare sugar」 カフェでキッシュをいただいた。

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 そのあとJR高徳線で屋島に行く。鈍行で5駅、約15分。屋島は春にオフィシャルツアーで山上の金氏徹平の作品は観たが、四国村にある作品には立ち寄らなかった。そこにある釜揚げうどんの「わら家」も有名とのことを聞いたので、そこを目指した。キッシュだけでは昼ごはんにちょっと物足りなかったので、まず「わら家」で釜あげうどんをいただいた。その後、四国村に入って、ラム・カツィールの「Suitcase in a Bottle」を観る。作品は入口からすぐの処にあったが、せっかく入場したのだからと、順路に沿って巡ってみると……、すみません、四国村をナメてました。あんなに広いとは思わなかった! いろいろな古民家などが移築されていて、1日ゆっくり過ごしてもいいくらいに広大だった。

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 間に合わないかもしれないと思ったが、JRより徒歩距離が短い「ことでん(琴電)」を使って高松港に戻り、玉藻公園披雲閣で開催中の「瀬戸内アートブックフェア」に滑り込んだ。矢萩多聞さんと吉田亮人さんのトークショーがあるとチラシに書いてあった。ここで、京都在住のお二人に会えるとは思わなかったので、帰りの電車の都合でトークショーは聴けないが、せっかくなのでご挨拶をした。披雲閣は、江戸時代に造られた建物を高松松平家が大正時代に再建し、平成24年に国の重要文化財に指定された後も、貸館事業をしている。広いし由緒ある雰囲気で、こんなところでブックフェアができるなんてサイコーだ。1時間くらいの滞在なのに1冊衝動買いして、後ろ髪を引かれながら帰途についた。

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2019年12月23日 (月)

瀬戸内国際芸術祭2019 秋の巻(高松から伊吹島へ)

犬島から岡山にもどって、ここからは「せとうち岡山・香川パス」を使って、高松で泊まり。夕食は前回居酒屋メニューを頼んでしまった「おふくろ」で、ごはんとお汁と小鉢で、ちゃんと夜ごはんをいただいた。翌朝の朝食は、早くから開いている駅前のお店で朝うどん。

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 2日目は、3年前に西の4島で唯一行けなかった伊吹島を目指した。まず、JRで高松から観音寺まで行く。追加を払えば特急にも乗れるのだけれど、駅から港へのバスと船の時間をみると、そんなに急いでも同じなので鈍行を乗り継いで、たどり着いたのは12時前だった。今夜の宿の春日旅館は港のすぐそばなので、荷物を先にあずけてから島を散策することにした。伊吹島も男木島に負けずおとらず坂の島で、港には住民のバイクがずらりと並んでいて、年配の人も自転車代わりにバイクで島中を移動している。そして、あれ?ここもネコがいっぱい。あちこちに気ままに寝転んでいて、人慣れしている。港で買ったお弁当を、伊吹八幡神社の境内で食べようとしたら、後ろからネコがひょいと出てきてビックリした。

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 それが目的で来たわけではないが、ちょうど日時が合ったので、jikuによる『島膜_Ibuki』というパフォーマンスも観ようと思ったら……ガイドブックと場所が変更になっていて、いりこ桟橋やいりば(いりこの加工エリア)を40分かけてぐるりと歩くことになった。今回はホームページのチェック以外に、瀬戸芸のアプリも入れて、スマホでも当日までみているのだけど、そのようなアナウンスはなかったが? 時間に余裕をみていたので間に合ったし、まあ、いいけど。港の風景はいろいろ楽しい。ここのお土産のメインはいりこなので、大小粉の袋入りのいりこを購入した。

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 作品では、「伊吹の樹」が砲戴様(酉島伝法の『宿借りの星』参照)のようですごく気に入った。瀬戸芸の観光客はあまり伊吹島に泊まらないようで、15時をすぎるとすっと人気が引く。早々と閉めてしまう店も多いが、作品は回りやすい。「伊吹島ドリフト伝説」も、その時間帯は空いていて、乗せてもらったが、なかなか難しくて、私は下手っぴだった。宿の食事は海のものを中心とした和食で、夜のひっそりした港をみて、朝の8時40分のフェリーで伊吹島を離れた。朝の船も空いていて、私以外はほぼ地元民みたい。その前の伊吹島8時15分着の船で、続々と瀬戸芸のスタッフが降りてきて、スタンバイする光景をみた。

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2019年12月22日 (日)

瀬戸内国際芸術祭2019 秋の巻(犬島再訪)

 初日は、犬島へ。関西では前日まで雨が降り、朝も天気はあまりよくなかったが、犬島行きの定期船あけぼの丸も運行しているようなので、そのまま出発した。犬島は岡山市内なのだけど実は遠い。京都から岡山まで新幹線1時間。待ち40分のあと赤穂線で西大寺駅まで約15分。待ち20分のあと、バスで約30分で西宝伝。待ち25分のあと、あけぼの丸で10分。自宅を出てから4時間かかる。瀬戸芸の期間中は岡山駅から宝伝港まで直行の臨時バスがでている日時もある。

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 結局だんだん天気が回復して、犬島は傘いらずで回れて助かった。もう6回目の来訪で、小さな島の地理はだいたいわかっているが、6年ぶりの犬島は、以前より植物がもりもりして、新しくできたところもあり、更地になったところもあった。「くらしの植物園」というのがキャンプ場から歩きやすくなった海岸線を歩いたその奥に出現していた。2013の時に既にできていたらしい。自給自足もできるお花畑と野菜と温室があり、平飼いの鶏が元気に歩き回っていた。また、かつて維新派が「風景」を演じた入江の道路には淺井裕介さんの作品「石職人の家跡」があった。

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 精錬所は変わらず閑かに建っていた。キレイに整備されていて、樹は大きくなっていて、地面の黒いスラブがずいぶん減っていた。「犬島精錬所美術館」の中は案内付きでグループで回れるのはそのままだが、中のティールームは閉じていた。

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 実は犬島に行く時、『維新派と旅をした』を数冊持っていって声をかけられる人に配ってきた。その中で、昼食をとった在本商店の女将さんが懐かしそうに維新派のことを話してくれた。そして女将さんは、『アートの島 犬島へ』(吉備人選書)地方小出版から本も出して、DVDも作ってたのだった! 犬島のあちこちにあったいろいろなものが、どうしてあそこにあったのか、いろいろな謎が解明できた。まさに犬島の生き字引! なお、昼食は舌平目(ゲタ)のミンチを使った犬島丼セット

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