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文化・芸術

2019年5月22日 (水)

「サハラに眠る先史岩壁画 −英(はなふさ)隆行写真展−」

Twitterで流れてきたアフリカの壁画の写真展。それも、会場は割と行きやすい「五条坂京焼登り窯跡」……ってどこよ? あの近くは図書館や区役所や学校があって、だいたい地理がわかるけどそんなところあったのかなあ……と、思って住所をたどって一筋奥へ入ってみたら見つかった。埃にまみれた近世遺跡然としたすごくステキな処だ。よく残っていたなあ。

 

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 そこで開催されている英(はなふさ)隆行さんの写真展「サハラに眠る先史岩壁画」。実物大の写真は触って良し、撮影OK。更に作者さんが丁寧に解説をしてくださるという至れりつくせり。
アルジェリアのタッシリ・ナジェールに残る巨大な岩壁画は世界遺産にもなっているらしいが、今は入国も難しい。(時期とタイミングを計れば、行けるときもあるらしい)今は広大な砂漠だが、先史時代には、低木(ステップ?)に覆われた緑のサハラだったらしい。描かれている人の様子や集落や動物によってその長い時代のいつの頃か想像できる。実物大のスクリーンのようなシートに写真を印刷しているので、大きくて、触ってもかまわない。私が言ったときは作者さんが在廊していて、地理や壁画に描かれているモチーフとその時代をいろいろ説明してくれて、思いのほかゆっくりとしてしまった。
 ちなみにタッシリ・ナジェールにある岩壁画は、諸星大二郎が『砂の巨人』というマンガにしている。「デュオセレクション」というシリーズで1984年に出版されているので、けっこう古い。諸星さん、目の付け処がさすがだ。
 ところで、この写真展は、「KG+」というフェスの一環で、それは2013年「KYOTOGRAFHIE京都国際写真祭」の同時開催イベントとしてスタートした公募型アートフェスティバルらしい。今年は4月12日(金)から5月12日(日)までで、この「五条坂京焼登り窯跡」にもエリア分けして他の作家さんの写真も展示されていた。

 

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2019年5月20日 (月)

劇団Studio Life「なのはな」

 Studio Life(スタジオライフ)の舞台は、ず〜〜っと以前に大阪で「11人いる!」を観たことがある。そして、ついこの間「舞台版はみだしっ子」を観た。東京を中心で活動している劇団なので、なかなか関西で観る機会がない。脚本の倉田淳さん以外は、役者がすべて男性で、マンガ原作の舞台も多い。マンガ原作のドラマや劇は、往々にして残念なものも多いのだが、この劇団は読み込みが深くて、原作ファンにもガッカリさせない。もちろん、舞台は原作とはちがうメディアなので、全く原作と同じが良い舞台劇とは限らない。作品は別物。
 原作の萩尾望都サマのマンガは24ページの短編で、それをどのような舞台作品にするのだろう……と期待半分、心配半分で観に行った。原作の雰囲気を十分残しながら、約1時間でまとめられた作品はとても心に染みるものだった。言葉を発さないチェルオブイリの女の子も印象的だし、石田音寿キャラは作曲家で歌手の明石隼汰さんがキャラと歌を見事に実物化していた。

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2019年5月19日 (日)

大駱駝艦天賦典式「パラダイス」

 1月29日にトークイベント「麿赤兒 大駱駝艦とパラダイスを語る」に行って以来、楽しみにしていた大駱駝艦天賦典式の「パラダイス」。ついにその日がやってきた。3月30日、神戸文化ホール。大駱駝艦の舞台は静かだ。沈黙の中に白い舞踏が繰り広げられる。ステージで少し音が響くと、全体に響く。みんなその静かな動きと密やかな音に集中する。麿さんはやはり舞台に出てくるだけで存在感がすごい。恐いけど目が離せない。観客はやや平均年齢高めで、演技中はしわぶきひとつ立てないが、終わった時の拍手が濃い。コアなファンが多いんだろうなあ。
 「漂えど沈まず」麿さん、いつまでもご息災で。

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2019年5月17日 (金)

「ヨシダナギ写真展[HEROES2019] 」

 3月13日〜4月2日に京都大丸ミュージアムで開催されている「ヨシダナギ写真展[HEROES2019]」に行ってきた。アフリカや南米、東南アジアなどの少数民族の写真で、みんなかっこよく、ポーズも構図もバッチリ決まっている。モチーフとしてはもろ好み。そして、この写真展、驚くことに、写真OKなのだ。だが、図録は12000円と、ちょっと手が出ない。
 この人の写真になにか既視感があった。それは、『BEFORE THEY PASS AWAY』JIMMY NELSON著 (teNeues 刊) ISBN978-3-8327-9759-1 という本に先に出逢っているからだ。こちらもポーズが決まったハレの写真。私が持っているのは洋書だが、2016年に『彼らがいなくなる前に』という邦訳の本がでている。(判型が小さくなって、価格が3分の一になっていた) コンセプトとしては、同じようなものかなあとも思う。
 
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2019年4月 3日 (水)

トークイベント「水辺における野外演劇の可能性」

 世間では新元号の令和が話題になり、オモテ稼業では人事異動で出会いと別れやあっと驚くすったもんだがあったりなのだが、このblogはウラ稼業のサークル広報なので、粛々と1ヶ月遅れのおたくネタを綴っていく。

 

 京阪電車なにわ橋駅にあるアートエリアB1の月刊インフォメーションペーパーで、2月24日(日)に開催される「水辺における野外演劇の可能性」というイベントをみつけた。私の好きなやなぎみわさんが出演する! ……と思って、実はオモテ稼業が出勤になるかも知れないということを忘れてチケットをとってしまった。ギリギリまで行けるかなあ〜とハラハラしたけど、運良く出勤は免れて参加することができた。
 このイベントは2部構成になっていて、第1部はアクアライナーを借り切って、船の中で「水辺の生活文化と演劇」と題して、やなぎみわさんと京都精華大学の山田創平さんが語り合う。司会はアートエリアB1の木ノ下智恵子さん。第2部は、近くの大阪大学中之島センターにて、「中之島における野外演劇の可能性」として、やなぎさんと大阪大学の永田靖さんとのお話。司会はアートエリアB1の久保田テツさん。当日は幸いなことにとてもいい天気。
 やなぎさんと山田創平さんは、どちらもたくさんネタがあるので、舞鶴から台湾まで、古くは日本神話まで時を遡り、水縁を巡る話は尽きない。第2部では、永田靖さんは海外にでかけていて、帰国されたばかりで、この対談はほとんどぶっつけらしい。やなぎさんのトレーラー舞台についても話がはずむ。ポールダンスのポールは天と地をつなぐものだったのか。今は高松で写真展を行っていて、秋には神戸で何かをするらしい。楽しみだ。

 

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2019年3月31日 (日)

東京行き その3 「チームラボ ボーダレス」

 『阿呆らし屋の鐘が鳴る』で夜遅くなるため、後泊をとったが、実は、月曜祝日の翌日の火曜日って美術館・博物館はほとんど休館なのだ。さて、どうしよう…… というわけで、お台場の「チームラボ ボーダレス」に行ってみることにした。チームラボは最近人気で、期間のある展示だけでなく、常設の施設もこのお台場だけでなく、豊洲とかにもある。夜にホテルで検索すると、1日の入場者数を決めていて、平日とはいえ、すでに「残りわずか」らしいので、スマホからチケットを確保。スマホのQRコードをかざして入場券になるらしい。ほえぇ〜、世の中進化している。
 朝、最寄りの東京テレポート駅を降りたら、目の前に工事中の国展青梅展示場が! 5月のコミティアはここでやるんですよね。出来立てホヤホヤ。
 10時の開場前に着いたのに既に人が並んでいる。外国の人も多い。それでも、朝イチに入ったので、まだマシだったらしい。入場したら再入場は不可だが、滞在時間に制限がないので、じわじわと人だらけになっていく。中は、けっこう歩き回るので、ロッカーに荷物を預けて身軽にして入る。写真や動画は撮って良いし、SNSにアップもOK。


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 中の映像は時間ごとに変わっていくし、室内は暗めで、錯覚を起こすような鏡面があり、全体の案内図はなく、看板はわざと小さく、探検の気分にさせている。だんだん四角い部屋の方向がわかってきたので、四方を順にまわって、見損なった部屋はないか探してみる。同じ部屋に何度もぶつかったりしながら、「2時間ほどの待ちです」といわれた「Floating Nest」以外は全部見てきたように思う。他も朝のうちは空いていたのにというところが、午後になったら待機列ができている。確かにフォトジェニックでインスタ映えするアミューズメントなのだが、だれが撮ってお同じようが画像になる気がするし、撮りだしたらきりがないので、目や身体で実際に楽しむのを主眼としたい。施設の中には花開くお茶が飲めるカフェしかないので、食べるのは二の次のつもりで楽しみたい。結局4時間ほどいたので、昼メシは遅めになってしまった。

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 面白いと思ったのは、生き物のぬりえが何種類かあって、色を塗って、スタッフの人にスキャんをしてもらうと、壁や地面にその絵が動きだすのだ。

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2019年3月24日 (日)

東京行き その2 松本雄吉追悼イベント「阿呆らし屋の鐘が鳴る」

 いよいよ2月11日(月・祝)は新宿ロフトでの『阿呆らし屋の鐘が鳴る』。維新派は大阪の劇団で、大阪では追悼イベントや映画上映が何回かされたけど、東京の方では初めて?じゃないだろうか。関係者で関東在住も人も多いので、満を期してとなったせいか、内容が濃く、とてもぜいたく。プログラムをみると6時間ぐらいある。終わるのが夜の10時近くになるので、後泊もとった。
プログラムはざっと書くと、このようになる。(敬称略)
15時〜17時 第1部トークショー
 映画界の方々のお話 磯見俊裕・杉本信昭・山本政志 司会にフルカワタカシ
 演劇界の方々のお話 天野天街・松井周・小堀純
17時〜21時30分 ライブ・パフォーマンス
 井上大輔がMC(ストーリーテラー)
 パフォーマンス 真嶋淳太
 ライブ&パフォーマンス 岩村吉純 とゲストに夕沈
 ライブ slonnon+sonsen gocha bacco
 ライブ 知久寿焼
 ライブ おおたか静流・内橋和久
 ライブ&パフォーマンス 麿赤兒・内橋和久
 あわせて、ロビーではビデオ上映があったり、物販や飲み物・つまみも売っている。
関西ではなかなかお目にかかれない人や実物を知らなかったミュージシャンの人もいた。90年代維新派の役者のなかでも印象にのこっていたフルカワタカシさんは、と〜っても久しぶりに顔をみたが、トシをくっても面影があった。おおたか静流さんの流し目と歌声は悩殺級。内橋さんはしゃべるとちょっとお茶目。麿さんはやっぱりド迫力。客層は、関西からもたくさん来ていたし、一般ファンもいただろうが、あちこちで歓談の輪ができていたので、半分ぐらいは関係者だったのかもしれない。会場内は撮影禁止だったが、マスコミの記事で詳しいものがあったのでリンクを張っておく。(いつまで掲載されているかは不明)
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 実は、年末に実行委員会にダメもとで物販に同人誌『維新派と旅をした』を置かせていただけないか相談してみた。ありがたくも委託販売をしてもらえることになった。無名のファンのおっかけ旅日記なのに、お求めいただいた皆さまに感謝。恐れ多くも出演者のCDの予告においていただいた。時々、物販のあたりをうろついて様子をみていた。
 そんな折、維新派のもと役者だった井上大輔さんとお話する機会があり、ひとつ記憶の中でずっと疑問だったことを教えてもらった。
ずいぶん昔にヤンマーディーゼルのTVCMに維新派が出演していたのを観たことがある。
何処にもその記述がなかったが、私の記憶の中だけに残っていた。大輔さんに聞いてみると、ヤンマー(大阪の会社だ)からメセナ活動の一環で声がかかったそうだ。「少年街」1992年頃。バブル終焉の頃だな。友ヶ島で撮影したそうだ。関西ローカルのCM。大輔さん、酔っ払っていたけれど……、信じることにした。
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2019年3月17日 (日)

東京行き その1 忠津陽子原画展とインド民族画展

2月の10日(日)から12日(火)まで、世間様と1日ずれて3連休をもらって、東京に行ってきた。メインの目的は11日の維新派松本雄吉さんの追悼イベント「阿呆らし屋の鐘が鳴る」だったが、それにいろいろくっつけて行ってきた。
10日は7時前の新幹線で東京へ向かう。というのは、秋に行き損ねた上野の博物館動物園前駅公開を目指したんだが……、今回も整理券取れなかった。10時から配布開始、10時5分に着いた時はすでに長蛇の列で、10時15分配布終了。11月に聞いたよりも30分も早く終わってしまった。早い人は8時くらいから並んでいたそうだ。ムム…… 甘かった。2月24日までの金・土・日しか公開されないんで、もう無理だ。残念(>_<)
 そこで、行きたい候補にあげていた忠津陽子原画展にむかった。忠津先生のマンガを読んでいたのは、私が読み始めた頃の週刊マーガレット。『美人はいかが?』あたり。忠津さんの描く女の子は、当時のマーガレットのなかでも一等かわいいと思っていた。神田神保町のブックカフェ二十世紀で開催されている原画展は、本屋さんの2階スペースで、こぢんまりとしたかんじだったが、ぜいたくにもほとんど貸し切り状態。ランチにカレーをいただいたら、500円以上でピンナップ2枚(両面刷り)をついていた。


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 その後、渋谷のhako gallery/hako plusで開催されている「インド先住民アートの村へ2」へ行った。これは蔵前仁一さんがインドで集めてきたワルリー画、ゴンド画、ミーナー画などの先住民絵画を紹介するイベントで、今回は初めてジャールカンド州の絵画の展示がある。この2月10日・11日の2日間だけの開催なのだ。第2弾らしいが、第1弾がいつ開催されたか知らない。今回も危うく見逃すところだったが、Twitterの記事を直前に見つけて、偶然にも日程があった。でも、蔵前仁一さんのトークイベントは、満員で申し込めなかった。行ってみると、マサラワーラーの鹿島さんと武田さんがランチをふるまっていたし、KAILASの松岡さんと野瀬さんも物販とカフェを商っていた。どちらも関西のイベントでお話を聞いたことがある。ジャールカンドターリー限定30食がまだ残っていたので、さっきのカレーが小ぶりだったのでいけるかなあと思っていただいたが、おなかいっぱいになった。 豆とイモが主なんで、お腹にたまるんだな〜 SNSもOKということで写真も撮らせていただいた。ポーズ決まってる! 狭いギャラリーだったが、ゆっくり鑑賞し、物販では3冊も本を買ってしまった。後でいただいたチャーイも美味。


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2019年3月12日 (火)

トークイベント「麿赤兒 大駱駝艦とパラダイスを語る」

 麿赤兒さん率いる大駱駝艦は昔から知っているが、なかなか観に行く機会がなかった。というのも、関西では、吹田とか豊中とかちょっと(私にとって)離れたところで2〜3日という短い期間の公演が多いので、どうにも休日が取れずによく諦めていた。今までみたのはだいぶ前に2回ほどかな。なかなかドロドロしていて恐いけど好き。その後、TVドラマでも見るようになったが、その時はだいたいフツーの人間のおじさんだった。
 今回、2月に東京で行われる「阿呆らし屋の鐘が鳴る」に麿赤兒さんも登場する。それに、3月30日には神戸で大駱駝艦天賦典式「パラダイス」の公演がある。(今回も1日限りだ) その「パラダイス」のおそらく前宣伝で、1月29日(火)に神戸文化ホールで「麿赤兒 大駱駝艦とパラダイスを語る」というトークイベントがあって、行ってきた。麿さんは1943年生まれ、御年76歳……とは思えない、エンジ色のマフラーを巻いて、ブーツを履いてカッコいい出で立ちだ。でもしゃべると渋い声でときどきお茶目な話もする。舞台の写真などを大きく映しながら、演劇や舞踏のお話をされた。1時間ほどの定員30名の小さなイベントだったが、終わったあと、みなさん挨拶しあっている様子をみると、どうも関係者が多かったのかなあ。会場の人が、「今日のイベントはTwitterなどにもつぶやいて、「パラダイス」の公演を大いに宣伝してください」と言っていた。


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2019年1月 6日 (日)

秋の東京 博物館・原画展巡り −印刷博物館・魔夜峰央展・一条ゆかり展・科博−

 昨年の夏コミで新刊を落としたので、11月25日(日)のCOMITIA126を申し込んでいた。秋はオモテ稼業のイベントも多くて、よくバッティングするので、秋のCOMITIAは久しぶりだ。運良く前日の土曜日も休日になったので、1泊2日で行くことにした。実は、行ってみたい展示が5つあるが、土曜日1日で行けるのはせいぜい3〜4カ所かなと、開館時間・閉館時間、場所を考えながら、朝6時57分発の新幹線で出発した。
 まずは、印刷博物館に向かう。JR飯田橋駅から1kmぐらい、トッパン小石川ビルの中にある企業博物館だ。そこで、「天文学と印刷」という展示が2018年10月20日(日)〜2019年1月20日(日)まで開催されている。15世紀〜16世紀に地動説は活版印刷の普及によって広まった。出版都市ニュルンベルグが築かれ、そこでコペルニクスの地動説が印刷された。……といったこの時代の天文学と印刷技術をとても丁寧に解説されている。後半の展示には日本の江戸時代の天文学や改暦についてもふれられている。10時過ぎに着いて、展示を観おわるのに2時間ほどかかった。会場ではプリントゴッコの要領で多色刷りでカレンダーも作って、持って帰ることができる。図録はちょっと高いけど、さすがに印刷が美しい。それに、綴じが180度にページが開くコデックス装だ。凝っている。Twitterで流れていたこの展示のチラシもとてもステキなデザインだったのだが、会場にも在庫がなかった。残念。


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 昼食後、明治大学米沢嘉博記念図書館で開催されている「魔夜峰央原画展」へ行った。これは10月12日(金)〜2月11日(月祝)まで開催されているが、4期にわけて展示替えがされている。行った時は第2期「短編怪奇マンガ特集」だった。期を合わせて行ったわけではないが、初期の墨ベタが美しい悪魔や化け物は大好き。

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 その後、上野の「旧博物館動物園駅の公開」に向かったら、受付に「今日の整理券は終了しました」と掲示があった。……整理券配布だったのか。Twitterや私の観たネット記事にはそんなことは書いていなかったが、後日確認したら、確かにそんなふうに書いているページもある。見落としていたなあ。それなら戦法を変えたのに。受付に聞いたら、10時に開始して、10時45分に終了したらしい。知らなかった人も多かったらしく、同じように入口でウロウロしていたり、のぞき込んで写真を撮ったりしている人がたくさんいた。入口に地面に頭を突っ込んだ巨大なウサギのオブジェが見える。駅舎内で期間限定のインスタレーション作品の展示を行っているらしい。羊屋白玉って名前は知らないと思ったけど、写真を見ると「あ、瀬戸内国際芸術祭の『指輪ホテル』の人ね」とわかった。公開は、11月23日(金・祝)から2月24日(日)までの金土日なんだけど、もう1回チャレンジできるかな。


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 そこで、予定を変更して、弥生美術館に回って「一条ゆかり展」を観る。会期は9月29日(土)〜12月24日(月祝)までで、カラー原画の一部が前中後期で何枚か入れ替わる。一条ゆかりさんは、画業50周年とのこと。昔、雑誌「りぼん」を回し読みさせてもらっていて、『デザイナー』は大好きだったが、『砂の城』のナタリーにはイライラした。一条ゆかりさんの原画をみるのははじめてじゃないかしら? やっぱり美しい。


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 そして最後に国立科学博物館に行く。ここは金・土曜日が20時までの夜間開館を行っているので、一番最後にしようと思っていたのだ。お目当ては特別展ではなく、企画展「標本づくりの技−職人たちが支える科博−」。期間が9月4日(火)〜11月25日(日)で、あと2日で終わってしまうのだ。入口には、博物館ネタマンガ『へんなものみっけ!』(早良朋著)のキャラの看板もある。以前行った「きのこ!キノコ!木の子」展も標本つくりの工夫がいろいろ展示されていたが、博物館の裏の苦労はつい興味津々になる。せっかく来たので、特別展「日本を変えた千の技術博」も観てきた。昔、家にあったような昭和の家電もあって、ちょっと懐かしかった。

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というわけで、この日は26000歩ぐらい歩いた。ああ、疲れた。

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