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文化・芸術

2018年1月 6日 (土)

「学園前アートフェスタ2017 メメント・森」

 1月になってしまいましたが、まだ昨年のネタが残っているので、しばらくおつきあいください。

 近鉄の学園前駅って降りたことないなあ。住んでいる人は何人か知っている。住宅地だと思っていた。そこで、11月4日(土)〜11日(土)「学園前アートフェスタ」というのをやっていると、アート好きの友人から聞いたので、行ってみた。駅を降りてみると、けっこう大きな駅で、駅前にショッピングセンターや大学もある。しかし、イベントエリアの方向に歩いて行くと、ホントに住宅街(しかし豪邸)で店舗とかはなにも無い。日曜日に行ったのに、参加者がほどほどで、静かで落ち着いている。ふだんはもっと静かなんだろうなあ。
 知らなかったが、このイベントは2015年から開催されていて、今年で3年目だという。今年のテーマは「メメント・森」。再生する命のシンボルである森をテーマに11組のアーティストが作品を出展している。こういうイベントは作品だけでなく、そのエリアや会場となる建物もふだん入れないようなところもあり、興味深い。展示番している人も、ご近所の人のようで、あまりイベント慣れしていなさそう。数は少ないは面白い作品がある。浅沼記念館にあった新野洋さんの魚竜の骨っぽい流木とか、田所尚美さんのベランダに散らばる陶作品とか、川﨑仁美さんの植物が群れる茶室のアートとか。期間限定の前部家住宅のブックカフェでちょっと休憩していると、となりの大和文華館文華ホールでギャラリートークがあるとスタッフの人が声をかけに来てくれた。大和文華館文華ホールは、建物も大正風でおしゃれ。大きなキノコのような木彫の作品を展示している原田要さんのお話を聞いた。
 無理なく、力を抜いて回れるイベントだった。

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2017年11月25日 (土)

児玉幸子展覧会「眩惑について」

 10月6日(金)〜11月26日(日)に寺町二条の清課堂という錫器・銀器・各種金属工芸品の専門店のギャラリーで開催されている児玉幸子さんの「眩惑について」に行ってきた。メルマガで流れてきて、「これは私好み!」とピンときた私のカンは正しかった! 
 流体金属の「磁性流体」がコンピュータ制御の電磁石によって、活きているように形を変えていく様は、じっと見ていて飽きない。照明の具合や水の反射も絶妙。ギャラリーといっても和風で、お蔵の中とか、居間の床の間に据えられてたり、囲炉裏風の作品もある。その独特の動きは写真じゃわからないよなあ。まるで、バビル2世のロデムか、ハガレンの錬金術。清課堂のホームページに動画があるので、その雰囲気の一部をどうぞ。
 初日に「日本的感性とメディアートの融合」と題したトーク&ワークショップがあるというので、たまたま休みだったのを幸いに思い立って行ってきた。けっこうな大雨だったせいか、関係者を含めて10名足らず。もったいない。作者の児玉幸子さんと清課堂のご主人とのお話を聞いて、おはぎぐらいの小さな作品を手に持たせていただいた。児玉さんは関東在住で、このような和風空間で作品展を行うのは初めてとのことだった。

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2017年11月21日 (火)

「地獄絵ワンダーランド」とプレミアムナイト企画

 いつもマジメな仏教系展示が多い「龍谷ミュージアム」。でも、今回はちょっとヘン。
「地獄絵ワンダーランド」(会期9月23日〜11月12日)のあおり文句は、「地獄のオールスターズ勢揃い!!」。そして、せっかくなので、10月9日(月・祝)のプレミアムナイト企画「地獄絵 絵解き+音解き+美解き –今夜は地獄へ行かナイト−」に併せて参加してきた。
プレミアムナイト企画は3部に分かれていて
1st 「地獄絵 絵解き」として、関学の西山克先生のお話
2St 「地獄絵 音解き」として、ファンファーレ・ロマンギャルドによる「組曲六道」の影絵付き演奏
3st 「地獄絵 美解き」として、「地獄絵ワンダーランド」の特別の夜間の学芸員の解説付き鑑賞。
というプログラムだ。
それも、1stと2stは、ふだんは入ることが出来ない龍谷大学大宮学舎本館講堂で開催された。重要文化財で、階段もギシギシとなるが磨かれた木の質感が麗しいクラシックなとてもステキな建物だ。
そこで、地獄曼荼羅の絵の意味をわかりやすく教えてもらい、影絵と音楽でムードを盛り上げて、ツノをつけている獄卒(学芸員)に案内され、東本願寺の中をショートカットで通って、照明もまぶしい展示会場へGO! 通常は17時までの開館だが、この企画だけに夜間開館をしているのだ。展示を回るのはちょっと忙しかったが、ここもツノをつけた学芸員さんが滑舌よく説明してくれる。そして、しっかりスーベニールも開いていた。参加費2000円だが、十分満足できる盛りだくさんな内容だった。

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2017年11月19日 (日)

残念!「日輪の翼」京都公演は中止

 昨年、高松と大阪で観たやなぎみわさんの野外演劇「日輪の翼」。
その時、「来年も予定がある」と終わりのコメントで言っていたが、9月14日(木)〜17日(日)の京都の公演が発表された。それも、河原町十条のタイムズ鴨川西ランプ特設というと、「ああ、あの高速の降り口ね」と場所の当たりもついた。実は我が家からは比較的近くて行きやすい。でも、18時開演なので、休日でないとムリなので、オモテ稼業のシフトが決まってから、16日(土)のチケットをとった。
 ああ! それなのに、台風5号め〜〜〜 おかげで、16日、17日の公演は中止になっちゃったじゃない〜! 野外劇の宿命とはいえ、4日のうち、2日がダメになって、とても残念。これに懲りずに、またどこかの空の下で公演があることを楽しみにしている。

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2017年11月18日 (土)

「萩尾望都SF原画展」in神戸ゆかりの美術館

 10月に「やっとblogの記事が追いついた〜(いろいろ端折ったが)」と思ったら、油断して1ヶ月過ぎる間に次々とイベントの展示会が終わってしまった。ガクッ…… 気を取り直して、書いていこう。夏の終わりの腰痛から用心して、秋は遠出をしないで、近場をウロウロすることにした。さて、秋のいちばんの楽しみといったら……

 9月9日(土)〜11月5日(日)に神戸ゆかりの美術館で開催された「萩尾望都SF原画展」! 望都サマ、ついに関西にご降臨! 思えば2011年の原画展も関西には来なかったので、福岡まで観に行った。ああ、今読み返してみると、3月11日の東日本大震災が起こる5日前だったんだ。
今回のSF原画展も2016年に吉祥寺で開催されたときは、「全国巡回の予定はない」とのことだったので、GWに観に行った。その後、全国巡回が決定。2017年7月の新潟を皮切りに、次が神戸、現在静岡で開催されている。(その次に北九州に行くようだ。)
 さて、今回の神戸ゆかりの美術館、初日には関連イベントで「対談萩尾望都×森見登美彦」のイベントがあって、応募したけれどあえなく撃沈。それなら展示を観に行く日は、混雑していたらいやだなあと思って、平日に行ける日を選んだ。でも、月曜日は休館、やっと10月の下旬に来訪することができた。今回は吉祥寺より広い! そして、空いてる! 広い会場に2〜30人? 原画にかぶりつきで観られる。いや、空いてるのはありがたいんだけど、平日にこんなに空いてていいのか? もったいない。写真スポットもバージョンアップ、原画も増えている。『百億の昼と千億の夜』のネーム、東日本大震災以後の『なのはな』や放射性物質3部作の原画はなかったよね。ただ、複製原画で水増ししてるところもあるのがちょっと残念。(でも、思わず読んでしまうんだけど)
今回の原画展の公式サイトはこちら

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2017年10月19日 (木)

宝塚歌劇版「オーム・シャンティ・オーム」

 超エンターテイメントなマサラムービー「オーム・シャンティ・オーム」が宝塚歌劇になった。7月22日〜8月7日に梅田芸術劇場メインホールで、星組の上演があった。もともと歌も踊りも満載なインド映画なので、親和性はあると思うのだが、映画では主人公が前世で殺されるし、30年の時の流れをどう説明するのか、有名どころの役者がカメオ出演したり、インド映画をいろいろ知っていたらクスリとうれしいシーンをちらつかせたりというところはどうするんだろう?やっぱり一度は観ておかないと。というわけで、8月3日(木)に行ってきた。宝塚歌劇は30年ほど前に一度行ったことはあるけど、チョー久しぶり。舞台も客層もすっかり宝塚だった。スターさんが出てきたら、息をあわせて拍手や手拍子をするなどのファンの統一感がすごい。いや〜、すごいなあ。なんとなく主人公の男役紅ゆずるさんより、悪役の男役七海ひろきさんのほうが人気? 音楽ナンバーは原作にあるものもあるが、宝塚独自ものも加えていた。歌詞はヒンディー語から日本語に変えていた。登場人物の人数も整理され、インド映画要素の仕込みは無視されわかりやすいストーリーになっていた。この日は、上演後に七海ひろきさんとそのボディガード役2人のトークイベントもあった。

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2017年10月18日 (水)

7回目の「GEAR-ギア-」はバースディ月に

 この10月6日に通算2000回の公演を数えたノンバーバルパフォーマンス「GEAR-ギア-」。私はVer.1から各Ver.を2回ずつ、現在のVer.4で7回目の観劇をした。
Ver.1を初めて見に行った記事がこれ。2012年だったんだ〜、しみじみ。
その後、毎回記事にしているわけではないが、2013年にはVer.2
Ver.3との合間に、以前のトライアウト公演の上映会があった。「ギアシネマVol.1」

2013年の後半にVer.3になった。Ver.3は結構長くて、小数点以下のつくマイナーチェンジが何度か行われた。
2014年5月にお誕生日プランを目当てにVer.3.7に行ってきた。
2015年に「ギアシネマ Vol.2」があった。

 この5月28日、京都国際マンガミュージアムへの行きがけに、三条の「GEAR-ギア-」の会場前を通ったので、当日券がないか聞いてみた。友人が観たいといっていたので、友人と来る時はちゃんといい席をとるとして、今日は一番安いサイドエリアを確保。誕生月特典ギリギリセーフ!
 前回より3年ぶりだが、この間に外国人に口コミで有名になって、なかなか席が取りにくいスポットになった。いろいろ座席のシステムも変わった。マジックパートの新子景視さんはあちこちのTV番組に登場してる。いや〜、こんなに続いて、こんなにメジャーになるとは思わなかった。(ごめん)でも、うれしいよ。基本のストーリーは変わらないが、演出が少し変わっていて、上演時間が10分長くなっていた。そしてプロジェクションマッピングはさらに鮮やかになっていた。リピーターは、この変化を観ていくのが楽しみなのかな。お誕生日プランも以前と変わっていて、特典映像とバースデー割引チケットではなく、1000円のギアオリジナルグッズ購入券や限定バースデーカード、次回に使える500円引きディスカウントチケットのセットになっていた。そのグッズも以前より充実していて品揃えが増えていた。新しい厚みのあるパンフレットがあり、チケットを使って、2000円を半額で買った。舞台のシーンもいいけど、裏方の舞台美術や映像、照明、作曲の人のインタビューをとっているところがいい。プロデューサーの小原啓渡さんとイメージイラストの山田章博さんのインタビューも載っている。
 有名になりすぎて、チケットがちょっととりにくくなった「GEAR-ギア-」であるが、進化しながら回転していくのを見守っていきたい。

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2017年10月17日 (火)

「山岸凉子展 光(てらす) −メタモルフォーゼの世界−」と荒俣館長講演会

 すみません、これも備忘録ですね。
 5月27日(土)から9月3日(日)まで、京都国際マンガミュージアムにて、「山岸凉子展 光(てらす) −メタモルフォーゼの世界−」が開催された。期間中は前・中・後期で展示替えがあった。
 私は、5月28日の「荒俣館長が語る!山岸凉子の世界」の講演会と、7月23日の「Artmade(アートメイド)」の時に、前期・中期2回観た。
 山岸凉子原画展は、年代順に展示されていた。初期に少女マンガを意識して変えていた絵柄を本来の絵柄にしたときの葛藤があり、「アラベスク」の頃には萩尾望都サマが大コマの街並みを描いた原稿もあり、「日出処の天子」(「ところてん」と当時略していたのだが、通じる人と通じない人がいる)の原画は東京での展示のときより30点以上多いなど話題が豊富だ。そして、ぜんぶアナログで手書きの原画は美しく、マジマジとみとれてしまう。「Artmade(アートメイド)」のスペースに立ち寄られた同世代に人とも原画展の話題で盛り上がった。この展示では、撮影可能スポットが3カ所あった。
 5月28日の荒俣宏新館長の講演会は、10時から整理券配布なのに、寝坊をしてしまった(~_~;)、大丈夫か?と思ったが、 10時40分頃到着して、88番。館内放送もしていたし、余裕があるようだ。荒俣館長、14時から15時の1時間の予定を30分オーバーしても、また全部話しきれてないようで、山岸凉子さんとの出会いから、大正昭和前半のイラストや挿絵の話しまで、滔々と途切れない。ネタを豊富にお持ちの人だと思うので、またお話をお聞きしたい。

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2017年9月23日 (土)

GWの美術展巡り 大英自然史博物館展

 もうひとつ、3月18日〜6月11日に国立科学博物館で開催されていた「大英自然史博物館展」。始祖鳥の化石が観られる、現地の常設展にない展示物がたくさん来る、日本では東京だけで巡回がない、ということで、はじめから目をつけていた。その上、ネットでGWは21時まで開館していて、18時以降の入館ならドードーのステッカーがもらえるというインフォメーションを目にしたので、コミティアの後、ホテルに荷物を置いてから向かうことにした。

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 以前はGWの昼間だと2時間待ちといった列もあったけど、今回は待ち時間なしで入場した。しかし、会場内はそこそこ人がいた。科博の特別展会場は何度か来たけれど、今回は照明を落として重厚でアカデミックな雰囲気が醸し出されていて、とてもステキ。また、フラッシュは禁止だけど、写真はOKという太っ腹。でも、この暗さでは、図録を買ったほうがきっといい写真がある。その図録も、クラシックに装丁も凝っていて、解説も詳しく、いうことなし。
 会場の雰囲気だけでも大満足だったけれど、展示品は多種多様で、長い歴史に積み上げられた博物学の集大成だ。化石、剥製、隕石や鉱物、地図や記録……、あげればキリがないけど、フツーに一番の有名どころは始祖鳥の化石だろう。始祖鳥の化石って1点だけじゃなくて、いくつもあったんだ。今回展示されたのは、最初に骨格標本が報告された「ロンドン標本」とよばれるもの。他にもモア鳥の全身骨格、ダーウィンのペットだったゾウガメ、ドードーの足の骨、南極や日本で採取した標本などもある。
 一部では始祖鳥より期待されてたピルトダウン人の骨もやってきた。科学史に残る捏造事件として有名とはいえ、あまり詳しく知らなかったので、今回の記事を書くにあたってネットで裏取りをしていたら、科博の副館長であり人類研究部部長の篠田謙一博士の「ピルトダウン人の真実」と題した記念講演会がYouTubeにあがっていた。展示開始まもなくの3月25日に開催されたらしい。45分の講演だったが、とても面白くて、つい全部聴いてしまった。この展示の企画は2015年から始まっていて、「大英博物館の貸出リストにピルトダウン人がなければ人類研究部がこの展示に携わることは無かった」らしい。「博物館はニセ物でも記録は捨てない。だから収納庫がいっぱいになる」……ああ、わかるわ。
 特別展は十分楽しめたが、夜間入場では、レストランのコラボメニューはすべて売り切れていた。でも、飲み物には特別展仕様のコースターが着いていた。常設展はほとんど回る時間が無かった。常設展と併せてゆっくり楽しみたいのなら、やっぱり朝から1日必要かなあ。

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2017年9月22日 (金)

GWの美術展巡り 草間彌生 わが永遠の魂展

 会期は2月22日〜5月22日と少しずれるけれど、「ミュシャ展」と並列で開催されていた「草間彌生 わが永遠の魂」展も行ってきた。昼過ぎにミュシャ展を観終わったので、もういちどチケット売り場に行って、草間彌生展のチケットを購入した。片方の半券を提示すれば、少し割引にもなる。こちらも大盛況だった。色鮮やかな水玉が目に焼き付く草間彌生だが、水玉だけの人じゃなかった。子どもの頃からメンタルな病を抱えていたり、学生時代は京都で美術を学んでいたり、若くして渡米して海外でのほうが有名になったり、すごく熱い人生を歩んできたようだ。御年90歳近いはずだが、そのエネルギーに圧倒される。今回の展示も部屋の中におさまらず、屋外にカボチャがあったり、参加者が水玉シール貼り付けていく参加型インスタレーションがロビーにあったり、美術館のまわりの樹木にも水玉の布がまかれている。絵画ばかりでなく、鏡を用いた暗い部屋で小さな明かりが揺らめく「生命の輝きに満ちて」も印象的だった。
 そして、ミュシャ展とあわせてのスーベニール、レジ待ち30分の列……、すごすご退散。

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