「駅の劇場」11月:維新派パフォーマンス「構成231」
昨年からの続き。大阪のなにわ橋駅の「アートエリアB1」を中心に開催されているイベント「駅の劇場」のプログラムのひとつ、維新派の「構成231」を観にいった。イベントプロデューサーのやなぎみわさんが、「維新派」の主宰松本雄吉さんに「ぜひ、鉄道音楽で作品をつくってほしい」と依頼して実現したものだという。10月のトークイベントでは、松本さんが「いままでリズムで作品を創っていたので、メロディーで創るのはむつかしい」といっていたが、蒸気機関車は今までの維新派の劇にもよく出てくるモチーフなので、親和性があって、しっくりなじむ。深い奥行きの効果を生かした光と影が印象的な舞台だった。
それに、たった1回だけの、80席の公演。すごくぜいたく!!! 休日をGETしたので、1時間前に整理券をとりにいって、たしか22番目だったが、いちばん右端だったが最前列がとれた。おお、すぐ横をすり抜けて維新派の役者さんたちが舞台にあがっていく! 同じ目の高さの舞台はすごく近い。今回は、維新派の公演といってもやや変則で、30分足らず?ぐらいの「構成231」のパフォーマンスのあと、木ノ下さん、それと舞踊研究家の國吉和子さんの4人でのお話だった。みなさん、話がはずむので、進行はとてもラクそう。ロシア・アバンギャルドや鉄道音楽についてなど、知らない深いお話も多い。それと、皆さんのファッションがステキ。かっこいいっす! このトークセッションのあと、もう一度「構成231」の舞台が演じられる。いろいろなお話を聞いた後で、1回目とちがった見方や発見ができるおいしい企画だ。
鉄道音楽って知らない、と思っていたけれど、実はこのオネゲル作曲の「パシフィック231」は聞いたら、知ってる曲だった。すごく前に、冨田勲のシンセサイザーのアルバムに入っていたのだ。
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