京都国際マンガミュージアム「萩尾望都原画展」
春に東京・銀座のギャラリーで開催されていた「萩尾望都原画展」が、京都で開催されることになった。6月18日(木)〜7月14日(火)まで。マンガミュージアム、ありがとう!
思えば、2009年〜2011年に東京・名古屋・福岡で行われた「萩尾望都原画展」は、ついに関西にはやってこなかったので、福岡まで行ってきた。今度こそやっと望都さまが京都にご降臨! ……と喜んだのだが、規模ははるかに小さいもので、原画点数の少なさにちょっとガッカリ。もともとマンガミュージアムはそれほど広い展示場はないので、ある程度は覚悟していたが、原画展は部屋ではなく、入り口近くのロビーで開かれていた。たしかにあまり観られない貴重な原画も多かったけれど、点数の総計20点足らず……う〜ん。
今回の原画展は、サブタイトルに〜『銀の舟と青い海』出版記念〜とついていて、「この本、だいぶ前に出たんじゃ?」と思っていたら、河出書房新社から今年の3月に文庫版がでたらしい。ただの文庫化かと思ったら、7作品を追加掲載してると巻末に書いていた。むむ…、ちょっとセコいぞ、と思いながら、買ってしまうファンは多いのだろうなあ。(私も) なので、展示されている原画もこの本に収録されている作品ばかりだ。……いや、『トーマの心臓』の原画もあったなあ。写植の黄ばみが古さを伝えているが、カラーも白黒も原画はとてもきれいに保存されている。
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