「交感する神と人 −ヒンドゥー神像の世界―」
9月14日(木)から12月5日(火)まで、国立民族学博物館https://www.minpaku.ac.jp で特別展「交感する神と人 −ヒンドゥー神像の世界―」が開催されていた。期間が長いし、展示以外にも講演会や映画会、ワークショップなどイベントもいろいろ開催されているが、……なかなか行けない! あと、1ヶ月というところで、11月5日(日)にやっと行ってきた。
せっかくなので、三尾稔先生のウィークエンドサロン(ギャラリートーク)の日にあわせてみた。インドの民衆の生活に溶け込んでいるヒンドゥーの神さまの像をいろいろな方面から展示をしている。祭壇、ガラス絵、仮面、ポスター、カレンダー、マッチラベル…… 特別協力として福岡アジア美術館からも資料をたくさん借受して展示している。
今回の三尾先生のギャラリートークは特別展の2階部分で、先生が立ったまましゃべるのを、みんなで立ったまま取り囲んで30分ほど話をお聞きするというスタイル。参加者は30人ぐらい?はいた。実はコロナ禍後、この会場内でしゃべるというスタイルにはじめて戻したらしい。
特別展に展示しているドゥルガー・プージャーの大きな像は、傷みがはげしくなった30年常設展示の像を更新しようとコロナ前にインド現地に発注したものらしい。その後3年経って「あれ、どうする?」と確認がきて、「もちろん作ってくれ」と返事して、ちょうど特別展に間に合ったらしい。特別展終了後は、常設展に移動することになるとのこと。本来祭りの間10日間で川に流す神像が、展示室で30年鎮座ましましてくださったのだ。ありがたい。
常設展でも、企画展「カナダ北西海岸先住民のアート −スクリーン版画の世界」があり、1階エントランスホールでは、みんぱく広報誌の挿絵などゆかりのある「田主誠版画展」もしていて、盛りだくさんで、この日は約15000歩!
(↓この企画展は撮影不可)
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