瀬戸内国際芸術祭2022 秋の巻(3)3日目 高松市立美術館と女木島名画座ツアー
3日目の10月28日(土)は、もうひとつ申し込んでいたオフィシャルツアー「女木島名画上映会」に参加するのだが、これは集合13時40分、解散20時40分という遅いめのプログラムだ。
午前中どうしようかと思ったが、まず大島の朝イチの船に乗れば、集合時間まで帰って来れると思ってアタックをかけたが、港に着いたときは既に整理券配布が終了していた。そこで、高松市美術館に行ってみることにした。10月1日(土)から11月6日(日)まで「フラジャイル—ひそやかな風景−」という特別展が開催されていた。予備知識なしで行ったけれど、瀬戸芸にあわせたような現代アートがいろいろ展示されていて面白かった。
さて、今日のメインイベントのオフィシャルツアー「女木島名画上映会」は、作品のひとつである「女木島名画座」でホントーに映画を観る、おまけに上映する『アートなんかいらない!』の山岡監督と北川フラムさんのアフタートーク付き。また、泊まったときしたいただけない民宿「鬼旬」の夕食と、定期便が終了したあとの夜の風景と作品の夜間鑑賞もついている盛りだくさんな内容だ。
オフィシャルツアーはこえび隊のガイドさんがつくので、作品にまつわるエピソードとかお話をしてくれる。アーティストの希望に見合ったいい場所を探して、借りる交渉をするのもなかなか一苦労らしい。
ニコラ・ダロ「ナビゲーションルーム」 アーティストが海の見えるシチュエーションを希望したらしい
小谷元彦「こんぼうや」 ガイドブックには「未定」と書いている
『アートなんかいらない!』はアートの意味を探ったいろいろなインタビューを組み合わせたドキュメンタリー映画で、2部構成だったのを1作に再編集した特別編集版。作品中に荒川修作さんの天命反転アパートが出てきて、室内の様子がでてきた。養老天命反転地は行ったけど、三鷹の天命反転アパートは行ったことがない。暮らすのは無理でも、いつか見学だけでも行ってみたいなあ。
夕食は、ツアーの人数が多いので、女木島名店街内のカフェに「鬼旬」の大将が料理を運んでくださって、いただいた。闇に浮かび上がる「女木島名画座」、ネオン輝く「女根」、薄闇の中の「不在の存在」とふだん観られない島の夜が楽しめた。
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