瀬戸内国際芸術祭2022 春の巻(3)沙弥島・与島編
5月17日(火)はオフィシャルツアーで、沙弥島、与島と鍋島灯台、五色台の瀬戸内海歴史民俗資料館に行った。高松の集合場所で、受付と検温をしてリストバンドをうけとる。この検温スポットは要所要所にあり、毎日まず、検温してリストバンドを受け取るところから始まる。後で知ったが、このリストバンドは毎日色がちがうそうだ。昨日、四国村の入り口でも検温してもらったが、場所によって色がちがうというわけではなかったのだ。
このコースは島といっても、沙弥島は埋め立てられて地続きになっているし、与島は瀬戸大橋の途中で降りられるので、移動は船ではなくバスだ。実は沙弥島のオフィシャルツアーは2019の時も参加している。その時は、瀬居島・屋島がセットされていたが、今回の与島や瀬戸内海歴史民俗資料館と、車がないとなかなか行きにくいところに連れて行ってもらった。
沙弥島は、旧い民家に展示する南条嘉毅(よしたか)の「幻海をのぞく」、レオニート・チシコフ「月への道」が新作。後者は与島のバス停と鍋島灯台のなかにも配置されている。沙弥島は3年前に比べて、作品数も来場者も少なく、ちょっとひっそりしていたが、あまり大きな変化はなかったような気がする。
与島は通常はパーキングエリア以外は住民の車しか入れない。鍋島灯台は、年に一度,灯台の日(11月1日)前後の日に一般公開されていたが、2021年7月1日(木)から鍋島灯台が当面の期間開放された。瀬戸芸で作品が展示できるようになったのは、これが引き金かもしれない。鍋島灯台は海上保安庁の管轄だが、一般公開については坂出市観光協会のHPの情報が新しい。ただ、海上保安庁の高松海上保安部のHPには「ホームページによるバーチャル見学会」があって、移設された四国村に退息所解体の様子などがアップされていて面白い。パーキングから作品のある浦代バス停はバスが往復している。私たちはオフィシャルツアーなのでそのままバスで入ることができた。バス停と鍋島灯台は突堤を通って歩いて往復できる。
瀬戸内海歴史民俗資料館は、1973年設立の歴史のある、いたってマジメな民俗資料館だった。元館長さんが「いくらでもしゃべれる」という感じで、いろいろ説明してくださった。しかし、車でないととても不便な場所だ。夕方16時30分頃高松に帰着。
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