2年ぶりの民博 特別展示「ユニバーサル・ミュージアム」と企画展「躍動するインド世界の布」
11月6日に、ほぼ2年ぶりに万博公園の民博に行ってきた。そんなに行ってなかったっけ? Blogを繰ってみたら、2019年8月29日〜11月26日に開催されていた特別展「驚異と怪異」に行って以来のようだ。たしか、その後に行きたい映画会があったけれど、申し込む前にコロナ禍で中止になってしまった。
今回観に行ったのは、9月2日(木)〜11月30日(火)開催の特別展「ユニバーサル・ミュージアム」と10月28日(木)〜2022年1月25日(火)開催の企画展「躍動するインド世界の布」。
「ユニバーサル・ミュージアム」は「さわる(触)」をテーマにした類をみない展示だった。今までも化石や石等の展示品の一部を「触れます」と公開している展示はあったが、丸ごとそれをテーマにした展示には行ったことがなかった。視覚障害の来館者も複数お見かけした。ふだん視覚に頼っている私たちより、もっと触覚に鋭い視覚障害の人が触るとよる深い鑑賞ができるのだろうなあとちょっと羨ましい。展示の性格上、いくつかの作品が「調整中」になっていたのはお慰み。このコロナ禍の時期に「よくやってくれた」と思うものだった。そして、チラシも秀逸! 透明な点字がついているのだ。
常設展の中にある「躍動するインド世界の布」も見応えがあった。単に布を並べているのではなく、布の材料た織物の器具を展示していたり、映像で制作工程が説明されていたりした。以前にタラ・ブックスの展示でもみて、本は高価すぎて手が出なかった女神の布も展示されていた。
常設展示も全体的にいくつかリニューアルされていた。配置が変更していたり、入れ替えがあった。現代の展示品が増えた感じ。液晶の案内が新しくなっていた。休憩処にあったいろいろなヘンな椅子がなくなっていて、フツーのスツールになっていたのはちょっと残念。スーベニールもレイアウトが変わっていた。レストランから通常のエスニックメニュー(ナシゴレンとかガパオライス)がなくなり、フツーのメニューになっていたのもちょっと残念。
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