海洋堂 in 京都国際マンガミュージアム
5月18日〜7月8日まで、「海洋堂フィギュアミュージアム展」が開催されていたので、一家総出で、京都国際マンガミュージアムに行ってきた。
前回のガンダム展は作品がデカいのが多かったせいか、常設展のスペースを減床させて開催されていたようだが、今回の海洋堂の展示は、それにくらべて、ひとつひとつが小さいので、元体育館らしき展示スペースで収まっていた。食玩から博物館のスーベニアグッズ、ジオラマ、等身大のケンシロウまで、なかなかギュッとつまった濃い展示だった。
全部の作品をみたかった京極夏彦の「百鬼夜行」のシリーズや、「王立科学博物館」のシリーズも勢揃いしていてうれしい。大英博物館の公式ミュージアムグッズのなった「バーチャル・マミー」もなかなかリアルですごかった。(中のミイラまで3重構造になってるんだよ)
……という個人的なお気に入りもよかったが、海洋堂のフィギュアが他と一線を画しているところは、動きをリアルにとらえているところだろうか。今にも動き出しそうなポーズや、表情の喜怒哀楽、ロケットの軌線や発射の爆煙までとらえているのだ。
みせ方にも工夫していた。クイズラリーがあったり、会場横のギャラリーでは、未彩色のフィギュアが特別展来館プレゼントを行っていた。フィギュアは3種あるのだが、中身のみえないガチャポンに入っておるので、何があたるかわからない。ギャラリーでは、その場でその全プレのフィギュアに彩色できるようなワークショップも開かれている。アクリル絵の具・筆・水・ドライヤーなどが用意されていて、初めにスタッフ(精華大学生のアルバイトか?)が簡単に説明してくれる。タクヤ(小2)は途中で色塗りにあきて、お気に入りの紙芝居小屋にしけこんだ。サトル(中3)は、ネチネチと塗りこんでペンギンを仕上げていた。
帰りにスーベニールで、「王立科学博物館」の図録を購入した。食玩の図録なんて後にも先にもこれが初めてではないだろうか。もともとの食玩についている解説書も傑作だったので、この図録については、後日1章をたてることにする。
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