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2019年10月18日 (金)

「御寺ART元年 未景(みけい)」

 先月地元の新聞に、「御寺ART元年 未景(みけい)」というアートイベントが近所の泉涌寺で開催されるという記事が載っていた。9月4日から16日まで、9時から16時30分までで、「15日午後6時半と同8時から作品と同寺の解説ツアーがある。」と書いていた。せっかくなのでその夜間の時刻に行ってみたいと思ったのだが……さて? 夜間の部も入場料がいるのか? 必要なら昼間入ってから、再入場が可能なのか? 事前申込みが必要なのか? 泉涌寺は広いので何処に集まるのか? ……わからない。泉涌寺のホームページには何も書いていない。ググってみたら「京都文化力プロジェクト」のなかに「未景」のページを見つけたが、そこにも記載がない。小冊子のPDFもあったが、そこにもない。問い合わせの電話番号もない。家族が泉涌寺の門前を通る機会があったので、聞いてもらったが、門の受付の人は「未景」は知っていたが、15日の夜間の件は「知らない」と言われたとのこと。ホントにあるのか? この期間はオモテ稼業も忙しかったので、確認もできずその日を迎えてしまった。「ガセかもしれないけど、散歩がてら行ってみよう」と思って、夕方6時過ぎに行ってみたら、お寺のお坊さんや職員ではなさそうな人が門の受付にいた。掲示はなかったけど、ホントにやっていた。
 「拝観料1000円です」といわれて、「あれ?そうだっけ?高くなったな」と思ったんだけど、ずいぶん有料で入ったことなかったので(1月の七福神の時は無料では入れる)とりあえず、払って中に入った。本坊の中に「未景」の受付があって、チラシやパンフや作品の配置図をいただく。「ツアーの集合場所は入って左側です」とのことで、とりあえず時間が迫っているから行ってみたが、それらしい様子がない。6時半過ぎにようやく、「解説ツアーに参加する方は集まってください」と声がかかり、15人ぐらいワラワラと集まって始まった。

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 作品の作家さんが何人か在廊しているので、直にいろいろお話も聞けた。26名の作家さんは、関西や京都の人が若干多いかなとは思うけど、全国から参集している。いろいろな素材の立体から絵画、映像、インスタレーションと表現も幅広い。写真は作品はOKだが、仏様はNGとのこと。泉涌寺は夜の拝観も滅多にないし、ふだん非公開の小方丈や応接室にも入ることができた。作品は仏殿や楊貴妃観音にも展示されている。きっと、ひとりで回ったら、そのまま「ふ〜ん」と通り過ぎてしまいそうだったので、作家さんに「実はこういうところにこういうものを描き込んでいる」とか、「これはこんな風につくっている」とかお聞きした。それぞれの作家さんのお話が思いのほか長かったのか、けっこう時間が押してしまったようだった。そして、ツアーコンダクターをしていた人も作家さんのひとりだったのを、その作品の前に着いて知った。ツアーの後、「今調整に走っている」といっていた映像作品は「復帰したかな?」と思って観に行ったが、残念ながらスクリーンは黒いままだった。

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 ……というわけで、割とユルめでお手製な感じのイベントだった。寺院内の「未景」の受付には、チラシ(「未景NIGHT」というらしい)や紙版の小冊子があって夜間ツアーの記載もあったが、あまり広く不特定多数に知らせようというつもりはなかったのかもしれない。私も歩いてくれる距離でなければ、あるかどうかわからないイベントのために電車やバスを使って来ることはなかったと思う。なお、拝観料1000円というのは、泉涌寺の拝観料500円に本坊の普段入れない特別拝観コースの500円が加わったもののようだ。
 終了時には、泉涌寺の屋根の上には満月に近い月がキレイに輝いていた。

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