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2023年8月

2023年8月31日 (木)

国立科学博物館 特別展「海」と3つの企画展

「博物ふぇすてぃばる!」のもうひとつのおまけは国立科学博物館。博物ふぇすの後、延泊して、7月24日(月)に特別展「海」を目当てに行ってきた。科博は夏休み期間中は月曜日も開館しているのだ。入場時間指定の電子チケットも事前に取った! すると、当日の朝に山の手線が止まってるというニュースが流れたが、まあ、神田−上野なら何とかなるかな。通勤の皆様はお疲れ様です。
 2017年に特別展「深海」展が開催されたとき、折悪しく腰痛を発症していて、どうにも行けなかったのが、かえすがえす残念だと今も思い出してしまう。なので、今回の「海」展はぜひ行こう!と思っていた。折しも寄る年波で小さい字が読みにくいし、マスクをするとメガネが曇るので、音声ガイドを利用してみたら、これが意外とストレスなく快適だった。科博の先生がお話してくれるパートも入っている。
 内容はけっこう欲張りな展示だった。古代の海まで遡り、日本の近海の海流を巡り、人との関わりを解説し、生物の多様性を追求し、SDGsにも目配りし、メカニックの実物もバッチリ!
「海」展は、7月15日(土)から10月9日(月・祝)まで開催中。2024年3月には名古屋市科学館に巡回するらしい。
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 今回はあまり詰め込まずに、特別展と3つの企画展だけをみて、早めに帰ることにしていた。
すると、「シアター36◯」が午前中だったせいか、運よくすぐ入れた。「シアター36◯」7月の上映は「3万年前の大航海-ホモ・サピエンス日本上陸-」。特別展にあわせたメニューなんだろうな。

この時期にあった3つの企画展というのは
「日本の哺乳類学の軌跡」  8月16日(水)まで
3つの企画展のなかではいちばん面白かった。研究の歴史はもとより、剥製の作り方とか制作途中や道具なども展示され、とても詳しかった。
日本・ペルー外交関係樹立150周年記念企画展 「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」 8月20日(日)まで
 これは日本館1階ホールでの主にポスターとパネルの展示だったが、いままでも科博は、ナスカとかシカンとか南米の特別展をひんぱんにやってるなぁ、専門の研究者がいるんだろうなとか思っていた。発掘の様子とかも展示されていた。
科博NEWS展示「越谷隕石」 8月21日(月)まで  日本館3階の展示室で以外とひっそりと開催されていた。科博は広いので、だんだん疲れてきてざっとスルーする人も多いんだろうな。でも、小さな部屋の壁一面に並んでいる小さな鉱物・隕石はそれぞれに我を主張している。
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2023年8月30日 (水)

国立新美術館「蔡國強 宇宙遊」

 6月29日(木)から8月21日(月)まで国立新美術館で開催されている「蔡國強(ツァイ・グオチャン) 宇宙遊 −〈原初火球〉から始まる」。旧Twitter(現X)でみた動画があまりに魅力的なので、「博物ふぇすてぃばる!」に行くときのおまけとして観にいくことにした。
 LEDを使ったキネティック・ライト・インスタレーション(というらしい)の《未知との遭遇》がやはり目立つけど、真骨頂は火薬を使った絵画やインスタレーションのようだ。火薬絵画の作成の様子が会場内で動画で紹介されている。そして、北京オリンピックの開会式の花火の演出は、この人だったのか。いわきで行った空に桜の花を咲かせるプロジェクトも美しかった。
 どちらかというと野外派のアーティストなんだな。

 

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2023年8月29日 (火)

初参加!「博物ふぇすてぃばる!」

 約2ヶ月ぶりの遠征で、7月22日(土)・23日(日)に、「博物ふぇすてぃばる!」に初参加した。
ブースの品揃えは告知記事に書いたので、今回は会場の様子を書いておく。
 猛暑であるが、雨が降らないのがいちばんで、1日目はブース入場開始の時間に入って、設営完了。会場マップをみればわかるように、科学技術館は、三角形・台形のような部屋が取り囲むように組み合わさっているちょっと変わった建物だ。昨年はAフロアから入る一方通行だったけれど、今年は何カ所か入口があり、流れる方向はいろいろだった。それでも開場時はボツボツだったけれど、少しずつ人が増えてきて、閉会間際まで絶え間ない人出があった。時々ワッと人が多くなるのは、Gフロアの講演会が終わったんだろうなと後で気がついた。他のブースは、開会前にひととおり回った。お買い物は昨年一般参加したとき2周回っていろいろ買ったので、今年は店子に徹することにする。
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 博ふぇすの特色の「ガクモンからエンタメ」は、終了後ホームページに展示発表のページができていて、全体の様子がよくわかる。我がブースの「深海ファンが巡るたのしい水族館」クイズは、多くの皆さんが答えをパカパカしてくれた。人それぞれの反応がちがって面白い。なかなか開けずにじっと考え込む人、直ぐ開けて答えをみる人、遠巻きに眺めている人、ヒントの本のページ箇所を確かめる人、……そして東海大学出身者が何人かいたこと(最後のクイズが東海大学海洋科学博物館ネタ)。お家で楽しむ配布用チラシも100枚用意したが2日目の2時頃になくなった。
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 ほとんどブースに張り付きで、たくさんの皆様とお話しできた。いきものイベントでブースで立ち止まってくれる人は、「これ、何?」と全く知らない人はほとんどいないので、そのあたりの説明はすっとばかせる。そして、ちょっとマイナーなウィワクシアやオットイアやオオグチボヤの子たちをを直ぐ言い当て、「可愛いですよね」と言ってくれる人がいるのはさすがだ! 2日目は家族連れも多くて、ちびっ子博士もたくさんいた。そして、来場者のみなさん、それぞれ凝ったステキな装いでハレの日を楽しんでいて、こちらも目の保養だった。
 今までの1イベントあたりの最大の売上、最大の出費だった。本の持ちこみが多すぎたとか、ガクタメクイズは全部ルビをふったほうがよかったかな?とか反省点もいろいろあるが、うちの子たちがいっぱい「かわいい」といってもらえて、とっても嬉しい2日間だった。

 

2023年8月28日 (月)

瑞浪(みずなみ)に行ってきた! (その2)陶磁資料館・市之瀬廣太記念美術館・鬼岩温泉

「瑞浪産パレオパラドキシア全身骨格復元プロジェクト」のクラウドファンディングでもらったチケットは瑞浪市化石博物館と瑞浪市陶磁資料館と瑞浪市市之瀬廣太記念美術館との3館利用券だったので、他の2施設にも行ってきた。
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 陶磁資料館は、ちょうど6人ぐらいの団体さんが入っていたので、学芸員さんが釉薬など石を砕く100年前の水車を動かしてくれた。壊れやすいので、あまり頻繁に動かさないらしい。この学芸員さん、「100年前の技術の継承はムリですね」といった歯に衣着せぬズバズバとしたしゃべりで面白い。ここもほとんど人(職員も来館者も)がいなくてゆったり過ごした。近くには登り窯跡もある。
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 市之瀬廣太記念美術館では、瑞浪市出身の市之瀬さんの王道な彫刻をメインに、平成29年からは天野裕夫さんのぶっとんだオブジェの展示があり、私はぶっとんだものが好きだなあ。
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 この3館はスタンプラリーもやっていて、記念品はクラファンでももらったシールだった。
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 ランチはこの公園内の(おそらく)唯一のカフェ「欒(らん)」で瑞浪ポーク。
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 その後、そこから車で15分程度の鬼岩温泉の旅館「了山」で1泊する。露天風呂付きのユーガな部屋で、冷酒と美味しい夕食をいただく。ふだんは駅近のビジネスホテルで手を打っているので、こんな日本旅館に泊まるのは何年ぶりだ? 10年以上ぶりかも。露天風呂付きの部屋にしたけれど、どうもその日は3組しか泊まってなかったようで、大浴場に行っても貸切だった。

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 でも、部屋からは近くの廃業したホテルが見えるし、なかなかいろいろ厳しい状況なのかも。

 次の日の昼食は森の中のカフェ「了庵」でいただいたが、ここは地元のマダムたちで賑やかだった。
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2023年8月27日 (日)

瑞浪(みずなみ)に行ってきた! (その1)瑞浪市化石博物館

 昨年2022年に岐阜県瑞浪市でパレオパラドキシアの化石が発見され、クラウドファンディング「瑞浪産パレオパラドキシア全身骨格化石復元プロジェクト」があったので、協力させていただいた。

 年が明け、1月26日に、瑞浪市化石博物館から「瑞浪産パレオパラドキシア全身骨格復元プロジェクト」のクラウドファンディングの返礼品が届いていた。本命が報告書のコースを選んだので、こんなにおまけのグッズがついているとは思わず、ビックリ! その中に、化石博物館・陶磁資料館・市之瀬廣太記念美術館の3館共通入場券があったので、行ってみることにした。せっかくなので、退職祝の温泉付き1泊旅行にして、瑞浪にお金をおとすことにして、7月19日・20日にGO!

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 化石博物館一帯は公園になっていて、いろいろな施設が集まっているが、めっちゃ暑くて、ほとんど野外には人がいない。まずは、目的の化石博物館……に行こうとしたら、横に化石の地下壕があった。横にも天井にも貝の化石がある。「そういや、SF大会で会う学芸員の安藤先生は貝の化石が専門と言っていたよね」と思い出す。

 

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 1階には、話題のパレドパラドキシアの研究室があった。発掘の様子とか、産状レプリカなどがある。2階がメインの展示室で、開館は1974年らしいが、その後リニューアルしたんじゃないかな。ワンフロアーだが、とても観やすい。デスモスチルスとパレドパラドキシアがお迎えしてくれる。うん、貝の化石も多い。

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 オールカラーの「博物館ガイド」は(第3版)2021年刊で新しく、執筆・編集は安藤先生ひとりの名前しかない。文章全部ひとりで書いたのか? パレオくんの全身骨格が発見されたのは2022年だから、それ以前の発行だが、ちゃんとデスモくんとパレオくんの説明があった。彼らは、新生代の新第三紀中新世(約200万年前から1500万年前に生息した哺乳類だ。パレオくんはデスモくんの仲間らしいのだが、双方どこがちがうのかよくわかんないんだよね。「瑞浪の自然(改訂版)」は、糸魚川淳二博士の著で、1995年(平成7年7月7日発行は意図的か?)のロングセラー。
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 なお、クラファンの報告書は3月刊行予定と書いていたので、「まだかなぁ、だいたい3月発行のお役所の刊行物ってできるのは6月ぐらいなんだよね」と思っていたが、よく見ると令和6年(2024年)の3月の発行予定だった。失礼しました。

 

2023年8月26日 (土)

インド映画「ランガスタラム」

 ちょっと時系列は前後するが、インド映画つながりで、先に8月3日に出町座で観た「ランガスタム」のことを先に。MOVIXでの上映は終了したが、そのあと出町座に引き継がれて、現在も上映中。強いぞ、ラーム・チャラン様。

「ランガスタラム」Rangasthalam 2018年 テルグ語 174分

 「RRR」より前の2018年公開のチャラン様の主演作品。チャラン様の歌もダンスもいっぱいで、まつげバチバチの目がかわいいのね。
 テルグ語映画って、いちばん初めに観たのが「愛と憎しみのデカン高原」だったから、なんとなくタミル語映画よりベタでくどい勧善懲悪のイメージがあったけど、ずいぶん印象が変わってきた。
 1980年代のアーンドラ・プラデーシュ州の架空の村が舞台で、ランガスタラムはテルグ語の「舞台」を意味する普通名詞だ。パンフレットを読んで、「ほうほう、あれはそういうことか」と思いながら、なんとなく寓話的な雰囲気がするちょっと不思議な映画だ。
 障碍者が、ちょっとバカにされながら、自分は見栄を張りながら、社会福祉をそれほど受けずとも、村社会に普通に受け入れられているというシチュエーションは、「神様がくれた娘」「バルフィ! 人生に唄えば」、インド映画じゃないけど「母なる証明」とかを連想してしまった。
 そして、ラストは「えええ〜」という大逆転!(ナイショ)
 公式ホームページはこちら

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2023年8月25日 (金)

インド映画「K.G.F」

 7月14日(金)からロードショー館でインド映画が2本公開されている。Tジョイで「K.G.F」、MOVIXで「ランガスタラム」。う〜ん、と考えて、「K.G.F」を先に見ることにした。理由はこっちのほうが公開が先に終わりそうだし、CHAPTER1と2を続けてみると5時間以上かかるので、1日2回かかっている今のうちの方が観やすい時間帯になっているから。「ランガスタラム」は、昨今のラーム・チャラン様人気でしばらくは大丈夫だろう。

「K.G.F:CHAPTER1」 カンナダ語他 2018年 155分
「K.G.F:CHAPTER2」 カンナダ語他 2022年 168分

 「K.G.F」はカルナータカ州の言語・カンナダ語映画だ。カンナダ語の映画がロードショー館にかかるなんてはじめてじゃないだろうか? めでたい。そして、11時20分から観て、終わったのが17時15分! お尻が痛い…… 入場特典のカード付き。CHAPTER1と2 は、話は完全に続いているが、2本分の映画なので、1部は観客約20人、2部約10人。続きをみるのに日を変えた人もいるのね。作製年が4年あいているのはコロナ禍のせいらしい。
 ひと言で言えば、ドンパチ派手なギャング映画。主人公はそのなかで、「死ぬときは大金持ちの支配者となれ」という母親との誓いを守ってのし上がっていく青年ロッキーで、サンダルウッド(カンナダ語映画界)の人気俳優ヤシュが演じている。次から次に出てくる悪役や脇役が多くて覚えきれない。公式HPにイラストの人物相関図があるから、観たあとに復習してもいい。(パンフレットにも掲載されている)きっと、観る前にみてもワケワカメ。
 ヤシュ人気がいちばんだが、ロッキーの子ども時代の子役(だれ?)の目ヂカラ、サンジャイ・ダットの悪役ぶり、後半にでてくる女性の首相のラヴィーナ・タンダンのかっこよさが印象的だった。
 現代パートの人物の語りから進行し、徐々に隠された秘密が解き明かされていくというスリリングな展開で、5時間超を一気に観よう。

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2023年8月24日 (木)

京阪電車三条駅「俺、参上!」

 7月11日(火)のTwitter「京阪電車おでかけ情報」にこんなのがあがってた。
え? 7月10日(月)に京阪三条駅で乗降したのに気がつかなかった! 
というわけで、7月12日(水)に四条にヤボ用にいくのをわざわざ三条に迂回してみてきたよ。すぐに見つけられなかった。というのも、出町柳行きのホームのいちばん南側の掲示だけが変わっていた。他の3カ所は通常仕様だった。

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改札フロアーには写真スポットもあった。

 

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これは、ひらかたパークで7月15日(土)から9月3日(日)まで開催される 「生誕 50 周年記念 THE 仮面ライダー展」を記念したコラボ企画のようだ。
うん、ダジャレに近い。ひらかたパークらしいね。

ただ、わかる人にはウケるけど、わからない人には混乱を招くので、いちばん影響の少ない場所の看板だけにしたのだろうな。

 

2023年8月23日 (水)

京都みなみ会館 9月30日で閉館

 しばらくこのblogも沈没していて、イベント参加告知記事以外は6月12日の「異界彷徨」以来だ。備忘録のようになるが、順次書いていきたい。

 まず、7月10日(月)の突然の衝撃! 9月30日(土)で京都みなみ会館が閉館する!
初めに知ったのはTwitterだけど、前後して京都みなみ会館から会員にメールが届いていた。
後日みなみ会館のホームページも確認した。
京都新聞にも記事が載った。
確かに観客が一ケタということはよくあった。最小2名というのも経験したことがある。もったいない、もっと入ってくれればいいのにと何度思ったか。

 京都みなみ会館は、2018年3月に建物老朽化のため一度閉館して、斜め向かいから移転している。
そのあとのリニューアルオープンについては、blogに書いてなくて追えないのだが、運営会社の巖本金属のホームページに「2019年夏リニューアルオープン」と書いている。
運営会社がお堅い会社で、映画館はメセナ活動のようなもんなら、ちっとやそっとでなくならないだろうと思っていたのに、やっぱり2020年3月からのコロナ禍の3年間が痛かったのかなあ。
インド映画もヘンな映画もいっぱい上映してくれて、京都でやってくれないかな〜と思ったときは、みなみ会館頼みだったのに、残念無念だ。

 しかし、8月25日から9月7日まで「インド大映画祭 IDE 2023」も上映される。オモテ稼業の縛りがなくなったので、今回は力いっぱい観たい。

【2020年1月の京都みなみ会館】

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【2023年7月11日の京都新聞紙面】
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2023年8月10日 (木)

【告知】8月13日 コミックマーケット102に参加します

 引き続き告知記事です。夏のコミケ102の2日目、8月13日(日)に、スペースをいただきました。東地区「ペ−28b」です。1年前のC100と同じく、評論・情報エリアの海もの、釣りものの島に入っています。なんと、C100と同じく、マンボウ博士がお隣のスペースです!
 1年前は『ギョギョっと深海魚 3匹目』が新刊でしたが、今回目出度く『4匹目』を新刊としてお披露目できます。東海大学海洋科学博物館に行ってきたレポです。そして『1匹目』の沼津港深海水族館編は在庫があと3冊になりました。お恥ずかしながら、実は、無料配布などに切り替えずに完売しそうなのは初めてです。(『ライブラリー♥シンドローム』は、当サークルの発行ではないので別ですが)『2匹目』竹島水族館と戸田、『3匹目』魚津水族館と滑川ともどもよろしくお願いします。
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 また、メモ帳やブックカバー、古代生物の缶バッジなど新作グッズも増えました。7月の「博物ふぇすてぃばる!」は深海・古代生物に特化、SF大会は無人販売を考慮して品数を厳選しましたが、コミケは「いろいろなものを少しずつ」持っていこうと思うので、お品書きメニューに書いているものは、額装原画以外はほぼ網羅していきます。新刊・新作は少し多めに持っていきます。

(「画房らぁぎにぃ」のオープンデータグッズはありません)
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 ここんところ、いろいろなイベントが規制緩和で復活していますが、コミケも今回大幅に規制が緩和されるようです。一般入場を事前購入のリストバンド制にしたのは、長年の徹夜対策に有効だったと思うので大賛成ですが、今回は申込をしたら抽選なしで、午後の部は当日販売もあるようです。でも、コロナウイルスが沈静化したわけでなく、インフルエンザも流行っているし、熱中症にも気をつけて、油断することなく楽しみましょう。あとの心配は、コミケ見物にやって来たそうな台風7号ですが、こればかりは「来なくていい〜」と念をとばすぐらいしかできません。日々状況が変化しているので、正確に迅速に台風情報を把握しながら、皆さま、無事に会場でお会いしましょう。

 

2023年8月 1日 (火)

【告知】8月5/6日 第61回日本SF大会Sci-con2023に参加します

 いつもイベント告知は「参加します」なんだけど、SF大会は、SFファンの集いに即売会(ディーラーズルーム)もついているというスタンスなので、ちょっと他のイベントとは違う。
 毎年、場所を変えて開催される日本SF大会だが、今年は8月5日(土)・6日(日)に浦和コミュニティセンターで第61回日本SF大会が開催される。埼玉での2回目の大会なので、愛称はSci-con2023。1回目は2019年7月27日(土)・29日(日)に埼玉県大宮のソニックシティで開催された第58回日本SF大会彩コン。わりと最近だけどコロナ禍前だね。ああ、何もかもが懐かしい。
 今回は同じ埼玉でも会場を変えて、大宮から浦和へ。先日の「博物ふぇすてぃばる!」の出展者に埼玉の人がいて、「大宮と浦和は文化圏がちがう」と言っていたけど実体はどうなんだろう? 今回の会場の浦和コミュニティセンターは割とこじんまりしていて、参加申込が必要な企画はすべて10階フロアーの部屋で開催され、9階は一般開放エリアとなっているディーラーズルームだけだ。(元Twitter現Xの@Scicon2023 7月9日参照)
 参加費はそこそこ高いのだけれど、公式HPに公開されているタイムテーブルをみればわかるように、オタク心を刺激する企画が怒濤の並行進行。「図書館でボドゲ」「図書館員協会」「終活と国会図書館」……今年はなんか図書館関係の企画も多いぞ? あぁ、津原泰水さん、池田憲章さん、鹿野司さん、吉岡平らさん、松本零士さん、聖悠紀さん等々とならぶ追悼部屋ができている。『本好きの下剋上』は強気に2枠続きの前後編だ。指輪物語のコマもあるね。「台湾とチベット」なんだろ? 「SF古代生物の部屋」はないのかな? いいもん、ディーラーズでほそぼそと古代と深海生物を推そう。

 ということで例によって、(ここからはですます調で)ディーラーズルームにブースをとっています。ブースNo.31/32です。SF大会では無人販売状態が多いですが、今年はディーラーズだけが場所が離れているし、あちこち企画を巡るのはややしんどいので。スタッフさんが足りなければ留守番でもお手伝いしますよ〜とも申し上げています。お役に立たないかも知れませんが。
 ブースの品揃えは、無人販売となることも考慮して、持っていくGOODSの種類を絞ることにしました。新作のブックカバー2種(文庫サイズで、もちろんハヤカワ文庫も入ります)、新作メモ帳2種、マウスパッド、切り絵しおり、丸形の缶バッジを持っていきます。切り絵しおりは、先日初出展した「博物ふぇすてぃばる!」に、ヤン・ウェンリーに倣って「相手の戦力が不明なら、最大戦力で迎え撃つ」ことにして、生きもの系のものを全部持っていったら、完売したものも多くて、ちょっと補充が追いつかないかもしれません。

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 同人誌は、東海大学海洋科学博物館へ行ってきた『ギョギョっと深海魚 4匹目』が新刊です。『一匹目』があと在庫5冊です。
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 また、委託元よりSF大会らしい委託本、阿素湖素湖著『吾妻ひでお追悼本 FC(ファンクラブ)の頃』もあります。
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 それから、子どもが立派な成人オタクになったので、子育て本を無料配布することにしました。
 ぜひ、企画の合間にお立ち寄りください。

 

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