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2019年10月

2019年10月21日 (月)

「日輪の翼」神戸公演

 やなぎみわさんのステージトレーラーが神戸にやってきた! 10月4日(金)〜6日(日)に神戸市中央卸売市場特設会場「日輪の翼」を上演する。「日輪の翼」は、2016年に高松と大阪での公演を観た。2017年には京都でも公演を予定されていたが、4日間のうち、2日が台風のため中止になり、観ることができなかった。
 そして神戸、またも水際での公演になる。今度はどんな舞台装置だろうと思ったら、岸壁に横付けした船に客席と舞台の前半分を設置、後ろ半分の舞台車は岸壁につけて渡り廊下をつけている。市場を通り抜けて、船に乗る感じで、客席に向かう。船の橋の袂ではやなぎさんがお迎えしてくれる。
 風は強くなく、天候は晴れ、暗くなると月も港の灯りも美しい。鳥の鳴き声から舞台が始まる。出演者は以前と変わりがないようだ。少数精鋭、ひとりで何役もこなし、みんな芸達者で個性的。私のご贔屓のアクの強い田中さん(上川路啓志)もご健在。今回は一遍上人が遊行した神戸で、時宗の踊り念仏のお坊さんもゲストに加えて上演で、それで少し演出を変えているところがある。
 今回は金曜日の夜だったせいか、上演中も舞台車の横を、市場の荷物を積んだトラックが何台も建物の角を曲がって通っていくのが、不思議な空間だった。

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2019年10月19日 (土)

民博特別展「驚異と怪異」

 万博公園の国立民族学博物館(民博)で、8月29日から11月26日まで特別展「驚異と怪異 想像界の生きものたち」が開催されている。民博の今までの常設展や特別展から妖しげなものを総力を集めたような力を入れた展示だ。いつもの特別展ホールだが、いつもより上から下までギュッと詰め込んだ感がある。写真もフラッシュなしならOKだが、写真なら図録の方がいい。詳しい解説もついているし。今回の図録は河出書房新社から発行されていて、書店売りもしているので、重さに負けて先に買ってしまった。でも、本の写真でなく、ホンモノの展示は段違いに迫力がある。
 今までも観たことのある、お面や凧、イヌイットの文様やティンティンガやアボリジニの絵画等もある。千葉の国立歴史民俗博物館(歴博)で2015年にやっていた「大ニセモノ博覧会」でみたときは1体だった人魚のミイラも同類を含めていっぱいいた。SF大会の「SF古代生物の部屋」で聞いたばかりのメガドロンにここでまみえるとは思わなかったが、ちゃんと歯のウラオモテを確認することができた。(メガドロンは図録に載っていなかったが、何か理由があるのかな)借り受けものもいくつかあって、特に湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)所蔵のが目についた。ここもいつか行ってみたいなぁ。広島にあるらしいが、車がないとちょっと不便そうなところにある。
 併設のレストランは、毎回特別展にちなんだメニューをつくるのだが、今回はドラゴン風にアボガドをアレンジした巻き寿司「ドラゴンロール」だった。これで1800円はちょっとお高め。
 ああ、それと消費税10%の影響で、今回の展示から拝観料が特別展880円に値上がった。みんぱくフリーパスや友の会会員もちょっと考えたが、やっぱりサラリーウーマンの間はそれほど来れないなあと思ってあきらめた。

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2019年10月18日 (金)

「御寺ART元年 未景(みけい)」

 先月地元の新聞に、「御寺ART元年 未景(みけい)」というアートイベントが近所の泉涌寺で開催されるという記事が載っていた。9月4日から16日まで、9時から16時30分までで、「15日午後6時半と同8時から作品と同寺の解説ツアーがある。」と書いていた。せっかくなのでその夜間の時刻に行ってみたいと思ったのだが……さて? 夜間の部も入場料がいるのか? 必要なら昼間入ってから、再入場が可能なのか? 事前申込みが必要なのか? 泉涌寺は広いので何処に集まるのか? ……わからない。泉涌寺のホームページには何も書いていない。ググってみたら「京都文化力プロジェクト」のなかに「未景」のページを見つけたが、そこにも記載がない。小冊子のPDFもあったが、そこにもない。問い合わせの電話番号もない。家族が泉涌寺の門前を通る機会があったので、聞いてもらったが、門の受付の人は「未景」は知っていたが、15日の夜間の件は「知らない」と言われたとのこと。ホントにあるのか? この期間はオモテ稼業も忙しかったので、確認もできずその日を迎えてしまった。「ガセかもしれないけど、散歩がてら行ってみよう」と思って、夕方6時過ぎに行ってみたら、お寺のお坊さんや職員ではなさそうな人が門の受付にいた。掲示はなかったけど、ホントにやっていた。
 「拝観料1000円です」といわれて、「あれ?そうだっけ?高くなったな」と思ったんだけど、ずいぶん有料で入ったことなかったので(1月の七福神の時は無料では入れる)とりあえず、払って中に入った。本坊の中に「未景」の受付があって、チラシやパンフや作品の配置図をいただく。「ツアーの集合場所は入って左側です」とのことで、とりあえず時間が迫っているから行ってみたが、それらしい様子がない。6時半過ぎにようやく、「解説ツアーに参加する方は集まってください」と声がかかり、15人ぐらいワラワラと集まって始まった。

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 作品の作家さんが何人か在廊しているので、直にいろいろお話も聞けた。26名の作家さんは、関西や京都の人が若干多いかなとは思うけど、全国から参集している。いろいろな素材の立体から絵画、映像、インスタレーションと表現も幅広い。写真は作品はOKだが、仏様はNGとのこと。泉涌寺は夜の拝観も滅多にないし、ふだん非公開の小方丈や応接室にも入ることができた。作品は仏殿や楊貴妃観音にも展示されている。きっと、ひとりで回ったら、そのまま「ふ〜ん」と通り過ぎてしまいそうだったので、作家さんに「実はこういうところにこういうものを描き込んでいる」とか、「これはこんな風につくっている」とかお聞きした。それぞれの作家さんのお話が思いのほか長かったのか、けっこう時間が押してしまったようだった。そして、ツアーコンダクターをしていた人も作家さんのひとりだったのを、その作品の前に着いて知った。ツアーの後、「今調整に走っている」といっていた映像作品は「復帰したかな?」と思って観に行ったが、残念ながらスクリーンは黒いままだった。

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 ……というわけで、割とユルめでお手製な感じのイベントだった。寺院内の「未景」の受付には、チラシ(「未景NIGHT」というらしい)や紙版の小冊子があって夜間ツアーの記載もあったが、あまり広く不特定多数に知らせようというつもりはなかったのかもしれない。私も歩いてくれる距離でなければ、あるかどうかわからないイベントのために電車やバスを使って来ることはなかったと思う。なお、拝観料1000円というのは、泉涌寺の拝観料500円に本坊の普段入れない特別拝観コースの500円が加わったもののようだ。
 終了時には、泉涌寺の屋根の上には満月に近い月がキレイに輝いていた。

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2019年10月16日 (水)

映画「ホテル・ムンバイ」

 「ホテル・ムンバイ」 HOTEL MUMBAI 123分 オーストラリア・アメリカ・インド 2018年  これは、ロードショー館でかかっていた。2008年にムンバイのタージマハル・ホテルがテロリストに占拠され、炎上し多くの死傷者を出した史実をもとに創られている。舞台がインドで、インドの俳優もたくさん出ているが、これはインド映画じゃない。作品としては緊張の糸を緩めないハラハラドキドキの連続で、とても面白かった。だからインド映画でなくても全く問題ないのだが、観た後の印象がアメリカのサスペンス映画ようだった。歌とダンスのシーンもなかったし。パンフレットを見ると、監督はオーストラリア出身で、スタッフも米や豪のメンバーが多い。俳優陣はとてもグローバルなラインナップだが、主人公といわれているホテルの従業員アルジュン役のデヴ・パウルはエンドロールでは俳優の5番目くらいに名前が出ていたので「ん?」と思った。彼は制作・総指揮も務めたというから、他のセンパイの俳優さんに順番を譲ったのだろうか。
 ストーリーはホテル従業員、滞在客、テロリストの側面を丁寧に描いている。史実をもとにしているとはいえ、ストーリーやキャラクター設定も整理され、わかりやすくしている。本当はもっと、籠城は長かったし、アルジュンも複数の人物をまとめたキャラクターだというし、滞在客の設定は創作だろうなあと思う。特に、ロシア人の実業家はいやな奴で登場し、しかし陰では人情味があり、それでいて状況判断が的確なのは実は元特殊部隊だったという何処をとっても死亡フラグ立ちっぱなしのキャラだが、美味しい役だった。あとでパンフを見たら、ハリー・ポッターのマルフォイのお父ちゃんだったジェイソン・アイザックスだったのか! 料理長のアヌパム・カーも年季の入ったプロの姿がかっこよかった。それに名もない若い人生経験も少ないテロリストたちも印象に残った。イヤホンの携帯からの指示で動かされ、所持品確認のため女性の死体の身体に手を入れることもためらい、水洗トイレに驚き、親に「ちゃんと金と受け取って」と電話をしながら、無表情に銃を撃つ。無知と純粋さと冷酷さが入り混じり、大量殺人者なのに哀れさを感じてしまう。

 

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2019年10月15日 (火)

映画「ヒンディー・ミディアム」

 「ヒンディー・ミディアム」Hindi Medium 132分 ヒンディー語 2017年
先の「あなたの名前を呼べたなら」と同じく京都シネマで鑑賞。最近は年に何回かあちこちでコンスタントにインド映画がかかっていて嬉しい。しかし、世間の休日なのに、整理券番号は10番。こんなに少なくて大丈夫か? 上映が始まる頃には座席は半分くらい埋まっていた。
 娘を「ヒンディー・ミディアム」(ヒンディー語で授業を行う公立学校)ではなく、「イングリッシュ・ミディアム」(英語で授業を行う私立学校)に行かせたい両親のお受験ドタバタコメディ。そんなに目立つ俳優ではないけど、渋い演技をするイルファーン・カーンが父親役。デリーの下町で衣料品店を営んでいるミドルカーストの親子が主人公で、映画の中で、高級富有層や低所得者層のエリアに引っ越ししてなりすましたりと、根底にあるのは「あなたの名前を呼べたなら」と同じインドの貧富差のある社会を浮かび上がらせている。そして、それとともに親の出自も問われるお受験戦争に直結してて、笑わせながらも深いな〜と思う映画だった。

2019年10月14日 (月)

映画「あなたの名前を呼べたなら」

「あなたの名前を呼べたなら」SIR 99分 ヒンディー語・英語・マラーティ語 2018年
ほぼ一日使って、台所の掃除をしたあと、夕方からのインド映画に向かう。ファーストディだったので、早めにチケットを取りに行ったが、充分余裕だった。パンフレットを先に買って、観る前にちょっと腹ごしらえ。
 細かな伏線がある丁寧ないい映画だった。カーストとはまた違う貧富の格差による社会の壁が分厚い。決して御曹司のアシュヴィン(ヴィヴェーク・ゴーンパル)に思いやりがないとかいうわけではなく、しかし、メイドであるラトナ(ティロタマ・ショーム)が望んで頑張れば対等の位置に立てるというわけではない。その社会構造はそんな努力と情愛でなくなるほど簡単なものではないけれど、ラストにはその意識を覆そうという作り手の意思が感じられる。
 原題の「SIR(サー)」(英語圏での男性への敬称)をこの日本語タイトルにしたのは、すごく意を汲んでいるなあ。

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2019年10月13日 (日)

第1回インド大映画祭

 時系列が前後するが、最近観たインド映画について、続けてアップしたい。
 まず、9月7日(土)から20日(金)に、大阪のシネ・ヌーヴォで「インド大映画祭」が開催されていた。第1回? 今までも「インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン(IFFJ)」や「南インド映画祭」、「インディアンシネマウィーク」といったインド映画祭があったが、今回は主催が変わっての第1回のようだ。今回は7作品上映で、パンフレットがなくて、チラシの少ない情報しかないのだが、全部ヒンディー語以外のインド映画で、2004年から2018年と新旧取り混ざっていて、私の知識ではあまり知ってる人がいない。ヴィジャイ、アヌシュカ・シュッティ、スーリヤぐらい。そして、なかなかスケジュールが厳しいが、その中で、「24」「眠り」「ヴィクラムとヴェータ」の3作品を鑑賞した。

「24」164分、タミル語 2016年
スーリヤが、主人公と主人公の父親、父親の双子の弟のひとり3役をこなす、タイムトラベルもののSF。しかし、SFの理論武装をしようとは思っていない気がする。CGいっぱいのSFテイストのコメディだと思うことにしたら、細かいことは突っ込まずに、楽しく観ることができるぞ。

「眠り」Nidra 100分 マーラーヤラム語 2014年
仕事帰りに観るにはなかなかしんどい映画だった。ごめん、時々うつらうつらしてしまった。この作品はネット上でも全くといっていいほど情報が見つからない。チラシによるとシッダールト・バラダンという人が監督も主演もしている。内容は……う〜ん、ナゾだわ。

「ヴィクラムとヴェータ」Vikram Vedha 141分 タミル語 2017年
これは相当面白かった。ストーリーの展開がバツグンで、「おっ、そう来たか!」というようなどんでん返しが次々起こる。ヴェーダ(ヴィジャイ・セードゥパティ)が絶対的な悪かと思ったらそうじゃなくて、なかなかいい役まわり。主人公の警察官のヴィクラムのR・マーダヴァンは「きっと、うまくいく」の3バカのひとりだったことは、見終わった後、ネットで知った。あの時はもっと丸顔じゃなかったか? すごく精悍でかっこよくなってるけど。他にも肉付きのいいヒゲ面のおじさんがもりもりでてくる。そのおじさんたちの男っ気ばかりでの歌とダンスのシーンがあるのはインドだなぁ。今回のイチオシだった。

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2019年10月 6日 (日)

瀬戸内国際芸術祭2019 夏の巻(小豆島)その4 −三都半島−

 今日は朝から雨模様だったが、宿に荷物を預けて、それでも午前中は傘いらずで三都(みと)半島をまわってきた。現地配布の冊子に路線バス来た人限定で神浦(こうのうら)バス停の「島の家こうのうら」から無料巡回車があると書いてあったが、探す暇もなく、降りたらすぐに案内人が待ち構えていて、2台の車に分乗して、比較的遠い場所にある3カ所の作品に連れて行ってくれた。そのうちのひとつ「山声洞」から道々の作品を観ながらバス停までもどるとだいたい2時間後の帰りのバスに間に合うという寸法だ。助かります、ありがとう。三都半島の作品は木材、流木を使った作品がいくつかあって印象に残った。木材の小山のような「潮耳荘」フリオ・ゴヤの「自然の目「大地から」」田中圭介「Utopia dungeon」等。

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 帰りは、降りるひとつ前の小豆島ふるさと村バス停で降車し、康夏奈の「花寿波島(はなすわじま)の秘密」を鑑賞。ロート状の海と島の作品だ。この小豆島ふるさと村は売店・レストラン・キャンプ場・プール・農園・セミナーハウスと総合型レジャー施設で、ロッジをぬけると国民宿舎とつながっていたのだった。遅めのランチで、産地でしかたべられないという「生そうめん」をいただいた。もっちりと美味しかったが、あまり乾麺と際だったちがいはないような…… 荷物を回収して、バス停に向かう途中でそれなりに雨が降ってきたので、フェリーの予定を一便早めて、福田港から姫路港への小豆島フェリーで帰ることにした。フェリーは約1時間と短かいが、姫路港からJR姫路までのバスの連絡がイマイチ悪かった。

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 前回も感じたが、瀬戸芸の島の中では、小豆島がダントツに大きい。コンビニもレジャー施設もあるし、信号もあるし、「ここは都会だなあ」という感じがする。そして、ここは車があった方が断然便利。路線バスも計画的に使えばそれなりに効率的に回れるが、四海とか北浦、戸形、二十四の瞳映画村とかの作品数が少なくてちょっと離れた場所までつぶさには回るのはしんどい。でも、今回もいろいろな島の風景を楽しめてよかったよ。

2019年10月 5日 (土)

瀬戸内国際芸術祭2019 夏の巻(小豆島)その3 −草壁、福田、大部−

 2日目は、ホテルの送迎バスを池田港までお願いしていたが、今晩の宿泊である国民宿舎小豆島に先に荷物を預けようと近くで降ろしてもらった。国民宿舎小豆島は、三都半島に近いと思って、地図の位置で決めてしまったが、実はバス道路から建物の玄関に着くまで300mほどの登り坂があった。車なら気にしないだろうが、くそ暑い真夏に歩きはしんどい。ちょっと失敗した。
 今日のメインは3年前に月曜日に行って撃沈した福田。福田は福武財団が出資しているので、直島と同じく月曜日が全地域休業日になっていたのだ。宿に荷物を置いたら、国民宿舎前のバス停は福田に行くバス路線と違うので、池田港まで歩く。小豆島バスの2日間フリー乗車券は、坂手港の瀬戸芸案内所では「バスの運転手が売っている」と言っていたが、池田港にいたバスの運転手さんは持っておらず、「池田港のフェリーチケット売り場に売っている」と教えてくれた。場所によって扱いが違うのか? ともあれ、無事ゲットしたが、福田行きのバスは2時間に1本でちょっと中途半端。とりあえず、坂手方面に行くバスがすぐ出るので、途中の草壁港まで行って、作品をみながら時間調整をすることにした。
 草壁の作品は、古い木材や廃船を素材としたシャン・ヤンの「辿り着く向こう岸」とアートな公衆トイレだ。

 

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 その後、バスで福田港に向かう。福田のメイン施設「福武ハウス」では、廃校になった小学校の校舎で、今回2階を改装してアジア・ギャラリーが登場した。石井徹也のモチーフような立体が天井を飛んでいた。ランチはもと体育館でやっている福田アジア食堂でガパオ定食。横の神社の境内には西沢立衛の「葺田(ふきた)パヴィリオン」がある。

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その後、バスで大部(おおべ)へ向かう。このバス路線も2時間に1本なので、バスにあわせて計画を立てる。大部はあまり観客がいなくて、ゆっくり観ることができた。リン・シュンロンの新作「国境を越えて・波」は竹を使った大がかりな作品だ。もうひとつは、前回も観た竹越耕平の「小豆島の木」。バスは2時間に1本で1時間ほど時間調整で、以前にも入った食堂で飲み物を頼んで涼ませてもらった。その後、北回り福田線のバスに乗って、池田港近くまで帰ってきた。この日はフリー乗車券を十分使った。

 

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2019年10月 4日 (金)

瀬戸内国際芸術祭2019 夏の巻(小豆島)その2 −坂手・醤の里−

 1日目。今回初めて神戸港からのフェリーに乗ってみた。フェリーは約3時間20分かかるが、JRは神戸駅までなので、いちばん安あがり。「ジャンボフェリー」だけど、船はニャンコフェリー、そして船の屋上にはヤノベケンジのトらやんがいた。大学生や高校生の合宿があるのか、団体で賑わっていた。売店も混んでいたが、醤油炊き込みおにぎりを買って食べて、いちばん上層の座敷でゴロゴロ。

 

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 14時40分に坂手港に着いて、港の前にあるヤノベケンジ「スター・アンガー」を観て、案内所で秋期版の公式ガイドをもらい、情報収集をして、歩いてホテルまで荷物を置いたのが16時前。そのあと、バスで醤(ひしお)の里まで行って、ギリギリまでうろついた。以前観た作品にも再会したけれど、新作もいろいろある。ジョルジュ・ルースの写真作品は作品とともに、撮影現場が保存されていて、その家の持ち主の人がいろいろ説明をしてくれた。ハンス・オブ・デ・ピーク「静寂の部屋」も印象的。すべてが灰色のウンダーカンマーのようだが、彫像?ではなく塗装のようだ。ローザ・バルバの作品は昼間、音のインスタレーション「オーケストラ・ピット」も行って、日没後2時間ベイリゾートホテル小豆島のロビーから「ホワイトミュージアム」を観た。ホテルの人が「ライトアップがあります」と言っていたので、もっと違う何かを明るく照らすようなイメージをもっていたのだが、思ったより地味?な作品だった。

 

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2019年10月 2日 (水)

瀬戸内国際芸術祭2019 夏の巻(小豆島)その1 −承前−

 瀬戸内国際芸術祭の秋期が始まってしまったが、夏期ネタをまだ書いていない。
夏期は7月19日(金)から8月25日(日) 夏はオモテ稼業の繁忙期なので、なかなか休みが希望どおりにとれるかが厳しい。でも、今年は夏コミが落選した分、その週に出勤を集めたので、8月17日(土)から19日(月)の3連休が取れた。
 夏は、3年前に広すぎて消化不良だった小豆島をメインにしようと前々から考えていた。欲張らずに1島だけにしたら、小豆島は港が土庄港・池田港・草壁港・坂手港・福田港・大部港の6港あるので、行き方はいろいろある。所要時間と発着時間と料金を比べながら、どの港から入るか考えあぐねていたが、フェリーは予約しなくても当日なんとかなる。しかし、宿のほうは、特に土曜の夜は早めにおさえておかないと確保できない。宿のひとつは、日没の2時間だけロビーから作品が見えるというホテルにしようと決めていた。しかし、そのホテル、けっこうお高いので、連泊はやめて、2泊目はその半額ぐらいの宿に移動することにした。行きは神戸港から1泊目のホテルに近い坂手港に入り、帰りはおそらく時間が最短と思われる福田港から姫路港へのルートを選択した。
 ところで、今回フェリー会社ってたくさんあるんだと言うことを認識した。神戸−坂手−高松は「ジャンボフェリー」、福田―姫路は「小豆島フェリー」(土庄―高松も)、池田−高松は「国際フェリ−」、大部−岡山は「瀬戸内観光汽船」、土庄−新岡山は「四国フェリー」と「両備フェリー」、小豆島だけでもこれだけある。そういや、女木島・男木島に行くフェリーは「雌雄島海運」だったなあ。たくさんの会社が群雄割拠している。

 

2019年10月 1日 (火)

「下鴨納涼古本まつり」初体験

 10月になってしまった。消費税は上がるし、便乗でいろいろ値上がるけれど、粛々と8月ネタが続く……

 毎年、お盆あたりに「下鴨納涼古本まつり」が下鴨神社の糺の森で開催されている。今年も8月11日から16日まで開催された。ここらへんは長年、仕事日か夏コミ遠征かのどちらかだったので、京都の3大古本まつり(あとは、みやこめっせの「春の古書大即売会」、知恩寺の「秋の古本まつり」)の中でも、これだけは行ったことがなかった。しかし、今年は夏コミ落選で、うまく休日がはまったので、行ってみることにした。近場で、帰りはきっと荷物が増えると見越して、ペットボトルと帽子とうちわ、大きなトートバックだけという軽装で参戦。古書店は、他の古本まつりとそれほど違わないかなと思う。全部の店を丁寧にみていくのはしんどいが、何度か古本市に行くと、自分のシュミがあう本屋が嗅ぎ分けられるようになる。ざっと流しながら候補の店に当たりをつけて、すぐ買ってしまうと重たいので一度南から北へ通り過ぎて、下鴨神社の近くのカフェでランチをする。

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あまり普段ここまで北上しないので、ランチを軽めにして、その近くにある有名だけど来たことがなかった「加茂みたらし茶屋」で食後のだんごをいただく。ちゃんと、1つだけちょっと離れて刺さってるわ。

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 さて、その後通りを折り返す。あたりをつけたものから優先順位の高い順から持って帰れる分を買う。今回の戦利品は、まず、300円均一の中から見つけた洋書、アルベール・ラプラードの『クロッキー』 。綴じていない一枚ものが約50ページ。全然知らない人だったので、帰宅後ネットで検索した。仏の建築家らしいが、昔の建築家は絵も上手い。『カシミアショール』は以前、知恩寺で丹丹烏里克(ダンダンウィリク)の本を買って、こっちを諦めたのだが、再会したのでこれも運命かと。『世界帝王系図集』はひたすら世界中の王朝の家系図ばかりで400頁超え! あと、中国語の兵馬俑の本は、他の本ではきっりちとキレイな感じで写真が撮られている兵馬俑が割と粗雑に扱われているような写真が気に入った。しかし、帰ってから調べると、兵馬俑の本以外、身近な某図書館が所蔵していることがわかった。手元にほしかったので、別にいいんだけど。

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