瀬戸内国際芸術祭2019 秋の巻(高松・屋島)
3日目の最終日は、今回はほとんど素通りした高松に行くことにした。西の島をあとひとつとも思っていたが、伊吹島から船-バス-JR-バス-船-帰りの船-バス-JRで京都という連絡をたててみたら無理……というか現地にいるより移動時間が長くてもったいない。高松は、春に公開していなかった「北浜の小さな香川ギャラリー」と屋島の「四国村」の作品、時間があれば玉藻公園披雲閣で開催中の「瀬戸内アートブックフェア」に行きたいと計画したので、特急を使うことにした。「いしづち」と「しおかぜ」合体特急は、3年前に乗った「南風」と同じアンパンマン仕様だった。
高松の北浜alleyの「北浜の小さな香川ギャラリー」は港沿いの古い倉庫街が改装されて、ギュッといろいろな作品やオシャレな店が集まっている。写真は「うちわの骨の広場」、「Izumoring-cosmos of rare sugar」 カフェでキッシュをいただいた。
そのあとJR高徳線で屋島に行く。鈍行で5駅、約15分。屋島は春にオフィシャルツアーで山上の金氏徹平の作品は観たが、四国村にある作品には立ち寄らなかった。そこにある釜揚げうどんの「わら家」も有名とのことを聞いたので、そこを目指した。キッシュだけでは昼ごはんにちょっと物足りなかったので、まず「わら家」で釜あげうどんをいただいた。その後、四国村に入って、ラム・カツィールの「Suitcase in a Bottle」を観る。作品は入口からすぐの処にあったが、せっかく入場したのだからと、順路に沿って巡ってみると……、すみません、四国村をナメてました。あんなに広いとは思わなかった! いろいろな古民家などが移築されていて、1日ゆっくり過ごしてもいいくらいに広大だった。
間に合わないかもしれないと思ったが、JRより徒歩距離が短い「ことでん(琴電)」を使って高松港に戻り、玉藻公園披雲閣で開催中の「瀬戸内アートブックフェア」に滑り込んだ。矢萩多聞さんと吉田亮人さんのトークショーがあるとチラシに書いてあった。ここで、京都在住のお二人に会えるとは思わなかったので、帰りの電車の都合でトークショーは聴けないが、せっかくなのでご挨拶をした。披雲閣は、江戸時代に造られた建物を高松松平家が大正時代に再建し、平成24年に国の重要文化財に指定された後も、貸館事業をしている。広いし由緒ある雰囲気で、こんなところでブックフェアができるなんてサイコーだ。1時間くらいの滞在なのに1冊衝動買いして、後ろ髪を引かれながら帰途についた。
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