「ダリ版画展」「ダリ展」
「ダリ版画展」 7月9日〜9月4日 京都文化博物館
「ダリ展」7月1日〜9月4日 京都市美術館
ダリの10年ぶりの大きな展示という触れ込みだったが、10代の頃よりだいぶ情熱がさめてしまって、絶対行こう!という気にならずに、遠距離の予定を優先させてしまい、最終日の前日に二つの展示をはしごした。……そして、とっても後悔した。
午前中に家事雑用諸手続き諸連絡をこなして、午後からまず文博へ。ダリといえば、シュールだけど緻密でリアルな油絵をまず思い浮かべるのだけど、版画になるとモチーフは同じような感じでもあっさりした画面でちょっと意外。ダンテの『神曲』の挿画は点数も多く、全体にもボリュームがあったが、ゆっくり間近でみることができた。
そのあと、市美のダリ展に向かう。15時過ぎ、市美に着いたら、美術館前に人だかり!……よく見ると、7重の折り重ね列になっている。快晴な空のもと、この行列はみんな駆け込み組なのか? そんな一般的な人気があったっけか?と、ビックリした。そりゃ、そこそこネームバリューはあるけど、ルノワールやモネとちがって、けっこう好き嫌いがあるだろう?と思っていたけど、大人気だった。16時前ぐらいに入場、入り口で人数制限はしているようだが、中へ入ってもものすごい人だかりで、一番前の列はとても行けないし、びくとも動かない。二重目、三重目ぐらいでみてまわる。それでも出口にたどり着くと5時前になっていた。こんなに人が残っていてもスーベニールは5時に閉めようと頑張っているので、見回るのはあきらめて、レジの列に並んで図録だけ買って帰った。いや〜、エラい目にあった。
ところで、2005年8月から始めたこのblogもいつのまにか10年を過ぎていて、10年前の展示というのは、行っていたよ。(ああ、ホントに備忘録)「ダリ展 -創造する多面体-」 サントリーミュージアム[天保山] 2007年3月8日~5月6日なのである。
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