「Ghost」展と「文学フリマ京都」
やっと話題が年を越す。
昨年、体調不良で行けなかった「文学フリマ京都」が、今年も同じ時期、1月21日(日)に京都市勧業館みやこめっせで開催された。折良く、向かいのロームシアター京都で1月14日から、「文化庁メディア芸術祭 京都展Ghost」も開催されているので、ハシゴすることにした。他にもみやこめっせでは鉄道古書市、岡崎公園ではフリーマーケットなどこの週末はいろいろ賑やかに催しが重なっている。文学フリマに行くと荷物が増えそうなので、先に「Ghost」に行ってみる。17作品の展示があるのだが、インスタレーションやパフォーマンス、映像といろいろ不思議なものばかり。しかもタダ。なのに……空いていた。もったいない。一見チラシをみてもどんな展示かわかりにくいのか、万人が知るような著名な人がいるわけではないせいなのか。それに、1月14日〜2月4日までの開催だが、生きた人間のパフォーマンスの『身体のない《演劇》の空間』は1月25日まで、ミュージックサロンの映像の4作品も1月21日までと後になるとずいぶん作品が減ってしまう。要注意。
午後から「文学フリマ京都」に行く。ふだんのマンガ関係の同人誌即売会とはちょっとちがう出展サークルも多くて、「これが一期一会かも」と思うとつい散財してしまった。即売会でもよくお会いする旅行サークルの阿素湖素子さんのところで、山本真理子さんの短編物語『沖縄の北斗七星』を購入。山本真理子さんは、絵本の『ほたる』や児童書『広島の母たち』の作者で、オモテ稼業では知っていたのだけれど、なんと!ビックリ!阿素湖さんのお母様だった! こんなところでつながっていたなんて! だいぶご高齢だけど、ご息災で、この本は阿素湖さんが本にまとめて自費出版したものなのだ。また、その阿素湖さんのスペースの前で、マンガ家の鳥図明児(ととあける)さんとちょっとだけ遭遇。『虹神殿』がいちばん有名かと思うけど、私は新書館の「あなたのファンタジー」の頃から知っている。インドで出版したゴアの古民家を緻密に描写した画集を出展してるとのことで、後刻サークルスペースをお訪ねして、ゲット! 北インドの宮殿やラジャスターンの貴族の館ハヴェリとは違う南国の雰囲気がある。会場ではカレーやコーヒーの飲食ブースもあり、ランチは済ませていたので、クロワッサン鯛焼きと丁寧に淹れてくれたネルドリップの珈琲をいただいた。
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