京都市京セラ美術館に行ってきた
イベントはまだまだ復活しないが、美術館・博物館は徐々に開館を始めた。春にオープン予定だった施設も2〜3ヶ月遅れで起動をはじめている。ネーミングライツで「京都市京セラ美術館」になった市美も5月26日にオープンした。締結は2017年2月1日、契約は京都市美術館リニューアルオープンの日から50年間で、金額は50億円(税別)という。
オープンしたものの、当初は、京都府民限定でネットか電話の予約が必要だ。幸い京都府民なので、人の少ない今のうちに新しくなった建物をみてこようと思って、5月30日(土)に予約を取った。この時点での展示は2種で、半分建物見たさだったので、料金の安い「コレクションルーム春期」の展示にした。
入場時間より早く着いて、まず、建物の外回りを1周した。動物園側の方に新しい展示棟が建っていて、その屋上はテラスになっていたが、だれもいなかった。池に茶室があって、「暑かろう」と思ったら、期間限定のこれも作品だった。
さて、入口はスロープを降りて地下になっていた。入場枠の15分前だったが、既に入場可能になっていた。入口に体温を測る即席ゲートができていて、中に入るとチケット売り場があった。右側にカフェ、左側にスーベニール、階段とEVで1階に上がると、以前の中央にある天井の高い展示室だった。この共有エリアが自由に出入りできるようになるのはいつ? 建物は、展示室以外は中庭にある作品も含めて写真がOKだった。以前の1階の入口や2階の展示室は近くまで行けるが閉鎖されていた。動物園側は出入り口ではなく、新しい展示棟へのガラス張りの通路になっていた。特別展はそこでこれからはやっていくのかなぁ。ただ、美術館全館使うような芸術系の大学の卒展とかやるにはちょっとやりづらい気がするんだが。
市美の地下フロアーは、以前「パラソフィア」の展示会があったときは昔の食堂とか鬱蒼とした暗い空間が広がっていたのに、あの胡散臭さが跡形もなく、白を基調にとてもきれいになっていた。いや、リニューアルの方針としてはいいんだろうけど、個人的にはちょっと残念。
帰りに、せっかくなので、新しいカフェでちょっと高めだけどおしゃれなランチをいただいた。私は「京の素材のおがずプレート」、連れは「サルシッチャプレート」(サルシッチャはイタリアのソーセージのこと)珈琲も美味だった。
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