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2018年2月

2018年2月17日 (土)

「紙博 in Kyoto」

 Lmagaのメーリングリストで、12月23〜24日に「京都市勧業館みやこめっせ」で「紙博」というものが開催されると言うのを知って行ってみた。「紙」という字をみると、つい反応してしまうのがいけない。
 ヤボ用の後で、2日日の24日の終了まで2時間を切って会場に入ったのだが、まだまだ賑わっていた。紙そのものより、紙製品やハンドメイドのグッズが多く、各地の小さな店舗が出張で集まっているという様子だった。すでに、会場内のワークショップやシールラリーなど終わっているものもあったり、売り物も品切れのものもあるようだったが仕方ない。その中で、徳島の「アワガミファクトリー」のブースで、皮のような光沢の和紙を買った。これで、オオサンショウウオの切り絵しおりが復活出来そう!
 ……こんなかんじで創っている。

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2018年2月16日 (金)

「ガラスの仮面展」

 近年、自分が10代から知っている(デビュー当時から知っている人もいる)マンガ家さんが、画業30周年40周年……とか迎えられ、いろいろ原画展が開催されている。みなさん、まだパソコンがない頃から描かれているので、アナログ原稿が美しい。マンガ家の原画展が初めて美術館で開催されたのは、私の記憶にある限り1990年東京国立近代美術館の「手塚治虫展」。それまで、マンガ原稿が公立の美術館、博物館で大々的な展示になるなんて思ってもみなかった。東京まで観に行った。それから幾星霜。美術館やギャラリーでのマンガ原画展が少しずつ増えてきた。マンガ家やマンガ作品が芸術として世に認められてきたのか。しかし、現代はCGが主流になって、マンガ作品に原画というものがないという変化も現れてきている。
 そんな中で、2017年12月1日〜25日まで京都駅の美術館「えき」で開催された「ガラスの仮面」展に行ってきた。『ガラスの仮面』連載40周年記念とのことだ。私も高校の頃友人に「花とゆめ」を回してもらって読んでいた。(自分は「別冊マーガレット」を回していた)ちゃんと覚えていなかったが、1976年の新年第1号に和田慎二の『スケバン刑事』と同時に新連載だったのだ。コマ割の原画があるとつい読んでしまう。雑誌連載で読んでいたことのストーリーってけっこう覚えているものだ。毎回「次はどうなるんだろう」という引きがある。そのあたり、美内さんはストーリーテラーなんだろうなあ。でも、絵は少女マンガの王道で、それが40年間あまり変化がないのは、同一連載を続ける上では重要ポイントだと思う。でも、早く完結してほしい。会場に美内さんご自身の映像があって、まだ終わらない「ガラスの仮面」だけど、最終回ラスト7ページは既に決めているらしい。それを読めるのはいつ?
 会場の入り口には「あなたのファンより」の紫の薔薇の花束もあり、名シーンの顔はめパネルもある。図録以外にTwitterで話題になっていた白目クリアーファイルもつい購入。

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2018年2月14日 (水)

マンガ『バレエ星』

『バレエ星』谷ゆき子著(立東舎)
 前日の記事のイベント「今年のマンガを振り返るぞ!2017」でも話題にのぼったが、一昨年度あたりから谷ゆき子が復活している。といっても、ちゃんと仕掛け人がいるのだが。
 前に記事を書いた2016年10月に、『超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界』が立東舎から発行された。2016年10月27日(木)〜2017年1月31日(火)まで、京都国際マンガミュージアム(以下MM)で「ミニ展示「すごいぞ!こわいぞ!谷ゆき子!」が開催。2017年1月29日 MMにてのイベント「やっぱりすごいぞ! 谷ゆき子」はご長男の谷垣宏尚さんとMMの倉持佳代子さんと京都精華大学国際マンガ研究センター研究員の雑賀忠宏さんのトークイベントもあった。
 そして、ついに2017年10月『バレエ星』が復刻された。720ページの自立する本、学年誌3年間の連載、読むのに2時間半ほどかかった。前半のほうが超展開でぶっとんでいた。絵の方では、今みてもおしゃれなファッションが散見して、本当にセンスのいい人だったんだなあと思う。残存の数少ない原画をMMで観たことがあるが、細い線も美しく、原稿が見つからないのはとても残念。その頃の粗い印刷の雑誌からの復刻はとても大変だったかと思う。谷ゆき子の存在は、実はけっこうジェネレーションギャップがある。星シリーズは学年誌で約10年間、その年代に小学館の学年誌を読んでいた女の子(男の子はあまり覚えていない)にほぼ限られていた。その世代の中でも、私は『白鳥の星』の年代だったので、違う学年誌に掲載されていた『バレエ星』を通読したことがない。しかし、この復刊によって、1969年の「小学1年生」1月号から1971年「小学4年生」12月号までを読んでいない老若男女も『バレエ星』を読むことができるようになったのだ。めでたい! 出来れば次は『白鳥の星』の復活を!

2018年2月13日 (火)

イベント「今年のマンガを振り返るぞ!2017」

 やっと、ネタが年末に近づいてきた。12月19日(火)に京阪電車なにわ橋駅のアートエリアB1にて、ラボカフェ「今年のマンガ界を振り返るぞ!2017」というイベントがあった。大阪大学の金水先生の進行(になってたかな?)で、雑賀忠宏さん、吉村和真さん、倉持佳代子さん、伊藤遊さんといったマンガ学会、京都精華大、京都国際マンガミュージアムがらみの人が2017年の発表・発行されたマンガについてしゃべりまくるといった企画だ。どうやら毎年やってるらしい。
 地上の中之島イルミネーションの雑踏をかき分けて、18時開始ギリギリに到着すると、参加者の半分以上は大学や学会の関係者のような気もするのだけど、50席はほとんど満席状態。知らないマンガ情報がいっぱいだった。最近特に雑誌連載の情報にはトンと疎いなあ。初参加だったが、聴講者もそれぞれイチオシ本を持参という企画だったので、一応空気を読んでと3冊持っていった。2冊は話の流れで先に話題にのったが、結局は全員発表じゃなかったので、晒さずに済んだσ(^_^;)  持ってったのは、『ポーの一族 春の夢』『バレエ星』『ディエンビエンフー true end』

2018年2月12日 (月)

写真集『渋イケメンの世界 〜美しき働き者たちへの賛歌〜』

 『渋イケメンの世界 〜美しき働き者たちへの賛歌〜』三井昌志著(雷鳥社)
 目ヂカラの強いやたらかっこいいおじちゃんやおじいちゃんを集めた写真集『渋イケメンの国 〜無駄にかっこいい男たち〜』に続く第2弾。
 今回カメラマンの三井さんがフォーカスしたのは「働く男」。主に肉体労働に従事している男たちを撮っている。インドのタミルナドゥ州の染色工場、ラジャスターン州のラクダの放牧、グジャラート州のサリーのプリント工場や鋳造工場、そしてバングラデシュやミャンマーのロヒンギャの村にも赴いている。ぱっと見、年齢不詳。決して良いとはいえない労働条件で働いている彼らは、見た目より実年齢は若いんだろうなあと想像する。だが、隣の芝生をうらやましがらない自分の人生は、貧富の差は関係なく、ムンムンする生命力にあふれている。
 ネットで著者のサイトに注文したので、著者サインと絵葉書つき。著者の公式サイト「たびそら」はこちら

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2018年2月11日 (日)

タラブックスが素敵

 昨年秋以降、インドのタラブックスの話題が豊富だった。タラブックスは、このblogでも何度が本を紹介(『夜の木』『水の生きもの』『TSUNAMI』『世界のはじまり』)しているし、イベントレポも書いたが、こんなにまとまって話題になったことはなかった。
 11月25日から1月8日まで、東京の板橋区立美術館で、「世界を変える美しい本 –インド・タラブックスの挑戦−」展が開催された。日本で初めてのタラブックスの展覧会だったが、皇后様もご覧になったとTVや新聞にも報道され、ちょっと注目された。秋はオモテ稼業もイベントが積んでいるし、コミケのついでと思っても、公立だから12月29日〜1月3日は閉館なのよね〜(T-T) 
 残念ながら展覧会には行けなかったが、この関係で「タラブックス」の代表ギータ・ウォルフさんと編集者V・ギータさんが京都にもやってきた。12月3日に恵文社一乗寺店「タラブックスが見た世界」というイベントが開催されたのだ。エスコートと進行は、装丁家の矢萩多聞さん。
2人のギータさんは、その日に東京の方からやってきたという疲れも見せず、キラキラと光る目で、熱く自分たちの本作りを語ってくれた。出版本の中から、初期に創って永らく再販されていなかった『Beasts of India』と絵本といえどストーリーになかなか蘊蓄がある『Water』を詳しく紹介してくれた。
 また、展覧会の図録が一般書店売りもされている。
『世界を変える美しい本 –インド・タラブックスの挑戦−』(ブルーシープ)
日本語訳が出ていない本もいっぱいあるし、シルクスクリーンの手刷りなので部数自体すくないので英語版等でもお目にかかったことのない本もたくさんあるし、仕掛け絵本や凝った装丁の本も多いので、いちど現物をみていたいなあ。

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2018年2月10日 (土)

蔵前仁一の旅の3冊

 遅れがちなblogだが、インドネタ3本を連投する。

 先の1月17日の雑誌「旅行人」166号復刊ネタの続きになるが、その「旅行人」の記事をみて、編集長蔵前仁一さんの発行した3冊を通販した。いや、発行されたのは知っていたが、東京での回顧展でしか手に入らないと思っていたのだ。
 『ゴーゴー・インド30年 旅の記憶』 「蔵前仁一旅の回顧展1986—2017 公式パンフレット」
 『旅日記 3』
 『THE ART OF MEENA』

 先だって、昨年の9月29日から10月4日まで、東京の早稲田奉仕園リバティホール&スコットホールギャラリーで、「蔵前仁一旅の回顧展1986—2017」というイベントが開催された。東京で、1週間足らず……当然行けない(T-T) 『ゴーゴー・インド』は凱風社刊の旧版(1986年)も、CD付きの旅行人刊(2001年)の新版も持ってるぞ。そうか……30年か。トシをとるはずだし、インドも変わったり変わらなかったり。バックパッカーをやる根性はなかったが、私がツアーに1人参加して初めてインドに行ったのも『ゴーゴー・インド』の出版と同じ1986年だった。あの時、バラナシの土産物屋さんで、偶然クミコハウスのシャンティさんに会ったんだよなあ、としみじみと思い出す。シャンティさんも今年の1月15日に亡くなった。
 『旅日記 3』は、その『ゴーゴー・インド』の本になった1985年1月30日〜3月13日の絵日記。ちなみに1は中国で、2は東南アジアで、これが日記の3冊目らしい。ノートの汚れも紙の裏写りもそのままに再現している。イラストも満載。蔵前さんの字もまるっとしていて、読みやすいなあ。
 『THE ART OF MEENA』は、ラージャスターンの先住民族ミーナーの壁画の写真集。真四角のカワイイ本だ。
 って、これらの本って、ISBNもなく、ほとんど同人誌? 書店売りもしていないだろうからけっこうレアかも? おまけに版元通販だから、蔵前さんのサイン入りよ!


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