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2019年1月15日 (火)

2018年観たインド映画その3 「人間機械」

「人間機械」MACHINES 2016 71分
 10月21日に出町座で鑑賞。これは、インド・ドイツ・フィンランドの3カ国の制作のドキュメンタリー映画だ。なぜ3カ国?というと、監督はインドのラーフル・ジャインという人だが、パンフレットの監督のインタビューによると、2015年にゴアで開催された「フィルムバザール」に出品した制作途中の作品をフィンランド人の審査員がプロデューサーとなり、ドイツの共同制作者がサウンドとカラーリングのポストプロダクションの資金を工面してくれたかららしい。言語が示されていないのは、労働者たちはあまりしゃべらない。インタビューの時は、ヒンディー語の時もあるような気がするが、グジャラート語かも知れないし、いろいろ出稼ぎの人も多いから言語が入り混じっているのだろう。経営者は英語をしゃべっていた。
 吉田亮人さんの写真集『Tannery』(これはバングラデシュの皮革工場だけど)や三井昌志さんの写真集の渋イケメンのような「労働」をテーマとした重い内容だった。グジャラート州の巨大な繊維工場。色鮮やかな綺麗なインドサリー。その布を作っている工場の過酷な状況を、声高に訴えず、淡々と映し出す。映っている人たちは機械の大音響の中、淡々と仕事をしている。淡々と生きている。インドの壮大なもの、精美なもの、陽の部分だけでなく、深淵な陰の面も知っているかと黙って突きつけられたような作品だった。

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