瀬戸内国際芸術祭2019 春の巻(沙弥島・瀬居島・屋島)
令和の初日、5月1日(水)は、傘がいらない程度の霧雨で、海は靄っている。今日はオフィシャルツアーの沙弥島(しゃみじま)・瀬居島(せいじま)・屋島コースを申し込んでいた。オフィシャルツアーの企画があるのは今回初めて。妻有の「大地の芸術祭」ほどではないが、やっぱり車があった方が便利なところも多々あるし、ガイドさんにいろいろな裏ばなし的なおはなしも聴けるのでありがたい。春夏秋合わせて7コースが設定されている。そのうち、沙弥島は春期のみ開催で、前回は行けなかったので、今回はぜひ行きたいと思っていた処だ。瀬居島・屋島もつけてくれているところは、個人で電車やバスで回るちょっと1日では無理なのでありがたい。オフィシャルツアーは2チームに分かれて、それぞれ30人弱なのだが、香港やドイツからも参加していて、ガイドさんも要所要所は日、英、中で話して、すごくグローバル。
沙弥島は現在は埋め立てられて地続きになっているので、ツアーもバスを利用。西ノ浜では、前回本島(ほんじま)でもみた五十嵐靖晃「そらあみ」は据えられていた。そこから歩いて、旧沙弥小中学校では教室に南条嘉毅「一雫の海」、レオニート・シチコフ「月と塩をめぐる3つの作品」等の作品が展示、他にも中庭や前の浜にも展示作品があった。万葉会館にあった2つの展示のうち、大岩オスカール「大岩島2」は本日公開日のようで、作者さんも来島していた。偶然、道ばたで行き交って、みんなで挨拶した。「大岩島2」は油彩マジックのマッキーで全部描いたんだそうだ。もうひとつの展示の蓮沼昌宏「12島と港の物語」のパラパラ漫画は、前回もどこかで見た。何処の島だったかなあ。昼食は瀬戸大橋タワーの美咲食堂で、お弁当。「令和」のシールが貼っている。
その後、瀬居島(せいじま)に行く。そこでは瀬戸芸の連携イベント「神戸芸術工科大学アートプロジェクト」の作品が展示されている。そのうちの2作品を鑑賞。海の防波堤に描かれた「しましまうのうみ」はちょうど作者さんもいた。
最後に屋島に行く。屋島って、あの平家物語の「屋島の合戦」の屋島で、那須与一が扇の的を射たという歴史のある処。屋島寺や水族館もあるけれど、そこの展望台の広っぱに金氏撤平のどでかい作品「S.F(Smoke and Fog )」がある。半分作品鑑賞、半分周囲の見晴らしの良い景色鑑賞。車がないと絶対来ないね、この場所。
夕食はガイドさんがおススメと言っていた「おしるの店おふくろ」に行ってみた。今回は居酒屋メニューを頼んでしまったので、次回はちゃんとご飯を食べに行きたいと思った。
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