『ギア—GEAR-』ver.2にリピーター
夏前にブログで書いたノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR- 』が、9月からver.2にバージョンアップして上演が続いている。ver.1のときは、当日券でお試しに一度行って、もう一度今度は最前列か通路付近のいい席をねらって前売り券で行った。台詞のないノンバーバルパフォーマンスなので、これなら子どもをつれていってもおもしろそうと思って、ver.2のときは家族で行こうと思ったら、なかなか予定が合わず、やっと冬休みの年末に決行した。行った後、奇楽屋本舗さんのプレゼントの当選が届いて、1月にもう一度行った。
正直、ver.1とver.2はストーリーも舞台演出もさほど変わっていなかった。パフォーマーにバトンの人が引いて、ジャグリングが加わった。それでも、けっこうロングランして、何度もいってもいいなと思ってしまうのは、マイム・ブレイクダンス・マジック・ジャグリング・ドールの役者の配役の妙がひとつの一因かもしれない。各パートに複数いるので、毎回ほぼちがう組み合わせに出会える。4人×4人×2人×3人×3人で192とおり! 4回行っても行ける日にしか行けないし、当日Twitterなので発表される配役を見ていくわけではないから、出会えていない役者さんも多い。ドールは平本茜子さんが2回、兵頭佑香さんが2回だったが、ちょっと表情がちがう。特にラストの初めて声をあげるところ。マジックは3回連続山下翔吾さんだったが、最後に新子景視さんだった。山下さんのほうが小柄で表情がかわいい。マイムも4人中2人、ブレイクダンスも4人中2人だった。こまかいところがちょっとちがうところがあるが、アドリブがはいっているのかな? ジャグリングは2回とも酒田慎吾さんだったので、比較ができない。
最後に工場が壊れて、大きな風力エンジンから紙がとんでくるのだが、ver.1より風力が増したような気がする。いっぱいとんできた。写真は開演前と開演後なら撮っていいとのことだったが、前後でこのようにちがう。子どもをはじめ、何枚か持って帰る人も多いのではないかと思うので、途中で増量しているのかな。そうそう、ver.1の時より、冬休みだったせいもあるかもしれないが、小さな子ども連れも多かった。子ども達は素直に、マジックなどに「わあ、すごい!」と感嘆の声をあげるので、ほほえましい。演出は風力以外に光や映像やレーザーが効果的に使われている。最近名前を知った「プロジェクションマッピング」とおなじような技術が使われているのじゃないかな。かつての丸ビル(古い!)のように文字が発動するシーン、ラストの方で、暗闇の中に光が飛び散るシーンなんか大好き。
実は、このver.2は、2月11日で一旦終了する。次のver.3が、春に始動するらしい。まだまだギアは回転していくようだ。
« 「駅の劇場」12月:やなぎみわ演劇公演「パノラマ 〜鉄道編〜」 | トップページ | 鳥取砂丘と砂の美術館 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 「図書館総合展」、初リアル参加(2023.12.24)
- 初訪問「河井寬次郎記念館」(2023.12.20)
- 「交感する神と人 −ヒンドゥー神像の世界―」(2023.12.19)
- 今年も「インディアメーラー2023」(2023.12.18)
- 東寺・食堂「バッジュ・シャーム・キョウト」(2023.12.15)
コメント