「地獄絵ワンダーランド」とプレミアムナイト企画
いつもマジメな仏教系展示が多い「龍谷ミュージアム」。でも、今回はちょっとヘン。
「地獄絵ワンダーランド」(会期9月23日〜11月12日)のあおり文句は、「地獄のオールスターズ勢揃い!!」。そして、せっかくなので、10月9日(月・祝)のプレミアムナイト企画「地獄絵 絵解き+音解き+美解き –今夜は地獄へ行かナイト−」に併せて参加してきた。
プレミアムナイト企画は3部に分かれていて
1st 「地獄絵 絵解き」として、関学の西山克先生のお話
2St 「地獄絵 音解き」として、ファンファーレ・ロマンギャルドによる「組曲六道」の影絵付き演奏
3st 「地獄絵 美解き」として、「地獄絵ワンダーランド」の特別の夜間の学芸員の解説付き鑑賞。
というプログラムだ。
それも、1stと2stは、ふだんは入ることが出来ない龍谷大学大宮学舎本館講堂で開催された。重要文化財で、階段もギシギシとなるが磨かれた木の質感が麗しいクラシックなとてもステキな建物だ。
そこで、地獄曼荼羅の絵の意味をわかりやすく教えてもらい、影絵と音楽でムードを盛り上げて、ツノをつけている獄卒(学芸員)に案内され、東本願寺の中をショートカットで通って、照明もまぶしい展示会場へGO! 通常は17時までの開館だが、この企画だけに夜間開館をしているのだ。展示を回るのはちょっと忙しかったが、ここもツノをつけた学芸員さんが滑舌よく説明してくれる。そして、しっかりスーベニールも開いていた。参加費2000円だが、十分満足できる盛りだくさんな内容だった。
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