瀬戸内国際芸術祭2019 秋の巻(高松から伊吹島へ)
犬島から岡山にもどって、ここからは「せとうち岡山・香川パス」を使って、高松で泊まり。夕食は前回居酒屋メニューを頼んでしまった「おふくろ」で、ごはんとお汁と小鉢で、ちゃんと夜ごはんをいただいた。翌朝の朝食は、早くから開いている駅前のお店で朝うどん。
2日目は、3年前に西の4島で唯一行けなかった伊吹島を目指した。まず、JRで高松から観音寺まで行く。追加を払えば特急にも乗れるのだけれど、駅から港へのバスと船の時間をみると、そんなに急いでも同じなので鈍行を乗り継いで、たどり着いたのは12時前だった。今夜の宿の春日旅館は港のすぐそばなので、荷物を先にあずけてから島を散策することにした。伊吹島も男木島に負けずおとらず坂の島で、港には住民のバイクがずらりと並んでいて、年配の人も自転車代わりにバイクで島中を移動している。そして、あれ?ここもネコがいっぱい。あちこちに気ままに寝転んでいて、人慣れしている。港で買ったお弁当を、伊吹八幡神社の境内で食べようとしたら、後ろからネコがひょいと出てきてビックリした。
それが目的で来たわけではないが、ちょうど日時が合ったので、jikuによる『島膜_Ibuki』というパフォーマンスも観ようと思ったら……ガイドブックと場所が変更になっていて、いりこ桟橋やいりば(いりこの加工エリア)を40分かけてぐるりと歩くことになった。今回はホームページのチェック以外に、瀬戸芸のアプリも入れて、スマホでも当日までみているのだけど、そのようなアナウンスはなかったが? 時間に余裕をみていたので間に合ったし、まあ、いいけど。港の風景はいろいろ楽しい。ここのお土産のメインはいりこなので、大小粉の袋入りのいりこを購入した。
作品では、「伊吹の樹」が砲戴様(酉島伝法の『宿借りの星』参照)のようですごく気に入った。瀬戸芸の観光客はあまり伊吹島に泊まらないようで、15時をすぎるとすっと人気が引く。早々と閉めてしまう店も多いが、作品は回りやすい。「伊吹島ドリフト伝説」も、その時間帯は空いていて、乗せてもらったが、なかなか難しくて、私は下手っぴだった。宿の食事は海のものを中心とした和食で、夜のひっそりした港をみて、朝の8時40分のフェリーで伊吹島を離れた。朝の船も空いていて、私以外はほぼ地元民みたい。その前の伊吹島8時15分着の船で、続々と瀬戸芸のスタッフが降りてきて、スタンバイする光景をみた。
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