5月の東京行き その2 「ショーン・タンの世界展」と「シド・ミード展」
2日目の11日(土)はまず、上井草のちひろ美術館の「ショーン・、タンの世界展」に行ってきた。ちひろ美術館はずいぶん以前(30年ほど前かも)に一度いったことがある。その当時の様子はまるで思い出せないのだが、おそらく建物が全部建て替わっているような気がする。「ショーン・、タンの世界展」は5月11日〜7月28日までの開催で、本日が初日。だけど混んでいない。鉛筆やペンの細かな原画も多く、立体作品もある。インタビューや『ロスト・シング』のアニメ映像もゆっくり観ることができた。会場内には、アトリエを再現して、そこに貼られる本人から届けられるドローイングが日々増えて行くという趣向もある。今日は初日だが、終了の頃はどうなっていたのかな。ここで、軽めのスコーンセットのランチをいただく。公式パンフは書店売りもしているが、展示会限定カードがついているということでユーワクに負けてここで買ってしまった。
その後、神田の3331 Arts Chiyoda で開催されている「シド・ミード展」に向かう。3331 Arts Chiyoda は、廃校を利用したおもしろい施設で、2012年に「大友克洋GENGA展」で一度行ったことがある。「シド・ミード展」はコミティア合わせで行けるとふんで、特装版図録付きの前売券を購入し、Twitterをフォローしてた。Twitterをみていると、予想以上に人が多くて、GW10連休終盤で一般用の図録も売り切れてしまったらしい。戦々恐々としながら15時50分頃会場に着いたら、待ち40分ほどで、1階が会場だけど、待機列は階段を4階までうねっていた。断然男子が多い。シド・ ミードって、展示全般をみて、1960年代からいろいろなプロジェクトに加わっているすごい経歴の人なんだと感じた。さらにあの緻密な未来的な絵が、すべてアナログ! 金属への映り込みもすごい! 近くで見ると、筆の跡が堪能できる。『トロン』や『ブレードランナー』、『劇場版スタートレック』の「ヴィージャー」やらいろいろな有名な作品にも関わっている。写真OK名エリアもある。私はシド・ミードというと、ずいぶん前にSF大会で『宇宙戦艦ヤマト』がデザインで蘇るとチラ見したけど企画がポシャったと思っていたことと、ターンA のひげのガンダムのデザインが当時イマイチ評判がよくなかったことを思い出す。写真OKのエリアもあるが、人が多くてなかなか撮影が難しい。スーベニールはずいぶん品数が少なくなっていたが、予約の図録は無事手に入れることができた。
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