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2020年3月11日 (水)

タカアシガニを食べに戸田(へだ)に行ってきた(その1)

 「今年こそカニ食べたい……」 でも、子持ちになってカニ旅行は1回行っただけで懲りた。自分でカニの身をばらせない子どもといっしょに行くのは手間がかかって、いや。そろそろ息子も自分のことは自分でできるほど大きくなったが、家族で行こうとするとどうしても週末になってしまう。自分の土日出勤のシフトが決まるのが1ヶ月をきってしまうことが多くて出遅れてしまうし、家族全員の予定が合う週末も少なくて、ピンポイントとなり、なかなか宿がとれない。そんなこんなで20年ほどカニを食べていない。カニといえば、関西なら山陰や北陸のほうの越前ガニ、松葉ガニなんだが、今年もやっぱり1月終わり頃に2月23日(日)24日(月・祝)の日程でさがしても、コロナウィルスの影響をものともせず、宿がとれない。(あまりに高い宿は敬遠しているかもしれないが)
 ……そんな時、ふと気がついた。そうそう、深海魚も冬が本場。タカアシガニも冬だっけ。静岡の戸田タカアシガニが食べられる宿があるらしい。そっちの方も調べてみよう。……と思ったら、空いている宿があった。先日の竹島水族館とあわせて、『ギョギョっと深海魚』のVol.2ができるじゃないの! ……と、まるで取材旅行のような1泊2日のカニ家族旅行を計画した。
 さて、戸田ってどう行くのよ? と、ジョルダンくんに聞いてみたら、京都から新幹線ひかりで三島(120分)、三島から修善寺まで伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線(40分)、修善寺駅から戸田まで新東海バス(50分)と乗り継いで、約4時間ほどかかる。沼津より遠いぞ。……いや、戸田も沼津市なのだが。いわゆる「平成の大合併」で2005年に田方(たがた)郡戸田村から沼津市に編入合併されたので、沼津市の南の端っこに位置する。

 1日目は戸田に着いてから昼ごはんを食べようという計画をしたが、ネックになるのはバスが2時間に1本しかないことだ。早起きをして、7時45分の新幹線に乗った。ひかり号はガラ空きだったが、静岡の各駅から少しずつ人が乗ってきた。駅に停まるたびに、5分ほど停車して、のぞみ号に追い抜かされる。伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線は三島から修善寺までの単線の私鉄なのだが、JR東日本が乗り入れをしているので、切符は京都から修善寺まで1枚で購入ができた。修善寺駅に降りたら、駅には鉄道むすめがいるし、売店には温泉むすめがいるし、電車とバスにはラブライブ、萌えてるなあ。戸田行きのバスは途中の修善寺温泉辺りで乗り降りがあるが、あとはのどかに、けっこうな山越えをして戸田に着く。

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 バス停の前には深海魚食堂があって、いかにも!とは思うが、横のコンビニは潰れているし、いちばん近くの宿も廃業している雰囲気。う〜ん。でも、今晩お世話になる宿「山市」の近くには、漁協の直売所もあり、観光客らしき車も多い。ナンバープレートをみると、どうも、ここら辺は東京近辺から車で来るのが多いみたいだ。宿に荷物を置いて、「駿河湾深海生物館」を目指して歩く。途中の「丸吉食堂」で黒ムツ煮魚定食(でも刺身もついている)をいただく。家族は天丼。けっこう賑わっている。タカアシガニは昼食でも予約がいるようだ。
 歩いているうちに、港の向こうに富士山が見えてきた。御浜岬の先っちょにある「駿河湾深海生物館」へ行くまで、ほとんど観光客はいないし、売店どころか、地元の人にもあまり会わない。途中に海水浴場やキャンプ場があるが、冬は開店休業状態。東京大戸田蔭館という東大の施設があるが、これも夏の施設のようだ。閑かな小道を通って、「戸田造船郷土資料館・駿河湾深海生物館」に着いた。この2施設はひとつの建物に収まっている。実は事前にネットで調べたら、標本ばかりで生きた生物がいないとか、施設が古いとあまりいい情報がなかったので、期待はしていなかったのだが、思ったよりひどくはなかった。建物は古いが、標本は比較的キレイだ。また、訪問した日は、2月23日で「ふじさんの日」だからと入場料が無料になっていた。入場料は200円なんだが、その心意気が嬉しい。100円ではもったいないようなパンフレットもあった。併設の「戸田造船郷土資料館」は幕末の日本に来航したロシアの「ディアナ号」が、安政の大地震による津波で大破し、後に沈没。残されたロシア人と戸田の船大工が協力して西洋式帆船「ヘダ号」を完成させた史実を紹介している。和歌山の串本で遭難したトルコの船エルトゥールル号を救助した逸話を連想してしまった。あ、この近辺には生きた猫がいた。帰りは駿河湾の方の道を歩いてみたが、港の穏やかさに比べて、湾の波はけっこう大きかった。

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 そして、腹ごなしの散歩も終えて、宿に帰る。コロナウィルスの影響はどうか聞いてみたが、それほど大きな宿ではないが、本日は満室らしい。さあ、今晩はいよいよタカアシガニだ。

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