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2018年12月

2018年12月31日 (月)

台風と同人誌即売会 -「関西コミティア53」の決断-

 いよいよ2018年も押し詰まってきたけれど、blog記事は淡々と進む。まだネタは9月だよ。
 今年は関西でも、6月に大阪北部地震、7月に集中豪雨、9月に台風21号、24号と大荒れだった。その中で、9月30日(日)に開催を予定していた「関西コミティア53」は、もろに台風24号とぶつかった。公共交通機関が前日から30日の計画運休を次々発表していて、最寄り駅のある京阪線も12時頃から15時頃にかけて一部列車の運転を取りやめ、15時頃をメドに全列車を運休としていた。その中で、「関西コミティア」も30日の開催を10月8日(日)に順延することを決めた。順延! 中止か決行しかないと思っていた私は、ちょっと驚いた。順延と一言で言っても、そんな簡単なことではない。たまたま1週間後の同じ会場が空いていたかもしれない。しかし、スタッフの参集、レンタル用品の手配、宅配便との連絡、サークルや一般参加者への周知など考えたら、すべてがボランティアで運営している実行委員会が短時間でどれだけ大変だったかと思うとクラクラする。オモテ稼業でも、台風が来るたびに、年に何度か、警報や台風の進路、公共交通機関の運行情報など見ながら、休館か開館か、イベントは中止か?とスリリングな状況が発生する。休館しようものなら、その善後策で忙殺される。
 前日はたまたま休日だったので、時々関西コミティアのHPやTwitterをみながら、中止のアップがなかったので「やる気かなあ〜」と思いながら準備をしていたら、夕方Twitterに順延の情報があがった。「発表が遅い」というようなお叱りのコメントもいくつかあったが、中止より順延の算段をしていたのかと想像すると、ちょっと遅くてもこの英断に感謝したい。参加者もその思いを汲み取ってか、このツイートは「現在RTの勢い日本で第8位です 2640RT/時速 (19時台) 」で拡散し、このツイートをリツイートした東京コミティア代表の中村さんのツイートも1.8万RTもされたとのことだ。(中村公彦の「COMITIA事務所blog」10月11日
 振替の10月8日(日)は、参加サークルが3分の2くらい、一般参加者もやや少なめだったが無事開催された。参加できなかったサークルは次回以降の振替参加チケットが配布される。私は悪運よく土日出勤シフトの休日に当たっていて参加できた。
 こんなことは滅多にあってほしくないけれど、とりあえず、実行委員会の皆さま、お疲れ様でした。

2018年12月30日 (日)

「太陽の塔」内覧会に行ってきた

 2018年3月から万博公園の「太陽の塔」の内部が復元・修復されて一般公開が始まった。4か月前からの完全予約制なのだが、ホームページを見ても、いつも満席で、「1年くらいは無理かなあ〜」と思っていた。ところが、ある日、ふと見たら、「え?!」 8月21日(火)の昼間に10人ほどワクが空いていた。団体のキャンセルでもあったのか? オモテ稼業が休めるかどうかわからないが、この機を逃してはいつまたチャンスがあるかわからないので、とりあえず2人分申し込んだ。その空席ワクは夜になるとまた満席に戻っていた。
 実は、「48年ぶりの公開」と新聞などには書いていたけど、もっと最近に見学に行ったので「あれ?」と思っていた。「確かに見たよなあ」と思って、自分のインターネットの日記とblogを探してみた。あった、2005年8月の「太陽の塔の中は極彩色の廃墟」というblog記事だ。う〜ん、この時は、個人での申込みはできなかったのかもしれない。
 かくて、ありがたく休日がとれて、行ってきた。2005年の時と違い、空調は効いているし、エレベーターは動いているし、トイレやスーベニールもあるし、塔の中もきれいに生まれ変わっていた。階段を上がって両腕の根元の高さまで登れる。入口は塔の裏側にあり、そこに指定時間前に行って受付を行う。「ようこそ太陽の塔へ」という小さな冊子をもらって中に入る。万博の時は入っていないので、当時を懐かしむというより、「こんな感じだったのかな」と想像しながら巡る。内部は撮影禁止なので画像はないがネットには報道関係らしい人の画像があがっている。しかし、百聞は一見にしかず、リアルに48年前の大イベントの象徴を一度みてほしい。


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2018年12月27日 (木)

「越後妻有アートトリエンナーレ2018 大地の芸術祭」 食べ物とお買い物

 コミケの日は、朝は前日に買ったパン、昼はおにぎり2つ、夜は駅弁とつましかったのだが、妻有に来たら、とても充実した食生活だった。
 昭和なスキー宿の朝食は、ちゃんと日本の朝ごはん。贅沢さはないけれど、バランスがいい。朝に納豆をちゃんと食べたのは初めてだ。1日目の昼は公式バスツアーのTUMARI KITCHINは地元素材の美味しい料理で、ごはんのおかわりも足りなくなるほどだった。夜は宿の近所の蕎麦屋さんで身欠きニシンとマイタケの天ぷら、おそばと日本酒の鶴齢もつけて、とても充実。2日目の昼食は、前回もいただいたうぶすなの家。充実はそこまでで、越後湯沢駅の夜は早く、バスツアーから帰ってきたら、もう駅ナカの店は片付けをはじめていて、駅弁は売り切れ。オニギリを買って上越新幹線乗車した。
 お買い物は、土市(どいち)でさるなしジュースとジャム、「キナーレ」の売店や越後湯沢駅でも買ったけれど、考えてみたら食べ物ばっかりだった。


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宿の朝食

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夕食のそば、天ぷら、身欠きニシン

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うぶすなの家のランチ

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さるなしジュース、ジャム

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ふきのとう羊羹、ゆべし

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八海山の酒ゼリー

2018年12月26日 (水)

「越後妻有アートトリエンナーレ2018 大地の芸術祭」 2日目

2日目は「シャケ川のぼりコース」に行った。昨日と違って朝から快晴だ。
今日のコースはガイドブックに書いているのと大幅に順番が違った。まあ、それはそういうこともあるだろうが、バスの中でちゃんとしたコース変更の説明がなく、行き先の言い方がルートの説明書きとちがうので、何処のことかわからない部分があった。いちおう、行った順で紹介すると、「里山アート動物園」→「田中文男文庫」→昼食 うぶすなの家→「絵本と木の実の美術館」→土市駅、ジミー・リャオ→太田島公園、トビアス・プートリッヒ→上郷グローブ座→「ワープクラウド」→「最後の教室」→越後妻有山現代美術館「キナーレ」・JR十日町駅のコース。
中里アート動物園では、以前Twitterで流れてきた「ネコの大行列」のホンモノを観た。観れるとは思っていなかったのでうれしい。ほかにも、いろいろ楽しい作品がならんでいる。「田中文男文庫」は、ずっとガイドさんがそう言っているのだけれど、何処なのかわからなかった。ルート説明にあるシュー・ビンの「裏側の物語」のことで、公式ガイドでは「T201 妻有田中文男文庫」のことだと後でわかったが、ガイドが作品番号順に並んでなくて、田中文男はアーティスト名にはなく、作品名の索引もないし、上新田がどこか目次の地名にはないし、地図のページも記していないし、今回の公式ガイドブックはちょっと不便。繊維工場だった空間に展開するダミアン・オルテガの「ワープクラウド」は1階も2階もなかなか美しい。

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中里アート動物園


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「絵本と木の実の美術館」

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「ワープクラウド」

2018年12月25日 (火)

「越後妻有アートトリエンナーレ2018 大地の芸術祭」 準備と1日目

「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」(以下、大地の芸術祭)は、2000年から始まり、3年に1回の開催で、今回で第7回目になる。前回の2015年の時、はじめて行ってみて、今回2回目の参加になる。
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このイベントはアシ(交通)が最大の問題で、車がないとダメだよなあ思っていたのだが、バスツアーがあることを知って、行ってみる気になった。今回も2日しかないので、2コースの公式バスツアーに申し込んだ。前回は北コース・南コースというあっさりした名前だったが、今回は「カモシカぴょんぴょんコース」「シャケ川のぼりコース」と名前がかわいい。
 さて、今回も、夏コミ参加から直行。今回は上越新幹線切符をとらなかった。席に余裕があったし、今回はゆうパックの発送に1時間30分ほどかかってしまい、その面でも幸いした。越後湯沢行き上越新幹線MAXたにがわ、東京で乗ったのがハコに2人……(グリーン車じゃないよ) 途中で2人乗車という状態は、余裕がありすぎて営業的に大丈夫か? とちょっと心配した。宿はバスツアーに参加する都合上、越後湯沢駅の近くを探したのだが、なかなか夏の予定が定まらず出足が遅れたので、いろいろ満室だった。あちこち探して、駅から徒歩10分ほどの昭和なスキー宿を確保した。

「カモシカぴょんぴょんコース 〜里山・土木編〜」は、清津峡トンネルの「ライトスケーブ」→清津倉庫美術館[SoKo]→「川はどこに行った」→「土石流のモニュメント」「サイフォン導水のモニュメント」→「奴奈川キャンパス」(TUMARU KITCHINで昼食)→星峠の棚田→脱皮する家→松代商店街→まつだい「能舞台」→越後妻有山現代美術館「キナーレ」・JR十日町駅のコース。午前中、清津峡の途中から雨模様だったのだけど、星峠の棚田あたりで雨があがった。清津峡は柱状節理の岩肌が美しい。同じところになる足湯に浸りながら潜望鏡のように景色を見るという「ペリスコープ」は時間切れで観られなかった。TUMARU KITCHINの昼食は公式ツアー限定。松代商店街には新しいポイントが4カ所、「能舞台」では、「イダキ:ディジュリドゥ、オーストラリア大地の音」展を鑑賞した。「キナーレ」では、写真の作品の周りに「方丈記私記」としていろいろな作家が四畳半の空間を好き勝手に演出していた。

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清津峡


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奴奈川キャンパス

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脱皮する家

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キナーレ

2018年12月24日 (月)

夏の東京遠征:「ますむらひろしの北斎展」、神保町ヴンダーカンマー、「縄文展」

 幸い夏のコミックマーケットは席次をいただいて、それにあわせて遠征計画を立てた。SF大会をキャンセルしたので、ここに夏期休暇をひっつけて、珍しく4連休まで設定できた。そこで、欲張って、1日目東京の展示会めぐり、2日目コミケ、3/4日目で越後妻有の「大地の芸術祭」で行くことにした。……がんばれ>自分。行く前日も帰ってきた翌日も残業付きフルタイムだよ。
 さて、1日目はいろいろ行きたい候補を吟味していたのだけど、今回は表題の「ますむらひろしの北斎展」、神保町ヴンダーカンマー、「縄文展」の3カ所に行ってきた。
 「ますむらひろしの北斎展」は、すみだ北斎美術館で6月26日(木)〜8月26日(日)まで開催されていた。最寄り駅は両国も降りたことがなかったし、すみだ北斎美術館も行ったことがなかったのだが、行ってみたらヘンな建物だった。墨田区は葛飾北斎の生誕の地で、引っ越しは好きだったけれども、生涯のほとんどをこの地で過ごしたらしい。北斎と浮世絵の常設展があった。ますむらひろしさんは「マンガ少年」の頃はよく読んでいたけれど、最近ちょっとご無沙汰。その頃の懐かしい原画もあったが、北斎を「アタゴオル」化した作品群は2005年から2013年に情報誌「王様手帖」に掲載された52点のイラストがメインになっている。知らなかった。北斎の絵柄をそのままに模写しながら、その中にヒデヨシくんたちのすっとぼけた感じが混じって面白い。当日は午後からますむらさんのサイン会もあったようだが、時間的にちょっと厳しいのであきらめた。


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 その後、神田神保町の奥野かるた店の2階で7月14日(土)から8月19日(日)まで開催されている「神保町ヴンダーカンマー」に行く。今回で第4回となるが、Twitterで毎年その時期になるとツイートが流れてくるので、「一体どんな感じだろう?」と気にはなっていたのだ。展示物は博物学系のグッズなのだが、それぞれのブースて手売りしているのではなく、会計にスタッフさんがいるだけで、あとはそれぞれのブースにグッズが陳列している。作家在廊日やワークショップ・実演の日というのも一部あるが、人がいない。出展者は、以前行った「いきもにあ」にも重なるところがある。期間が長いせいか、土曜日なのにほとんど人がいなくて、じっくり観ることができた。会場は写真OKだった。また、このかるた店が風情があってステキ! こんなカルタがあるのか!というような種々様々なカルタがあって、そこそこ値がはるのだけど、ユ〜ワクにかられてしまう。


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 その後、夜間開館の時間をねらって、東京国立博物館平成館で開催されている特別展「縄文 -1万年の美の鼓動-」に行く。7月3日(火)から9月2日(日)の開催であり、それまでも、ネットの方で混雑の情報が流れていたのだが、8月11日でも夕方でもやっぱり混んでいた。7月31日から、土偶の国宝6体がそろうのも魅力的だったのかもしれない。以前、京都大学総合博物館で火焔型土器の展示 があったときも結構な人出だった。縄文、火焔型土器、遮光器土偶……萌える人が多いんだよね〜このあたり。点数も多く、見応えがあり、おまけに図録も重かった。ここを最後にしたのは正解だったかも。


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2018年12月23日 (日)

二条城で朝食を

 地元の新聞で見つけた、二条城の清流園・香雲亭で朝御膳をいただくという企画があって、夏期7月1日〜9月30日の期間中に行ってきた。この企画は昨年もあったのだが、知るのが遅かったら、いくつかの希望日がまったくとれなかった。なので、今年は事前にちょっとねらっていた。8時30分からなのだが、10分前集合で、城内も広いので、朝8時の開城とともに入城した。幸い良い天気で、通常非公開の建物の香雲亭から、丹精な庭を眺めながら、お粥と湯葉やハモなど贅沢な朝ごはんをいただく。料理を担当する、京料理「いそべ」のご主人のお話も楽しい。食後は二条城内を散策するが、じわじわと暑くなって、10時過ぎに退散した。喉元過ぎれば……だけど、この夏は暑かったなあ。


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2018年12月21日 (金)

「小松左京展」

Twitterで見つけた「小松左京展」。小松左京展って以前吹田市博物館で行ったなあ……と思い出したら、2012年のことだった。独立したblog記事がないのだが、ここに収録。
今回の展示は7月14日(土)〜22日(日)と短い。会場は、あべのハルカスの24階にある大阪芸術大学スカイキャンパス。ハルカスは何度か行ったことがあったけど、大学のサテライトってあったっけ? ……あった。ハルカスは人だらけだったけど、ここは思いっきり空いていた。いいのか、これで?! けっこう広いスペースに来場者が数人、ゆったり観ることができた。モリミノル時代のマンガ、「日本沈没」設定資料、万博関係資料など、地味だけど珍しいものばかり。それも動画等指定場所以外、写真撮影もOK。小松先生のような破天荒でバイタリティーあふれる歩く百科事典のような人が絡んだら、今度の2025年の大阪万博も面白くなるかもね。
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2018年12月17日 (月)

日本SF大会「ジュラコン」、参加ならず

 年に1回のSF者の祭典・日本SF大会は永らく我が家の夏の家族旅行だった。しかし、ここ数年は子どもは大きくなってついてこなくなり、ダンナはバイクで北海道にミツバチのように飛んでいくようになったので、独り参加になった。身軽になったので、大会当日に翌年の申込みをするようになった。1年先のことなんてどうなるかわからない見切り発車もいいところだ。
 今年は第57回であり、水上温泉(群馬県)のホテル聚楽で開催されるので、名付けて「ジュラコン」。7月21日〜22日に開催されたが、オモテ稼業のイベントとバッティングしてしまい、残念ながら参加ができなかった。5月には星雲賞の投票も、ディーラーズルームの申込みもして、新作グッズも創ってじわじわと準備をしていたが、まあ、仕方ない。オモテ稼業も夏は繁忙期なので、最優先に休み希望を出すけれど、どうにもならない予定が入って、過去にも2〜3回キャンセルしたことがある。懲りずに、今月、来年の参加申込みを行った。第58回日本SF大会は、2019年7月27日(土)〜28日(日)に、埼玉県さいたま市の「ソニックシティ」で開催される。都市型の大会で、愛称は、「Sci-con / 彩こん」。さあ、今年のリベンジなるか?!

2018年12月16日 (日)

2つの展覧会「世界を変える美しい本 −インド・タラブックスの挑戦−」・「タラブックス展 −インドのちいさな出版者とゆかいな本づくり−」

 タラブックスについては、本の紹介等をこのblogのなかでも何度かしているが、今年相次いで展覧会が開催され、メディアにも露出してちょっと有名になった。期間はずいぶん離れているが、タラブックスつながりでいっしょの記事にしてみた。

「世界を変える美しい本 −インド・タラブックスの挑戦−」
 愛知県の刈谷市美術館で4月21日(土)〜6月3日(日)に開催されていた件の展覧会にぎりぎり6月2日(土)に駆け込んできた。その前に、東京の板橋区立美術館で2017年11月25日(土)~2018年1月8日(月)に開催されていたが、どうにも行けなかったし、今回も無理かな〜と思っていたのだが、矢萩多聞さんのツイートに「これが終わると原画たちは韓国・ソウルへ旅立つそうですよ。おそらく近畿・東海ではこれが見納めとなるはず。」とあったので、思い切って行ってきた。ええっと、刈谷ってどこだっけ? 名古屋からさらに向こうの快速約20分。そこから美術館までは歩いて行けるようだ。新幹線代をケチって、在来線の新快速で行った。時間は倍かかるが、電車賃は半額だ。
 かくて、無事到着。なんと剛毅な展示場内カメラOK。S N SもOKで、ハッシュタグの案内もある。といっても、終了まであと2日のせいか、とても混んでいたので、人を映らないように写すのが難しい。増版のたびに表紙が替わる『夜の木』の表紙がならんでいたり、物語が続いていく絵巻物の原画が天井からつっていたり、ポイントポイントで制作やインタビューの動画も流れていて、順路というのは特にないのでみんな思い思いに眺めていて、滞在時間も長くなっていたようだ。
 同時開催で「怪談えほん」のシリーズの原画展もあわせて観ることができた。


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「タラブックス展 インドのちいさな出版社とゆかいな本づくり」
 前述の展示とは違う企画のタラブックス展が、奈良県立図書情報館で、2018年11月1日(木)~12月27日(木)まで開催されている。(これはまだ、開催中) 『つなみ』の日本語版が出たタイミングで、発行元の「三輪社」も協力に入っている。前述の展示より小ぶりで、半分ほどはパネル展示だが、なんと言っても無料! 県立図書館内の3階のフリースペースで開催されているのだが、私のいる間はずっと貸し切り状態だった。贅沢だ。そして、こんなにオープンに展示していて、会場当番もなくても、何事もトラブルが起きないなんて、何て平和なんだ。図書館内は撮影禁止だが、このスペースだけはOK。展示の本は、その場で読むこともできる。図書館なので、横のスペースに貸出できる関連図書展示も行っていた。
しかし、ここ、交通が不便。行きは考えずに近鉄電車に乗ってしまい、近鉄奈良駅からバスルートもわからなかったため、3kmほど歩くハメになった。春になった桜がきれいだろうなあと思う佐保川を歩いて、学校と住宅しかない場所に奈良県立図書情報館があった。新しくてきれいで、Macがいっぱいだった。前にバス停があったので確認したら、1時間に1本ぐらいしかない…… 帰りは折悪しく行ったばかりで1時間20分後しかバスがなかったので、根性なく近鉄より近い2km先のJR奈良駅から帰った。

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 いずれの展示も面白そうな関連イベントもあったが、それにあわせて行けなかったのが残念だ。

2018年12月14日 (金)

バウルをめぐる物語

 「バウル」はインドの西ベンガルやバングラデシュの放浪の吟遊詩人たち。一弦琴エークターラーをつま弾き、小太鼓ドゥギを響かせ、足輪の鈴グングルを鳴らしながら、詩を詠い、舞う。
 時は半年ほど遡る。初めての出会いは、5月の「文学フリマ東京」で、『大いなる魂のうた −インド遊行の吟遊詩人 バウルの世界』(パルバティ・バウル著 「バウルの響き」制作実行委員会発行)という本を買った。その時、そのブースの人が「公演も予定している」と言っていて、本の奥付の下の方に予定が書かれていた。関西では1日だけ、6月2日(日)に京都の紫明会館の公演があった。(それは誤植で、6月3日(日)が正しい) 本書はパルバティ・バウルの著作をそのまま翻訳していて、日本人向けの解説もないので、やや読みにくい。しかし、バウルである著者は、シャンティニケタンの大学の画学生だったので挿絵も自分で描いていたりして、他に類を見ない面白い本だった。

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 Twitterでフォローしていた恵文社一乗寺店にて、5月13日(日)に「はじめてのバウル−インド/バングラデシュの吟遊詩人バウルを知る・聞く・語る」というイベントがあることを知って行ってみた。その時、装丁家の矢萩多聞さんと対談していたのが、『大いなる魂のうた −インド遊行の吟遊詩人 バウルの世界』の翻訳者であり、パルバティ・バウルの弟子である佐藤友美さんだったのだ。そして、文学フリマ東京でブースにいたのが佐藤さんだったのだと、つながった。美しい歌声も少し披露してくださった。以前に一枚絵の物語を読み解きながら詠うポトゥアという西インドの放浪芸人の映像を観たことがあったが、それとはちょっと違うようだ。

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 その中の話で、「パルバティ・バウル来日公演DVD製作プロジェクト」のクラウドファンディングの話もあったので、およばずながら協力した。めでたく6月7日に目標額に達して成立したようなので、DVDが楽しみである。
 そして、6月3日(日)に、もと立誠小学校に負けず劣らずのレトロな紫明会館で、来日したパルバティ・バウルによる「バウルの響き」の公演を聴く。チラシには客席100名と書いているが、フラットな床に桟敷と椅子が置いているだけで、ステージととても近い。マイクを使わないナマの声とや弦の響きは心地よく、長い髪が舞うときに広がる姿はカッコいい。司会進行と翻訳は、お弟子さんの佐藤さんが行っていた。最後に「カメラショットタイムがある」と最初に言っていたが、「疲れたから」となくなってしまったのはちょっと残念。物販では、「バウルの響き」制作実行委員会の事務局長の井生(いおう)明さんのステキな写真集『バウルを育む黄金なる大地 〜インド、西ベンガル州の人と風土』もあったので、購入した。井生さんは、2014年12月に『南インドカルチャー見聞録』の出版記念イベント関西ツアーでお会いしたことがある。

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 パルバティ・バウルは日本での公演を終えて、6月11日に帰国。クラウドファンディングも無事終了し、173人、2,244,000円の強力があったそうだ。DVDの完成が2019年春、配布が4月ぐらいだそうなので、楽しみに待ちたい。

2018年12月13日 (木)

今年の新作:古代生物缶バッジ、『維新派と旅をした』、アノマロカリスのマグカップ

 今年もあと半月となってしまったが、今年はblogのほうはグダグダだった。6月以降イベント参加の告知記事しかUPできていない。今年は休日のオタク時間に、作品作成の方に大幅な時間を費やしてしまったので、ネット上のOUTPUTが後手にまわってしまった。備忘録も兼ねて、ちょっとでも追いついて記していきたい。

 まず、Twitterではその都度流していたが、今年の創作作品をまとめて紹介しよう。
 6月に缶バッジを3種創ってみた。モチーフはハルキゲニア、ウィワクシア、ヴァウヒアというカンブリア生物たち。あまり細長いものではなく缶バッジの円形にはまるもので、あまり名が知られていない地味な子をセレクトした。最近は自分で作れる缶バッジキットもあるけれど、即売会で頒布するなら、ある程度ちゃんとしたものを創りたいと思ったので、ネットでみつけた「secondpress(セカンドプレス)」というところに発注してみた。発注した時は気がつかなかったが、送付先の会社の住所は地元の京都だった。あれま。発色もよく満足な出来上がり。

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 並行して春以降、旅エッセイマンガの制作にとりかかっていた。『維新派と旅をした』。1990年から2017年までの劇団維新派につきあってあっちこっちに行った旅日記をまとめようとしたのだが、まずそのパンフやチラシ、チケット、写真、ビデオやDVDなど資料集めの段階で思った以上に時間を費やしてしまった。後半はさすがに維新派でファイルボックスにまとめていたけれど、前半の部分を発掘するのは大変だった。また、途中で始めたホームページの日記やblog、Twitterを集めて、文章を足して削ぎ落とし、裏付けをとって思い違いを訂正し、縦書きに構成をかえた、文章部分は思った以上のボリュームになってしまった。結局目指した夏コミは間に合わず、9月の関西コミティアにもビミョ〜に間に合わなかったが、台風21号の影響で関西コミティアが中止ではなく延期の英断をしてくれたおかげでお披露目することができた。

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 その後、12月に開催される「いきもにあ」の初出展にあわせて、「アノマロカリスのマグカップ」を創ってみた。これもネットでみつけた「ビスタプリント」というところに発注した。ここは同人印刷ではなく、どちらかというとビジネス用や販促用のグッズ作成のサイトで、もともとオモテ稼業の名刺を作るのに使ったのだが、一度発注すると、同じ絵柄ではがきは?シールは?これもいかが?といろいろご親切に勧めてくれる。いや、オモテ稼業は名刺だけで十分なのだが。しかし、それでちょっと魔が差して、試しにごく少部数でハルキゲニアのマグカップとマウスパッドを作成してみた。その時はマグカップの片面印刷しかなかったのだが、その後全周プリントができるようになったので、今回はそれを試してみた。原画は少し大きめに作成し、アノマロカリスを5個体泳がせた。ストレート紅茶やブラック珈琲の色にあわせて、青の紙は切り絵しおりの時より明るめの色を選んだが、出来上がりの色はさらに明るめになった。まあ、いいけど。出来上がりの絵柄配置をネット上で確認できるのは便利だなあと思うが、色の出来具合はちょっと難しい。

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2018年12月 1日 (土)

【告知】12月1日(土)・2日(日)「いきもにあ」に参加します

 うっかりしているうちに日付が変わってしまって、12月になってしまった。
2015年2017年(2016年はなかった)に京都岡崎のみやこメッセで開催された生物系即売会が、神戸三宮のサンボーホールに場所を変えて、12月1日・2日に開催される。サンボーホール! 「そうさく畑」の時はよく行ったが、ずいぶんご無沙汰だ。なつかしいなあ。

 はい、それでは、告知なので、語調を変えて…… 今回初めてブース出展をします。実は、前回は申し込んだが落選だったのですが、今回のサンボーホールはみやこメッセより広くて、倍率が低かったのではないかと思われます。マンガの同人誌即売会とちょっと毛色がちがって、生物系で、どちらかというとGOODSがメインで、展示オンリーのブースもあります。いつもの即売会で見かけるサークルも少しはいるけれど、セミプロのクリエイターや、大学などの学者さんがたくさんいます。作品の完成度も高いし、内容も濃い。あまりわかっていない外野が混じっているという感じで、身の丈に合わない気もするのですが、同人誌もグッズも、深海生物と古代生物に絞って持って行きます。います。新作に「アノマロカリスのマグカップ」を創りました。マンガ即売会はインフォメーション・ペーパーだけど、「いきもにあ」やアート・フェスタのようなグッズ中心のイベントはネームカード(名刺)が主流のようなので、印刷屋さんに発注してちゃんとしたものを用意しました。切り絵しおりも増殖……はしましたが、これは1点ものでひとつひとつ手作りなので、そんなに量産できませんでした。

 ブースは2階の窓際のE-60です。「いきもにあ」のホームページ
も充実していて、会場マップもあり、各ブースのお知らせページもあります。随時更新されています。今回もお楽しみの博士のおはなしも土曜日は3回、日曜日は2回あります。海洋堂のワークショップもあります。一般参加は参加費が必要ですが、神戸にお越しの際は、ちょっとのぞいてみてください。


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