さわやか革命さんのブログをみて、無性に行きたくなった。が、その時10月31日、MOVIX京都が11月2日まで、京都シネマが11月9日まで。うわ〜ん(>_<)、き……きびしい!
それでも、次の月曜の休日に行こうとしたら、上映時刻が変わっていて。夜のみの上映になっていた。……あかん、最近、仕事の日はまっとうに家で夕食を食べていないから、夜はまずい。……と思ったけど、仕事で遅くなるのを一日やめて、映画を観て遅くなることにした。
それなら水曜日に行こうとしたら、この京都シネマはレディースディがないかわりに、水曜日は「映画ファンデー」で男女とも1300円で入れるらしい。19時からだが、仕事帰りでギリギリなったら、立ち見になった。(といっても。立ち見は6人ほどだったので、壁際の通路に座り見した) それでも、ここは途中入場お断りだから、入れただけでもラッキーかも。
前置きが長くなったが、この作品について、先のブログ以外全く予備知識がなかった。オモテ稼業が繁忙で沈没していたし、どうも最近リニューアルしてから「Lmagazine」の誌面が見にくいので、読み込んでいない。タイトルでさえ、初めはピンとこなかったが、ああ、「牧神の迷宮」という意味ね。
舞台は内戦終結間もないスペイン。山の中ではゲリラがまだ抵抗を続けている。母の再婚相手の大尉のいる山奥の駐屯地にやってきた少女、オフェリア。彼女の幻想の王国と陰惨な現実が絡み合う迷宮の果ては?
結果、少々無理をしてでも、観に行ってよかった〜! モロ私好み。でも、PG-12の指定で想像できるように、けっこう血みどろでグロいし、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品で、万人にお勧めできない。……って、どっかで書いたようなフレーズだと思ったら、以前観た『ローズ・イン・タイドランド』の時だっけ? (念のために読み返したら、あれはP−15指定だった)
ヒロインが死んで泣きが入るところは、戦争の絡みもあって『トンマッコルへようこそ』を思い出してしまった。ファンタジー世界の造形は『ダーク・クリスタル』を彷彿させる。だが、ストレートに○○みたいと言わせないのは、ラテンの独特の魅力なのか。
駐屯地にスパイとして入り込んでいるメルセデスやゲリラの面々を観ていると、いかにも「スペイン〜!」って感じのラテン系の顔だ。ラテンというと、陽気で明るい・情熱的というイメージの人も多いけど、「わが子を食うサトゥルヌス」を描いた画家のゴヤもスペイン人だし、ポルトガルの音楽ファドも暗いし、ラテン・アメリカの作家ガルシア・マルケスの作品のダークさにも通ずる。デル・トロ監督もメキシコの人らしいし、作品全体にそんな独特の雰囲気を醸している。
最後に、ミーハーな感想を。マンドラゴラはけっこうかわいい。ペイルマンはなかなかユニーク。ビダル大尉のすばらしい悪役ぶりがいい。(あまり関わりたくない人種だが)
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