国立科学博物館 特別展「海」と3つの企画展
「博物ふぇすてぃばる!」のもうひとつのおまけは国立科学博物館。博物ふぇすの後、延泊して、7月24日(月)に特別展「海」を目当てに行ってきた。科博は夏休み期間中は月曜日も開館しているのだ。入場時間指定の電子チケットも事前に取った! すると、当日の朝に山の手線が止まってるというニュースが流れたが、まあ、神田−上野なら何とかなるかな。通勤の皆様はお疲れ様です。
2017年に特別展「深海」展が開催されたとき、折悪しく腰痛を発症していて、どうにも行けなかったのが、かえすがえす残念だと今も思い出してしまう。なので、今回の「海」展はぜひ行こう!と思っていた。折しも寄る年波で小さい字が読みにくいし、マスクをするとメガネが曇るので、音声ガイドを利用してみたら、これが意外とストレスなく快適だった。科博の先生がお話してくれるパートも入っている。
内容はけっこう欲張りな展示だった。古代の海まで遡り、日本の近海の海流を巡り、人との関わりを解説し、生物の多様性を追求し、SDGsにも目配りし、メカニックの実物もバッチリ!
「海」展は、7月15日(土)から10月9日(月・祝)まで開催中。2024年3月には名古屋市科学館に巡回するらしい。
今回はあまり詰め込まずに、特別展と3つの企画展だけをみて、早めに帰ることにしていた。
すると、「シアター36◯」が午前中だったせいか、運よくすぐ入れた。「シアター36◯」7月の上映は「3万年前の大航海-ホモ・サピエンス日本上陸-」。特別展にあわせたメニューなんだろうな。
この時期にあった3つの企画展というのは
「日本の哺乳類学の軌跡」 8月16日(水)まで
3つの企画展のなかではいちばん面白かった。研究の歴史はもとより、剥製の作り方とか制作途中や道具なども展示され、とても詳しかった。
日本・ペルー外交関係樹立150周年記念企画展 「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」 8月20日(日)まで
これは日本館1階ホールでの主にポスターとパネルの展示だったが、いままでも科博は、ナスカとかシカンとか南米の特別展をひんぱんにやってるなぁ、専門の研究者がいるんだろうなとか思っていた。発掘の様子とかも展示されていた。
科博NEWS展示「越谷隕石」 8月21日(月)まで 日本館3階の展示室で以外とひっそりと開催されていた。科博は広いので、だんだん疲れてきてざっとスルーする人も多いんだろうな。でも、小さな部屋の壁一面に並んでいる小さな鉱物・隕石はそれぞれに我を主張している。
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