和歌山県立近代美術館「ミティラー美術館コレクション展」
和歌山県立近代美術館の「ミティラー美術館コレクション展」に行ってきた。これは2022年10月8日(土)から12月25日(日)までの開催で、最終日の前日にギリギリ滑り込んだ。
この展示は、昨年の「インディアメーラー」でチラシをもらって知った。「ミティラー美術館」は、新潟県十日町の山奥の廃校にあり、バスも通っていないので車がないと行けない。昔から知っていたけれど、行ったことがない。近畿で収蔵作品を観ることができるのはありがたい。そして、何で和歌山なのかというと、和歌山県とインドのマハラシュトラ州が2013年に覚書きを締結して交流をはじめ、2023年が10周年を迎えるらしい。そうだったのか、知らなかったよ。しかし、インドや新潟ほどではないが、和歌山市はそこそこ遠い。約2時間半、東京へ行くのと同じくらいかかる。それに往復で200Kmを超えるので、JRだとジパング倶楽部が使えてしまう。(割引がなければ、南海を使った方が安いのだが)和歌山駅からは、バスで数分だ。
さて、行ってみると、美術館はすっかり外壁を覆って工事中……というか、外壁の塗り替え? 「美術館も博物館も開館中です」という垂れ幕がかかっていた。(和歌山県立博物館と同じ敷地内にある) 特別展の開催最後の土曜日だというのに、ゆったり空いていた。ゆっくり2周まわった。元ガー・ディーヴィーの「上弦の月を喰べる獅子」とか紙にかかれた作品は以前観たのもある。今回は、コンクリートに描いた大きな絵も多くて、新潟から運ぶの大変だっただろうなぁ。ミティラー画のほか、ワルリー画やゴンド画もあった。写真撮影OK、人も少なくて撮りやすい。スーベニールでワルリー画の解説図録とガンガー・デーヴィーの作品集を購入、「ミティラー美術館」の最新施設案内パンフレットは売り切れていて残念だった。ランチはミュージアム・カフェでいただいたが、ここも空いていた。
常設展もまわって、そのあと、南海和歌山市駅まで歩いて、近畿初のツタヤ図書館になった和歌山市民図書館にも行って帰還した。
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