『超・大河原邦男展 レジェンド・オブ・メカデザイン』
3月13日から5月19日まで、兵庫県立美術館で『超・大河原邦男展 レジェンド・オブ・メカデザイン』が開催されている。3月に行ってきたのに、もう1ヶ月以上過ぎてしまったよ。兵庫県立美術館は以前、「男鹿和雄展」を開催したりして、今度は大河原さんで、けっこうアニメづいている。男鹿さんの時は2時間待ちもあったりしてすごい人出だったので、今回もどうなるか心配していた。しかし、家族で行くにはやっぱり土日でないと行けない。始まって1週間、戦々恐々として、午前中に着くように行ってみたら、それほどの人出ではなくて、ちょっと拍子抜けだった。やっぱり男性率が多かった。それも年齢層が幅広い。ガンダム世代のお父さんと息子のような組回せも多かったし、それ以上年配のオタク第1世代のような人も多くいた。なによりも感心したのは、オタクのみなさんのマナーの良さ! 最前列で舐めるように観たい人は、ちゃんと順路に沿ってならんでいる。展示ルートが折り返したり、通路を横断するときも、ちゃんとつながるように列を作っている。みなさん、自主的に行列をつくるのがとても上手。それに合わせて、他の観客もなんとなくちゃんと列をなして鑑賞している。
大河原さんのメカデザインは、もちろんガンダムが一番有名だけど、1970年代のガッチャマンなどのタツノコ作品の資料もほんとうに懐かしい。青刷りの湿式コピーがよく残っていたこと! それに、ガンダム以上にコアなファンがいるであろうボトムズの資料も多くあった。1分の1スコープドッグが展示されているのも目玉のひとつ。ダグラム、ドラグナー、レイズナー、ガオガイガー……ああ、みんないいね。
展示数はかなり多く、図録もこれまたぶ厚い。会場限定のプラモもあり、スーベニールも充実していた。
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