「未来への華押」京都精華大学アセンブリーアワー講演会
毎年の年度末年度初のオモテ稼業の繁忙で2ヶ月ほど更新が止まってしまった。追いつけ追い越せで書き溜めよう。
さて、遡ること2月17日、京都精華大に喜多郎さんがやってくる!というTwitterを発見して行ってきた。それも毎年恒例で行われている事前申込み不要のアセンブリーアワーの一環で開催されるようだ。折しも美術系大学の卒展のメッカ・京都市美術館はリニューアル工事の真っ最中で使えないので、2月14日から18日の期間は、大学構内で卒展も行われている。なので、行ってみると地べたにタイ焼きが寝転んでいたり、モアイが鎮座していたり、校舎内にも作品があちこちにあり、市美とはまたちょっと違った雰囲気だ。オマケにこの日は寒くて、時々ワイルドに雪が舞っていた。
喜多郎さんといえば、やっぱりNHK「シルクロード」のテーマミュージックが私の原点。あれは1980年放映だったのね〜 そのような人が多いのか、学生以外の一般入場者はけっこう平均年齢高め。講義室が広いせいか、意外と混んでいない。
講演会は3部構成になっている。
第1部 喜多郎と岡野弘幸による演奏(舞踏:入月絢)
第2部 喜多郎 音楽と宇宙映像の融合の試み「古事記と宇宙」ライブ演奏
第3部 トーク
講演会のタイトル「未来への華押」は、竹宮惠子学長の命名とか。今回はお話よりも演奏の方がメインだったが、喜多郎さん1953年生まれというと御年64歳、岡野弘幸さんは1964年生まれというと53歳。二人とも素敵なおじさまで、第1部はなかなか味のあるセッションだった。喜多郎さんは、アメリカから帰ってきたばかりで、1部2部あわせて2時間近く演奏をするスタミナがあって、お話もサバサバと面白くて、いや〜元気だなあ。ここまで音楽を生きていく姿を若い人たちも受け取って未来に引き継いでほしい。演奏が終わると、第2部で映された映像の一部が校舎の壁面に映されていた。
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