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2020年6月 9日 (火)

追悼 イルファーン・カーン

 インド映画の俳優、イルファーン・カーンがこの4月29日に亡くなっていた! この頃、コロナ禍の大繁忙で新聞もネットも見逃していたのか……不覚だった。それで、亡くなったのはコロナ?……ではなくて、ガンだったようだが、享年53歳。3カーンより若いじゃないか。派手さはないけれど、渋くてコメディもできる上手い俳優さんだなあと思って、最近楽しみにしていた。
 名前を意識したのは、「めぐり逢わせのお弁当」で、イルファーンが出演すると注目して観に行ったのは「ヒンディー・ミディアム」。いちばん始めにみたのは「その名にちなんで」だし、「ダージリン急行」スラムドック$ミリオネアも観たけれど、イルファーンのことは全然覚えていない。これから、またいろいろな映画に出てくれるだろうと思って楽しみにしていただけに、本当に残念だ。
 ご冥福をお祈りします。

2020年6月 8日 (月)

新作!アノマロカリスのトートバッグとマウスパッド

 先の記事に書いたように、イベントの予定は全くないが、以前グッズを発注した印刷所から時々割引セールのお知らせが来るので、長い目で来年以降のイベントあわせにグッズを創ってみた。
 今回は、マウスパッドに挑戦。前に創った時は印刷部分の枠サイズが指定されていたが、今回サイトをみると全面裁ち切り印刷ができるようになっていた。縦横の比率を考えたら、出来合いの絵柄はうまく収まらないので、新しく構図も変えて、切り直すことにした。

 

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 データをアップしたら、「○○もいかがですか?」と出てきた中に、トートバッグがあって、収まりもよかったので、裏面を足してお試しについ追加発注をしてしまった。急行でもなんでもなかったが、正味5日で商品が届いた。イベントの予定がないから、そんなに急がなくてもいいんだけど。こんな感じに出来上がった。マウスパッドはソフトタイプで23.5センチ×19.5センチの大きさ。滑り止めが効いている。トートバッグは大容量で、雑誌「フラワーズ」が6冊入って、底辺と持ち手が黒なんで汚れも目立たない。同じ原画なのだが、インクが材質の違いかちょっと色味が違う。

 

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 そして、やっと電脳巨大同人誌即売会BOOTHにアップした。ラベル屋さんでラベルを創ろうとしたら。またバージョンが上がっていて、印刷がうまくいかずモタモタした。刷って、切って、ちまちま家内制手工業で作成。梱包後はこんな感じ。

 

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 BOOTHからは、トートバッグはレターパックライトで、マウスパッドは定形外郵便で発送、ちなみにいっしょに掲載されている同人誌はスマートレターで発送します。自宅発送なので、一度に複数申し込みが逢った場合は、一括発送して絵はがきなどをオマケにつけることができます。少部数だとどうしても単価が高くなってしまい、ご容赦ください。
BOOTHは覗くだけなら誰でもOKだけど、お買い物をしたり出品したりするのはpixivのIDが必要です。
BOOTHの「工房しのわずりぃ」のページはこちら。 

 

2020年6月 7日 (日)

京都市京セラ美術館に行ってきた

 イベントはまだまだ復活しないが、美術館・博物館は徐々に開館を始めた。春にオープン予定だった施設も2〜3ヶ月遅れで起動をはじめている。ネーミングライツで「京都市京セラ美術館」になった市美も5月26日にオープンした。締結は2017年2月1日、契約は京都市美術館リニューアルオープンの日から50年間で、金額は50億円(税別)という。

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 オープンしたものの、当初は、京都府民限定でネットか電話の予約が必要だ。幸い京都府民なので、人の少ない今のうちに新しくなった建物をみてこようと思って、5月30日(土)に予約を取った。この時点での展示は2種で、半分建物見たさだったので、料金の安い「コレクションルーム春期」の展示にした。
入場時間より早く着いて、まず、建物の外回りを1周した。動物園側の方に新しい展示棟が建っていて、その屋上はテラスになっていたが、だれもいなかった。池に茶室があって、「暑かろう」と思ったら、期間限定のこれも作品だった。

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 さて、入口はスロープを降りて地下になっていた。入場枠の15分前だったが、既に入場可能になっていた。入口に体温を測る即席ゲートができていて、中に入るとチケット売り場があった。右側にカフェ、左側にスーベニール、階段とEVで1階に上がると、以前の中央にある天井の高い展示室だった。この共有エリアが自由に出入りできるようになるのはいつ? 建物は、展示室以外は中庭にある作品も含めて写真がOKだった。以前の1階の入口や2階の展示室は近くまで行けるが閉鎖されていた。動物園側は出入り口ではなく、新しい展示棟へのガラス張りの通路になっていた。特別展はそこでこれからはやっていくのかなぁ。ただ、美術館全館使うような芸術系の大学の卒展とかやるにはちょっとやりづらい気がするんだが。

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 市美の地下フロアーは、以前「パラソフィア」の展示会があったときは昔の食堂とか鬱蒼とした暗い空間が広がっていたのに、あの胡散臭さが跡形もなく、白を基調にとてもきれいになっていた。いや、リニューアルの方針としてはいいんだろうけど、個人的にはちょっと残念。

 帰りに、せっかくなので、新しいカフェでちょっと高めだけどおしゃれなランチをいただいた。私は「京の素材のおがずプレート」、連れは「サルシッチャプレート」(サルシッチャはイタリアのソーセージのこと)珈琲も美味だった。

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2020年6月 1日 (月)

本日よりHTTPS配信します

 遅ればせですが、本日よりこのblogサイトをHTTPS配信に切り替えます。
ブログへのアクセスにSSL通信を利用するようになり、URLが変わります(http→https)。今までのリンクはそのまま切り替わり、エラーでたどり着けない訳ではないので、ご安心ください。ああ、でもあちこちにURLを書いているので、順次書き直していきます。
 ココログの管理画面が新しくなったとき、コントロールパネルのサイトアクセスにサイトごとの切り替えができるようになっていたようなのですが、今まで気がつきませんでした。というか、HTTPSになるのなら、ココログ全体が一斉になるのかと思っていました。いままで、このblogをみたら上のバーに「安全ではありません」と出てきてませんでしたか? それがきっと表示が消えているはず。
 今後ともよろしくお願いします。

おうち時間はおたくにはデフォルト?

 というわけで、コロナ禍のおかげさまで、おうち時間が推奨された。世間では、家にじっといるのは苦痛という認識で、楽しく過ごす方法がいろいろ紹介されている。でも、ホントに苦痛? そんなにヒマか? 何もすることがないのか? 「これは個人の感想です」ではあるけれど、おたくは家に籠もっていても、それほど苦にならない。おたくの志向にもよるが、だいたいがけっこう独りでこつこつ積み上げるような孤独なシュミが多い。積ん読崩しも読書も原稿もblog書きもやりたい。余裕があれば、新しいことに挑戦して画力やデジタルのスキルもあげたい。仕事日はアフター5もなく、ほとんど仕事しかしていないので、休日は、イベントに映画に美術館・博物館にといろいろ出歩いてはいるけれど、家にいるのが苦痛というわけではない。しかし、いかんせん、今回は在宅するといろいろなしがらみがある。入れ替わり立ち替わり、休校やEラーニングや自宅勤務や不定休の家族がいる。独りならチョー手抜きする昼メシもいちおう用意する。食糧の消費も増える。その際なので、消費期限切れの食材を消費する。コロナ禍のおうち時間はいろいろと雑用に時間を費やされる。

 ただ、労働力はあるので、退職後にしようと思っていた家の片付けを、手伝わせて少し前倒しでやることができた。いろいろ30年ほど溜まっているので、そんな数日では片づかないが。でも、まあ、主に片づいたことを箇条書きにあげてみると……
1.ホームセンターや通販で書庫部屋や納戸の物品を置くための棚や押入ボックスを数回にわけて調達した。
2.棚を組み立てたあと、(家族の)プラモデルの箱や(自分と家族の)休刊などでもう増えない雑誌のいくつかを移設した。この時、雑誌が湿気っていたので、衣類乾燥除湿機を購入した。いままで除湿剤を置いて、半年に1回ほど取り替えていたが、除湿機器の約3リットルのタンクが1日でいっぱいになることがわかって、除湿剤じゃ全く歯が立たなかったことがわかった。職場の除湿機は15リットルのタンクの業務用だ。羨ましい。設置して1ヶ月あまり、電気代が跳ね上がっていることが判明して愕然とした。う〜ん、環境整備にはカネがいる。
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3.棚に入らず横積みになっていた図録や大型本の横積みを収納する。映画・演劇パンフも移動して再編成した。この類は大判も多いが大きさが様々でジャンルで分けつつも棚の高さでたくさん入るよう仕分けすることになる。
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4.あふれていた同人誌も移動して再編成。一部作家別、創作、評論、旅行、その他などにざっと分けるが、ほとんど背タイトルがないから、見た感じすぐ判別できない。懐かしいものもあり、つい読んでしまう。何冊か2冊目が見つかり、自分の記憶力の低下に愕然とする。
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5.SF大会資料も開催順に並べてみた。家族旅行をしていた頃のは副本がある。時刊新聞などの関連本もいっしょに置いておく。
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6.30年以上貯めていた年賀状などの私信を直近10年ほどのこして整理した。昔は手書きで便箋にびっしり2枚3枚はざらだった。(自分も同じくらい書いていた) 10枚ぐらい書いているお手紙もある。同人便せんもいろいろあるし、封筒も凝っている。みんなキレイな切手を貼っている。使用済み切手の寄贈ってまだどこかでやってるかしら? 見納めにひとつひとつ中身を確認していくので、これが一番日数がかかった。これはどちらかといえは終活に近い。電動シュレッダーを買ったが、家庭用はすぐオーバーヒートして停まってしまう。軟弱者〜
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7.残りは本でない通信やチラシが山になっている。これは仕分けファイルボックスが必要かな。昔のアナログカメラの写真も15年分くらい残っている。子どもが小さい頃のおもちゃやらは、退職したらフリマで売ろうかしら? でも、殺菌・除菌をしてキレイに拭いておかないと。コロナもあるしね。

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2020年5月29日 (金)

コロナ禍にイベントの「復活の日」は来るか?

 このblogは、ほとんどイベント報告のようになってしまっていて、3月に書いた2月23日24日の記事を書いた後途絶えてしまっていた。その後、約3ヶ月弱、休日の予定はすべてなくなり、蟄居していたが、不要不急でないオモテ稼業の出勤は変わりなく……というより、先の予測が立たなくて、国や府の方針が変わるたびに対応を立てるために休日出勤・代休の繰り返しでチョー繁忙だった。金曜日の夕方や夜に発表するのやめてほしいんですけど。土日が大変なのよ。

 Twitterはぶつ切れでどんどん記事が重なって下に行ってしまうので、ここでこの3ヶ月ほどのことをまとめておこうと思う。覚えとして、厚生労働省のHP等を参考に、今までのおおざっぱな過程を書いてみると……

1月14日 国内での新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生(1例目)の報道発表
1月24日 国内での新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生(2例目)の報道発表
(〜1月30日までに12例目、〜2月29日までで239例目)
1月29日〜2月19日 武漢市からの邦人帰国チャーター便
2月始めから クルーズ船ダイヤモンドプリンセス報道
2月20日 邦人死亡者(1例目) クルーズ船関係者
2月27日 新型コロナウイルス感染症対策本部で、全国の小中学校と高校、特別支援学校に臨時休校を要請
3月24日 東京オリンピック延期を決定
3月31日 国内での新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生2122人、国内死亡者57人
4月7日〜5月7日 改正特別措置法に基づく緊急事態宣言発令 4月30日 国内での新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生14120人、国内死亡者432人
5月4日 緊急事態宣言5月31日まで延長を発表
5月16日 39都道府県緊急事態宣言解除
5月21日 京都・大阪・兵庫緊急事態宣言解除
5月24日 全国緊急事態宣言解除

 1月2月3月4月と月が変わるたびに感染者数の桁が2桁3桁4桁5桁と上がってくる。そのうち、コロナウイルスは中国の生物兵器か?!という話も出てくるし、まさに小松左京先生の『復活の日』じゃないか。南極しか生き残れないかなぁとヘンに傍観してしまう。『12モンキーズ』も好きなんだが。いやいや、そういうことじゃなくて。

 さて、5月になって、緊急事態宣言は解除されたが、まだまだ日常にはほど遠い。特にイベント関係は壊滅的だ。年度末年度初めはタダでさえオモテ稼業の予定が立たないので参加申込みはしていなかったが、同人誌関係のイベントも3月4月は早々に中止、延期となった。5月に延期したところもあったが、5月のイベントも全滅した。もともと夏のオリンピックの関係で、ゴールデンウィーク近辺に同人イベントは前倒しが多かった。5月2〜5日のコミックマーケット、5月17日のCOMITIA、5月24日の関西コミティア……抽選もれも考えて3つ申し込んでいたがすべて中止。しかし、デジタル化が進んでいて、転んでもただでは起きない同人誌界は「エア○○○」として、それぞれネットで架空即売会を開いた。
 夏も東京以外で開催予定だった福島の日本SF大会は3月に延期、広島国際アニメーションフェスティバルはリアルイベントはせず、オンライン選考Web上映になった。今、秋のイベントがビミョ〜 9月6日の文学フリマ大阪は開催予定でスペース配置終了、12〜13日の「博物ふぇすてぃばる!7」は来年に延期、21日のコミティア、27日の関西コミティアは募集開始。11月に予定していた「いきもにあ」はネットイベント「いえもにあ」に変更。現在、SF大会以外に申し込んでいるイベントはない。なかなか先が見えない。日常に戻るのが待ち遠しい。

 

2020年3月12日 (木)

タカアシガニを食べに戸田(へだ)に行ってきた(その2)

 宿で先に温泉のお湯につかって、豪華な夕食をいただく。タカアシガニはとにかくデカいので、まるごとの姿をみるには人数が必要だ。今回は4人で宿泊だったので、そこそこ大きなお姿を拝見。茹であがりは、キレイな赤色をしている。まずはその勇姿を写真に収める。しばらくして、旅館の人が、脚をはずして、食べやすいように捌いてくれる。基本、茹でて食べるので、松葉ガニのようにナマでとか、焼いてとか、鍋にしてとかの細かな芸当がない。その意味では単調かもしれないが、これをまるごと茹でるのはそこそこデカい鍋が必要で、家では不可能だ。他の海の幸も豊富で、大食いができなくなった昨今、食べきるのに苦労した。
 旅行に行くと、日頃の睡眠不足を補うようによく寝るし、朝風呂も入って、朝ごはんも十分でリフレッシュできたはずなのだが、折悪しく五十肩がひどくて、着替えも不自由なほど左腕が上がらない。ああ、運が悪い。土産に戸田の塩飴や、カニ煎餅・エビ煎餅など購入する。漁協の直販展にはタカアシガニはもちろんのこと、ノドグロやニギス、メヒカリ、太刀魚などナマや冷凍や干物の魚、深海魚がいっぱい。なぜか、イルカの切り身もパックになって、ビックリした。イルカも食べられるのか! 車で来るのなら持って帰れるのになあ……と思いながらあきらめた。


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 生ものを持って帰るのを諦めたのは、帰る途中で、「韮山(にらやま)反射炉」に立ち寄ろうと思ったからだ。韮山反射炉は近代産業遺産としてその姿を見たことがあったが、何処にあるのか把握していなかった。往路に箱根伊豆鉄道に乗ったとき、途中の伊豆長岡駅に大きな看板があって、「こんなところにあったのか!」と初めて知った。知らないうちに、2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」として世界遺産にもなっていた。(軍艦島が世界遺産になったのと同じ遺産群) 伊豆長岡駅からのどかな道を歩いて30分ぐらい。世界遺産になっていろいろ整備されたんだろうなあと思われるような、新しそうなビジターセンターやショップ、レストラン、展望台などが周囲にあり、そこだけ観光地になっていた。反射炉は、大砲などを鋳造するための溶解炉のことだ。あまり予備知識がなかったので、入場の際にもらったパンフレットに詳しい説明があり、ありがたかった。ここのレストランで、焼き肉と地ビールをいただく。ここからも富士山が見え、なんか静岡県ではあちこちで日常の風景として富士山が見えるんだなあとヘンに感心した。

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 さて、この後現在に至るまで、新型コロナウィルス感染拡大のため、慎ましい生活をすごすことになる。といっても、オモテ稼業は変わらずで、電車に乗って片道1時間40分通勤している。非常事態の対応で超勤も増えた。テレワーク? なんのこと?

2020年3月11日 (水)

タカアシガニを食べに戸田(へだ)に行ってきた(その1)

 「今年こそカニ食べたい……」 でも、子持ちになってカニ旅行は1回行っただけで懲りた。自分でカニの身をばらせない子どもといっしょに行くのは手間がかかって、いや。そろそろ息子も自分のことは自分でできるほど大きくなったが、家族で行こうとするとどうしても週末になってしまう。自分の土日出勤のシフトが決まるのが1ヶ月をきってしまうことが多くて出遅れてしまうし、家族全員の予定が合う週末も少なくて、ピンポイントとなり、なかなか宿がとれない。そんなこんなで20年ほどカニを食べていない。カニといえば、関西なら山陰や北陸のほうの越前ガニ、松葉ガニなんだが、今年もやっぱり1月終わり頃に2月23日(日)24日(月・祝)の日程でさがしても、コロナウィルスの影響をものともせず、宿がとれない。(あまりに高い宿は敬遠しているかもしれないが)
 ……そんな時、ふと気がついた。そうそう、深海魚も冬が本場。タカアシガニも冬だっけ。静岡の戸田タカアシガニが食べられる宿があるらしい。そっちの方も調べてみよう。……と思ったら、空いている宿があった。先日の竹島水族館とあわせて、『ギョギョっと深海魚』のVol.2ができるじゃないの! ……と、まるで取材旅行のような1泊2日のカニ家族旅行を計画した。
 さて、戸田ってどう行くのよ? と、ジョルダンくんに聞いてみたら、京都から新幹線ひかりで三島(120分)、三島から修善寺まで伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線(40分)、修善寺駅から戸田まで新東海バス(50分)と乗り継いで、約4時間ほどかかる。沼津より遠いぞ。……いや、戸田も沼津市なのだが。いわゆる「平成の大合併」で2005年に田方(たがた)郡戸田村から沼津市に編入合併されたので、沼津市の南の端っこに位置する。

 1日目は戸田に着いてから昼ごはんを食べようという計画をしたが、ネックになるのはバスが2時間に1本しかないことだ。早起きをして、7時45分の新幹線に乗った。ひかり号はガラ空きだったが、静岡の各駅から少しずつ人が乗ってきた。駅に停まるたびに、5分ほど停車して、のぞみ号に追い抜かされる。伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線は三島から修善寺までの単線の私鉄なのだが、JR東日本が乗り入れをしているので、切符は京都から修善寺まで1枚で購入ができた。修善寺駅に降りたら、駅には鉄道むすめがいるし、売店には温泉むすめがいるし、電車とバスにはラブライブ、萌えてるなあ。戸田行きのバスは途中の修善寺温泉辺りで乗り降りがあるが、あとはのどかに、けっこうな山越えをして戸田に着く。

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 バス停の前には深海魚食堂があって、いかにも!とは思うが、横のコンビニは潰れているし、いちばん近くの宿も廃業している雰囲気。う〜ん。でも、今晩お世話になる宿「山市」の近くには、漁協の直売所もあり、観光客らしき車も多い。ナンバープレートをみると、どうも、ここら辺は東京近辺から車で来るのが多いみたいだ。宿に荷物を置いて、「駿河湾深海生物館」を目指して歩く。途中の「丸吉食堂」で黒ムツ煮魚定食(でも刺身もついている)をいただく。家族は天丼。けっこう賑わっている。タカアシガニは昼食でも予約がいるようだ。
 歩いているうちに、港の向こうに富士山が見えてきた。御浜岬の先っちょにある「駿河湾深海生物館」へ行くまで、ほとんど観光客はいないし、売店どころか、地元の人にもあまり会わない。途中に海水浴場やキャンプ場があるが、冬は開店休業状態。東京大戸田蔭館という東大の施設があるが、これも夏の施設のようだ。閑かな小道を通って、「戸田造船郷土資料館・駿河湾深海生物館」に着いた。この2施設はひとつの建物に収まっている。実は事前にネットで調べたら、標本ばかりで生きた生物がいないとか、施設が古いとあまりいい情報がなかったので、期待はしていなかったのだが、思ったよりひどくはなかった。建物は古いが、標本は比較的キレイだ。また、訪問した日は、2月23日で「ふじさんの日」だからと入場料が無料になっていた。入場料は200円なんだが、その心意気が嬉しい。100円ではもったいないようなパンフレットもあった。併設の「戸田造船郷土資料館」は幕末の日本に来航したロシアの「ディアナ号」が、安政の大地震による津波で大破し、後に沈没。残されたロシア人と戸田の船大工が協力して西洋式帆船「ヘダ号」を完成させた史実を紹介している。和歌山の串本で遭難したトルコの船エルトゥールル号を救助した逸話を連想してしまった。あ、この近辺には生きた猫がいた。帰りは駿河湾の方の道を歩いてみたが、港の穏やかさに比べて、湾の波はけっこう大きかった。

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 そして、腹ごなしの散歩も終えて、宿に帰る。コロナウィルスの影響はどうか聞いてみたが、それほど大きな宿ではないが、本日は満室らしい。さあ、今晩はいよいよタカアシガニだ。

2020年3月10日 (火)

演劇「インディアン・ロープ・トリック」

 京都芸術劇場春秋座から来るDMのチラシの中に、気になる演目を見つけた。2月22日(土)・23日(日・祝)の2日間上演される「インディアン・ロープ・トリック」。コンセプト・演出がシャンカル・ヴェンカテーシュワランというケララ州出身のインド人、出演者3人も音楽担当も名前からみてインドの人という、インドつながりのカンだけでチケットとった。全く予備知識がない。どんな舞台だろう。
 2月22日はあいにくの雨。春秋座は京都造形大学の中にあるのだけど、京都駅から市バス5番で所要45分とけっこう遠い。この市バス5番は、岡崎公園や銀閣寺、北白川といった観光地を通るので、いつも満員なのだが、天候とコロナウィルスのせいか、混んでいなくてずっと座っていることができた。
 今回の舞台は、チケットの通し番号順の自由席。客席は特設の円形型だった。桟敷をふくめて4列ぐらい。最初から前にひとり座っていたのは、始まってからわかったは、タブラなどを演奏する音楽担当に人だった。上演言語は英語とカンナダ語(カルナータカ州の公用語)で、日本語の字幕がついている。
 ある広場で奇術師が魔法をかけると、群衆がみている前で、長いロープは独りでに空高く登って行く。弟子の少年はロープを登っていって、いつまでたっても戻ってこない。突然弟子のバラバラになった体が空から降って来て騒然となるが、奇術師が魔法をかけると、少年は元通り復活する。……という話は、昔々どこかの世界ビックリ話のような本で読んだような気がするが、なんか中東のような感じでインドというイメージはなかった。それが「インディアン・ロープ・トリック」のことで、この舞台で、その大がかりなマジックをするわけではなく、それをメタファー(暗喩)にしたストーリーだというところだが、実はあまりよくわからなかった。演出や舞台装置が面白かったので飽きなかったが、もう一度みたらストーリーの深さがわかるだろうか。理解できない観客で申し訳なかった。

 

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2020年3月 9日 (月)

やっと行ったぞ、京都鉄道博物館

 さて、2月に入って、新型コロナウィルス(いろいろな言われ方をされていたが、この名前に落ち着いたか)の感染拡大の状況が日に日に変わり、予測ができなくなった。2月はいろいろなものがキャンセルや中止になったが、予約済・チケット取得済みのものでいくつか行って来た。以降はオモテ稼業は一気に忙しくなり、私事は慎ましやかに暮らしている。それに花粉が飛んでるし、年度末年度初めで土日出勤の予測が立たないので、同人誌即売会も5月開催まで申込みを行っていない。

 そんな中で、2016年4月にオープンした京都鉄道博物館は、当初からファミリーや鉄オタやインバウンドの外国人の皆さんに人気で、いつまでたっても混雑しているといううわさが収まらず、「いつでも行ける」と思ったら、ずっと行けていなかった。だが、昨年12月にネットチケットのポイントを使って、ほぼ半額でチケットを手に入れた。その後、できれば平日と思っていたらなかなか行けなくて、使用期限2日前の2月14日(金)に一人でこっそり行ってきた。
 ……とても空いていた。ちょっと前まで京都じゅうにあふれていた外国人旅行者がほとんどいない。思わずスタッフの人に、「ふだんの平日はこのくらい空いてるんですか?」と聞いてしまったが、「最近は特に少ない」という。おかげさまで写真は撮りやすいのだが、レストランや物販は商売あがったりという感じだった。せっかくなので、ブルートレイン車両(ナシ20形)の食堂で珈琲をいただいた。ふだんは行列ができるのだろうと思われるパーテーションロープが張られていて、子どもが多いとおとなは遠慮してしまうような体験型のポイントもいろいろやらせてもらった。いちばん人気の運転シミュレータは番号札をもらって毎回抽選制なのだが、私が申し込んだ回は全員当選だった。軌道自転車もひとりで乗せてもらった。切符購入体験(最近はICカードでピッだから珍しいのか!)も誰もならんでいない。鉄道ジオラマのプログラム上演も開始3分前で悠々入れる。図書資料室が閉まっていたのは残念だったが、スカイテラスからの景色も素晴らしく、京都駅の在来線や新幹線が一望できる。「梅小路機関車館」だった頃の転写台はそのままだが、やっぱりカッコいい。横のSL検修庫の様子を新しい建物から見下ろすかたちで見学できる。すごく効率的に目いっぱい回れたのでありがたかったが、コロナ騒動が収まったら、こんなことは滅多にないだろうなあと思った。
 「京都鉄道博物館」のHPはこちら
(残念ながらここも、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、2月29日から3月15日まで臨時休館)

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