「文化庁メディア芸術祭 京都展」
開催期間が9月2日〜12日と短かったので、もう終わってしまったが、京都芸術センターと京都国際マンガミュージアムを会場に開催されていた。
「文化庁メディア芸術祭」は今で13回目、アート部門・アニメーション部門・エンターテイメント部門・マンガ部門があって、毎回いろいろな作品が受賞しているが、それほどメジャーな作品も多くてよくわからないものも多かった。今回、過去の作品も含めてセレクトされた作品の展示を京都で開催してくれた。それも、チラシを見回しても、マンガミュージアムの入館料以外の料金設定がない。もしかして無料!? タダならこんなおいしい企画はない。行ったらほんとにタダだった。
というわけで、京都芸術センターと京都国際マンガミュージアムを2日にわけて行ってきた。といっても、日々の雑用もあったので、2日とも昼頃からの半日ぐらいだったので、映像作品のいくつかやトークショーは見れなかったのが残念だ。1ヶ月くらいやってくれればなあ。
展示は、まるで広島のアニメフェスのような短編映画のプログラムと長編が2編、それに京都芸術センターでは現代アート作品の展示、マンガミュージアムではマンガ原稿の展示があった。私は短編映画を目当てに行ったんだけど、アート作品が予期せぬおもしろさだった。観るだけじゃなくて、さわったり動かしたりできるのだ。さわれば影が動いたり、香で映像が動いたり、点字がしゃべったり、ゲーム的なモノがある。マンガの原稿展示は、最近CGや高性能のパソコンプリントアウトが多い中、ひさしぶりにアナログな直筆原稿をたくさん見た。やっぱり手描きはいいなあ。
ただ、どちらも日曜日に行ったのに、意外と人が少なかった。映像スペースは出入り自由だったが、いつでも座れたし、並んで待つようなことは一切なかった。マンガミュージアムも通常の利用者はたくさんいたが、メディア芸術祭の上映スペースは空いていた。宣伝不足? しかし、そんなエンターテイメントな作品ばかりじゃないから、偶然観ても「こんなかんじのものとは思わなかった」という人もいるかもしれない。
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