民博「巡礼★聖地」
3月17日〜6月5日 国立民族学博物館
開催期間が3ヶ月近くあったのに、結局予定をあわせて土日に行くことができなかった。最後のチャンスを、飛鳥の玄武の方に行ってしまったので、平日にこっそりとひとりで行ってきた。内容としては、あまり子どもウケはしなさそうものだったので、まあ、いいか。
カトリックの聖地の一つ、スペインのサンチャゴ・デ・コンポステラ。フランスからそこに至る巡礼の道を、ひとりの巡礼者に同行した映像や写真、絵画、ゆかりの品々を交えて疑似体験する。入り口で手渡されるしおりはスタンプを押せるようになっており、巡礼路のポイントのスタンプを押しながら進める。また、ポイントで番号を押すと解説が流れる音声ガイドを追加料金なしでみんなに貸してくれる。音声が交じらないようにするためだろう。今回の特別展は常設展料金で観られるこぢんまりとした展示だが、民博の展示はいつも観せ方の妙が感じられて楽しい。
「サンチャゴ巡礼って西国巡礼のお遍路さんみたい」と、思っていると、西国巡礼や恐山のイタコの展示・解説もあった。本館のビデオテークから、関連のものを何本か持ってきて時間制で上映もしているようだった。残念だったのは、カタログの写真の多くがビデオ画像からとったようで、イマイチぼけているのだ。大きな画像ほどそれが目立っている。
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