第58回日本SF大会 Sci-con(1日目)
さて、昨年は申込みしたのにドタキャンしてしまったので、2年ぶりのSF大会だ。7月27日(土)・28日(日)に埼玉県さいたま市の大宮にある「ソニックシティ」にて開催される。ここ数年、家族旅行は卒業して、身軽になった。が、やはり多次元宇宙のSF大会なので、自分ができることは限られる。100人いれば100とおりのSF大会体験記があるので、後で「そんなことがあったのか」と悔しがるネタも多い。
最近ルーティンにしていることは、以下のようなあたりだ。
① ディーラーズルームに参加する。
② 「時刊新聞」に記事を書く。
③ 「日本SF図書館員協会」に参加する。
④ 「SF古代生物の部屋」に参加する。 あと、オープニング、クロージング、星雲賞贈賞式や気になる企画にチョロチョロと動いたら、あっという間に2日間が過ぎていってしまう。今回は地元埼玉在住の古いSF者の友人が久しぶりに参加したので、会期中にときどき話をすることができた。企画の合間はディーラーズにいるので、そこが落ち合い場所になり、また、いろいろな人が通っていくのが見られるし、近くで別の企画も開催されているし、「時刊新聞」も配達されるので楽しい。しかし、今回はディーラーズの設営をしている間に、開会式を見逃してしまった。いや、ほんと、ディーラーズのある展示場にけっこう人がたくさんいたし、放送とかもなかったのですっかり時間を忘れていた。10時過ぎに様子を見に行こうとしたら小ホールへの道に迷ってしまい、ウロウロしてやっとたどり着いたら、終了のアナウンスがあり、みんな立ち上がろうとしていた。後刻、開会式に海外ゲストのシルヴァン・ヌーヴェルさんがハーロックのコスプレで登場したことを知って、この目で見れなかったことで悔しい思いをした。
毎回、会場は暗黒星雲賞の有力候補になるので、今回も迷わないように(もう小ホールで迷ったが)、企画の場所を先に確認しておくことにした。今回は会場は貸切ではないので、フツーの人もホールや別の部屋を使っている。途中、入口に地方ヒーロー?の皆さまがSF大会の旗の下に呼び込みもしている。「コレクターズマーケット」(古本売り場)を覗いて、つい手が滑って、1冊水鏡子さんの本を買ってしまった。時刊新聞に原稿用紙をもらいに行って、つい総集編も入手。来る前から目をつけていた水玉螢之丞さんの『埼玉の恋』も無事GET。あかん、荷物が増えるばかりだ。
2コマ目の「SF古代生物の部屋」に行く。ディーラーズを無人販売にセットしてから移動するので、やや遅れて行ったら、すでに席が埋まっていて、立ち見状態だった。今年のテーマは「噛んで埼玉」。いつものメンバーに加え、ゲストスピーカーは朝比奈考古学研究所……もとい埼玉県立自然の博物館の北川先生だ。そのまま特撮TV番組に出ても違和感のない面白さで、埼玉のカルカロドンメガロドンやパレドパラドキシアのことをマシンガントークしていた。安藤先生の海外学会遠征のお話も楽しそうだった。
1日目は夕方、「星雲賞贈賞式」と「日本SF図書館員協会」と最後までなだれ込むので、ディーラーズは17時で店じまいをした。星雲賞では、訳者としての自分の受賞と著者の代理受賞と中原尚哉さんが大活躍。アート部門受賞の加藤直之さんはプラネタリウムに戦艦を描きたいとクラウドファウンディングの実行を宣言、私も後日応援したよ。自由部門の「はやぶさ2」プロジェクトは、はやぶさの2回受賞に続いての快挙で嬉しい。「日本SF図書館員協会」は悪のヒミツ組織の協会員が自らの活動を報告しあうのだが、内容は部外秘なのだ。いつも最後にくじ引きがあるので、私も景品をひとつ提供した。今回は、雰囲気を重視して、黒い紙で包装した「幽霊子育て飴」。埼玉とも図書館とも何も関係がない。
終了後、展示ホールに戻ると、SF大会弁当がまだ売れ残っていたので、ひとつ購入した。これ、カバーはいいのだけど、内容がごくフツーの幕の内弁当だったのがイマイチだったのかも。
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