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2023年4月

2023年4月30日 (日)

「画房らぁぎにぃ」1周年です

 2022年4月30日の図書館記念日にたちあげたオープンデータGOODS創作工房「画房らぁぎにぃ」ですが、なんとか1周年を迎えました。いろいろ試行錯誤の連続でしたが、ちょっとこの1年を振り返って見たいと思います。

●4月30日 BASEネットショップ「画房らぁぎにぃ」オープン
  大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータを使った一筆箋・メモ帳・缶バッジでスタート

●4月30日 Twitter 「画房らぁぎにぃ」@gabo_raginii を開始 
   
●5月20日 大阪市立図書館ホームページの「オープンデータ活用事例」として一筆箋・メモ帳・缶バッジを紹介いただく

●8月13日 インフォメーションペーパー『チャイハナ』102号発行
  この号より、「工房しのわずりぃ」・「画房らぁぎにぃ」の合同ペーパーとしてリニューアル
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●9月25日 「画房らぁぎにぃ」 第十回文学フリマ大阪に出展
  リアルイベントに初めて出展するが、単独名では、今回限りとなる
  その後は「画房らぁぎにぃ&工房しのわずりぃ」で出展
  オープンデータPRチラシを作成

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 ●11月5日 図書館総合展「カンファレンス in 機械振興会館」内の「としょけっと」に委託参加
  「画房らぁぎにぃ」名でオープンデータGOODSセットを委託

●11月13日 LINEスタンプ「引札(HIKIFUDA)大阪弁スタンプ」(32個セット)をリリース

●11月20日 東京文学フリマ35に出展
   関西圏外の初リアルイベントで、出展名は「画房らぁぎにぃ&工房しのわずりぃ」

●11月30日 大阪市立図書館ホームページの「オープンデータ活用事例」として、LINEスタンプを紹介いただく

●1月1日 「画房らぁぎにぃ」のInstagram、Facebookページを公開
  【Instagram】  https://www.instagram.com/gabo_raginii/

  【Facebookページ】  https://www.facebook.com/gabo.raginii

●1月15日 文学フリマ京都7に「画房らぁぎにぃ&工房しのわずりぃ」として出展

●4月2日 京都国際マンガミュージアムでの「Artmade(アートメイド)」に「画房らぁぎにぃ&工房しのわずりぃ」として出展

●4月2日 新作GOODS発表 大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータを使ったブックカバー
 
●4月5日 大阪市立図書館ホームページの「オープンデータ活用事例」としてブックカバーを紹介いただく

 ぴったりオープン記念日にあわせての企画ができなかったのですが、1周年記念にGOODSの新作を作製しました。大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータを使ったブックカバー1種を先んじて発表しましたが、あと2種ブックカバーを納品待ちです。
 今まで慣れ親しんだ大阪市立図書館デジタルアーカイブの画像からデザインをしていましたが、初めて国立国会図書館「NDLイメージバンク」 の画像からデザインさせていただきました。こちらのオープンデータも、あふれるほどのステキな画像がいっぱいです。5月中にはお披露目できるかと思いますので、楽しみにお待ちください。


 なにぶん、制作から広報、会計・在庫管理、イベント出展まですべてがワンオペなので、ぼちぼちした歩みですが、今後ともよろしくお願いします。

 

2023年4月27日 (木)

映画「シン・仮面ライダー」にまつわる話

 うちのダンナは古くからの仮面ライダーファンなので、映画「シン・仮面ライダー」は公開早々に息子達といっしょに観に行った。私はそれほど情熱は沸かないが、TVでは1号の頃からV3あたりは観ていたし、庵野さんの「シン……」シリーズも毒を喰らわば皿までのつもりだったので、3月のお勤めが終わって、4月になってから観に行くことにした。
 すると、ダンナがいそいそと「映画を観に行くのなら、これを読んでおいたほうがいい」と、マンガ版と小説版を出してきた。
『仮面ライダー 1971カラー完全版』 (復刊ドットコム) 2011年刊
『仮面ライダー 1971−1973』 石ノ森章太郎原作 和智正喜著 (エンターブレイン)2009年刊

 マンガ版も小説版も違っていた。これは、映画を見に来て、TV放映だけのイメージを持っている人と創成当時にのめり込んだマニアとの印象はちがうだろうなあ……と想像できた。そして、監督の庵野さんは後者なのだ。Twitterの混沌としたビミョ〜はつぶやきは、TV放映の仮面ライダー、それも平成以降のライダーしか知らない観客の感想を含んでいるんだろう。反面、昔からのコアなマニアにとってはいいも悪いもいろいろ語りたくなる映画なのだ。
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 マンガ版は、第4話の「13人の仮面ライダー」あたりで締めたら、『サイボーグ009』の「きみはどこに落ちたい?……」というラストに次ぐカッコよさだったのになあ……と思ってしまったが、どっちもそこで完結しなかった。
 小説版は、「誕生」「希望」「流星」の3章に分かれていて、合計600ページ超の大長編で、けっこう血みどろのグチャグチャ。マンガ版と小説版の第1章で一文字隼人の扱いがちがうが、けっこうキモなキャラなんだと認識した。小説版の第2章は滝和也がチェックキャラ。
 映画はまだ興行中だから、あまりネタバレのようなことは書かないでおこうと思うのだが、緑川ルリ子や一郎のキャラ設定はビックリで、けっこうエヴァンゲリオン風味がした。幼稚園バスを襲わなくてもいいが、一般民衆の被害描写がほとんどないので、ショッカーがかなり観念的なイメージで大悪党という気がしなかった。やっぱ、『銀河英雄伝説』ほど人が死ななくてもいいけど、「シン・ゴジラ」ぐらいの被害がないと。
 公開第1週の入場特典は仮面ライダーカードだったらしいが、私が言ったときはICタグだった。
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2023年4月26日 (水)

 「ヤノベケンジ SHIP’S CAT展」

 大阪の梅田の阪急百貨店9階の阪急うめだギャラリーで、3月29日(水)から4月3日(月)まで、「ヤノベケンジ SHIP’S CAT展」が開催されていた。これが、なんと無料! でも期間が短い! 3月中はオモテ稼業のラストスパートのため、休めない! 4月2日はArtmade、1日はその準備に費やされる。4月の最終日に区役所に行くヤボ用は書類不足で早々に出なおしになってしまい、午後から行くことができた。
展示のメインは、車に乗ったり、丸くなって座っていたり、いろいろなシップスキャットだが、トらやんやサン・チャイルド、サン・シスター等もいて、絵本の原画もあった。ヤノベさんご本人もいらっしゃった。
 「ARTISTS' FAIR KYOTO 2022」で3月に京都でみたシップスキャットスピーダーは、停車から音もなく発進したのだが、会場にいたスタッフにお聞きすると、やっぱり電気自動車らしい。阪急百貨店には、車が乗れる巨大なエレベーターがあるらしい。
 写真もOKで、みんなあちこちで記念写真をとっていた。

 

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2023年4月 8日 (土)

神戸市立博物館「インド近代絵画の精華」と白鶴美術館

 昨年のインディアメーラー で、神戸でインド現代絵画の展覧会があると聴いていたが、その後チラシを見つけて、これは今年1月14日(土)から3月21日(火)まで神戸市立博物館で開催されている「インド近代絵画の精華」のことだと知った。インドの画家、ナンダラル・ボースウペンドラ・マハラティの作品を展示らしい。……どちらも知らない、すみません。
 でも、近代絵画(主に制作年は1900年代)の作品を観れる数少ない機会なので、期間ギリギリになったが、3月12日(日)に行ってきた。ニューデリー国立近代美術館とパトナー美術館収蔵の作品で、油彩・水彩の作品よりテンペラ画の作品が多い。
 神戸市立博物館はず〜いぶん久しぶりにきたのか、あまり記憶に残っていないのだが、三ノ宮駅から近く、いい場所にあり。それも5年ほど前にリニューアルしたらしい。とてもきれいだ。しかし、日曜日とは思えない静けさだった。もったいない。1階は神戸の歴史博物館の役割を担っているようで、見応えのある展示だったし、ゆったりしたカフェでランチもいただいた。

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 そのあと、せっかく神戸に来たのだから、博物館に掲示されていた「中国の銅鏡・近代ペルシアのメダリオン絨毯」のポスターをみて、御影駅の方にある白鶴美術館に行ってきた。白鶴というのは、あのお酒の白鶴のことで、白鶴酒造の当主が蒐集したコレクションを展示した私設博物館だ。阪急御影駅から歩いて15分とあったが、山の方のなだらかな坂を登っていくので、そこそこ歩いた気分だ。展示室は撮影禁止だが、建物はOKで、その建物がまた立派でとても目の保養。ここも人が少ない。本館で「中国の銅鏡」、新館で「近代ペルシアのメダリオン絨毯」の展示されていた。帰りは1時間に2本のバスでJR住吉駅まで乗って帰ってきた。

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2023年4月 6日 (木)

映画「マッドゴッド」

 「マッドゴッド」 MAD GOD 2021年 アメリカ 84分

 京都みなみ会館に「キラーカブトガニ」を観に行ったとき、予告編をやっていた「マッドゴッド」。それを観て連想したのは、堀貴秀監督の「JUNK HEAD(ジャンク ヘッド)」だったので、「これは、私好みかも!?」と思って観に行った。
 「マッドゴッド」監督のフィル・ティペット氏が「30年の時をかけ、周年と狂気が生み出した奇跡のストップモーションアニメ」というあおり文句だ。地下深くにある荒廃した暗黒世界だが、ちょっとしんどかった。いまいちストーリーがなくて、お笑いもなく、気持ち悪さ倍増。「脳がゲシュタルト崩壊する」らしいぞ! 万人にはお勧めしませんが、中毒性はあるかも。
 あ、この作品はチラシだけで、パンフレットはない。

 

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2023年4月 5日 (水)

映画「未来惑星ザルドス」

 3月途中で沈没してしまった備忘録の続き。

 「未来惑星ザルドス 4Kデジタルリマスター版」ZARDOS 1974年 アメリカ=イギリス=アイルランド合作 106分  「キラーカブトガニ」といっしょに、京都みなみ会館でもう1本。「不思議惑星 キン・ザ・ザ」と同じように、ずっとタイトルは知っていたけど見損ねていた「未来惑星ザルドス」。制作年は古く、1974年。それまでのイメージはパプアニューギニアのマッドメンのようなお面とショーン・コネリーの赤ふんどしばかりが目立っていたが、ストーリーはずいぶん思索的なディストピアSFだった。

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2023年4月 2日 (日)

「画房らぁぎにぃ」の新作はブックカバー

 「画房らぁぎにぃ」は、いろいろなオープンデータを使って、オリジナルグッズを制作している工房です。2022年4月30日(図書館記念日)にオープンして、もうすぐ1周年。やっと、新作グッズを追加しました。

 一筆箋と同じ、大阪市立図書館デジタルアーカイブの「第五回内国勧業博覧会電灯装飾之図」をデザインしたブックカバーです。文庫サイズで、手に馴染む帆布の生地です。トールサイズも入ります。これはSF者にとってはけっこう重要! ハヤカワ文庫が入らないと困るので。
ネットショップBASE「画房らぁぎにぃ」のラインナップにも加えましたので、どうぞご覧ください。

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   オモテ稼業も引退したので、4月からは少し時間に余裕ができて、「工房しのわずりぃ」・「画房らぁぎにぃ」の活動に関わる記事を増やすことができると思います。併せてTwitter、Facebook、Instagramでもお知らせしますので、使い慣れているSNSでご覧ください。

【Twitter】
工房しのわずりぃ @shinowaurii 
 ※メインのいちばん雑多なつぶやきページです
画房らぁぎにぃ  @gabo_raginii

【Instagram】 
工房しのわずりぃ  https://www.instagram.com/shinowazurii/

画房らぁぎにぃ  https://www.instagram.com/gabo_raginii/

【Facebookページ】
工房しのわずりぃ https://www.facebook.com/shinowazurii/

画房らぁぎにぃ  https://www.facebook.com/gabo.raginii/

 

2023年4月 1日 (土)

【告知】4月2日(日)京都国際マンガミュージアムの「Artmade(アートメイド)」 に参加します

 ちょっとアクシデントもありましたが、昨日3月31日に無事オモテ稼業のお勤めを終了しました。3月後半はblog記事もTwitterもほとんどできず、2月3月はイベントも冬眠していたので、久しぶりの告知です。

 4月2日(日)京都国際マンガミュージアム(以下京都MM)で開催される「Artmade(アートメイド)」 に参加します。スペースは、窓際の奥の方、休憩場所の近くA-11です。
 Artmadeは、京都MMの講堂で開催される小規模なオリジナルマンガ、アート作品・手作り雑貨、アクセサリー、服飾系即売会です。どちらかというとこれを目的にというより、京都MMの来場者に同人誌即売会というものも楽しんでもらおうという感じのイベントで、来られた方も「こういうの初めて」というような皆さんも多いのではないかと思います。ちょっと変わった趣の即売会ですが、毎回まったりと開催しています。
そんな感じなので、今回は初めて、「画房らぁぎにぃ&工房しのわずりぃ」として、参加をします。「画房らぁぎにぃ」では、図書館等の公開してるデジタルアーカイブの中でも、著作権が切れて一定の条件でだれでも使用ができるオープンデータを使ってGOODSをつくっていますが、なかなか勅参できるイベントがありません。今回は主宰者が同じ「工房しのわずりぃ」のスペースに同居します。エッセイマンガと切り絵GOODS、そして、オープンデータGOODSと今までより更にバラエティ豊かです。ぜひ、一度ご覧ください。
 即売会自体は無料ですが、京都MMへの入館料が必要です。
桜は散り終わりかも知れませんが、芝生で本を読むのにいい季節ですよ。

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※スペースの写真は、昨年の「文学フリマ東京」です

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