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2018年2月

2018年2月27日 (火)

SNSの足跡を振り返る

 一昨日24日の晩、ちょっと血迷ってしまって、Instagram(インスタグラム)を登録してしまった。「どんな感じで使うのかなあ」とちょっと知りたかったので。パソコンの方から登録したが、画像投稿が出来ない。iPhone、iPadはアプリを落として同期して出来た。パソからの投稿方法は、結局ネット検索して発見した。基本、モバイルファーストなのね、インスタ。
 すると、昨日25日、Facebookから「今日は特別な日。Facebookを使って5周年だよ〜」と動画入りのお知らせをもらった。ご親切にどうも。そうか、この時期はついいろいろ余計なことをやってしまうのか。

 ということで、ちょっと今までSNSにどんな具合で手を出してきたか、振り返ってみた。
1999年 「工房しのわずりぃ」ホームページ開設
2005年 ココログblog「おたくにチャイハナ」開始
     mixi開始 
2010年 Twitter開始
2013年 Facebook開始
2014年 LINE開始

(2017年1月 HP閉鎖するつもりだったが、プロバイダの契約では、追加料金なしのセットになっているので、停止状態にする。ココログBlogを「工房しのわずりぃblog版」に名称変更)
2018年 Instagram開始
 
 実は、それ以前プロバイダと契約したと当時に、NIFTY-Serveを使っていたが、「コム・ニフティと魔法のナイフとぞーさんと茄子で自動巡回してフォーラムを読んでてね……」といった話は、もう自分もよく覚えていないし、パソコン通信はすでに化石となっていて若者には通じないようなのでここは封印することにする。
 現在、HPは停止中。mixiは沈滞気味で、2010以降、Facebookとともに記事はTwitterに連携させて省力化している。LINEは同報メール代わりにしか使えていない。世界はいろいろつながってきているが、SNSと丁寧につきあおうとするとけっこう時間を食われる。

2018年2月25日 (日)

「アラビアの道 –サウジアラビア王国の秘宝-」

 1月末の東京遠征は、生賴範義展」と「小松左京アート展」が目的だったが、それだけではもったいないので、その前後で行けそうなところをいくつかピックアップしていた。国立科学博物館は「古代アンデス文明展」「南方熊楠展」「地衣類展」と美味しそうな展示がゾロゾロやっているのだが、いかんせん2時間ぐらいではもったいなさ過ぎる。ということで、その隣の東京国立博物館で1月23日〜3月18日に開催されている「アラビアの道 –サウジアラビア王国の秘宝-」に行ってみた。
 隣の科博は2年に1回ぐらいは行ってるけど、東博に行くのは実は30年ぶりくらい? 自分の美術館・博物館巡りの偏向が露呈する。「アラビアの道」は常設料金で見ることができるうえ、会場の表慶館はイベントがある以外は開いていないので、建物も興味シンシン。行ってみると、入り口横にアラビア遊牧民風のテントがあって、アラビア語学校の人がコーヒーを振る舞ってくれていた。アラビアコーヒーは薄めでスパイスが効いている。
 重要文化財でもある表慶館のクラシカルな雰囲気の中に、サウジアラビアの砂漠の風景が広がる。展示品はイスラーム色が出る前の古代とイスラーム文化に二分される。いろいろな文字で書かれている墓碑や記念碑も読めないけど面白い。ここら辺の地域は世情によってなかなか訪れることができないので、こういう機会にゆっくり堪能できて、うれしい。図録も購入したが、やたら分厚くて詳しい。


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2018年2月24日 (土)

「生賴範義展」と「小松左京アート展」

 東京で行きたいアートイベントが2つ重なる期間に運良く2連休を確保できたので、1月末頃に思い立って遠征することにした。今回は1人なので、宿も足も出発の1週間を切ってでも確保ができた。さて、その2つのメインの目的は下記の展示会だ。
「生賴(おおらい)範義 THE ILLUSTRATOR 展」
    上野の森美術館 1月6日(土)〜2月4日(日)
「小松左京アート展 –小松左京遺稿画とトリビュートアート−」
    銀座 スパンアートギャラリー  1月13日(土)〜28日(日)
 そのうち「生賴範義展」は、2016年4月16日から5月29日まで明石市立文化博物館「生賴範義展 THE ILLUSTRATOR ―スター・ウォーズ、ゴジラを描いた巨匠の軌跡―」(サブタイトルがついている)として開催されたとき行った。
 内容はどれだけ違うのかなあとはじめは逡巡していたのだが、ベガ像があるというし、初出展のマクロス画があったりするので、行ってみることにした。行ってみると、すごく賑わっていた。土曜日だったので、さもありなんとは思うが、明石では日曜日でも閑散としていたので、さすが東京だ! 写真OKのエリアも多いが、ともすれば人が入ってしまうので、なかなか撮影が難しい。生賴さんの絵は、ゴジラとか「SFアドベンチャー」の表紙とか、とても写実的に見えても絵に近づいてみると勢いのある筆の跡がはっきりわかる絵もあるし、ゴルフ雑誌の表紙とかHOPEのポスターとか「本当に写真みたい」というのもある。モノクロの点描もすごい。本当にたくさんの仕事をしていたんだ。
 スーベニールは混雑しすぎてほとんど何も見ることができなかった。その奥のカフェはレジの列にならんでいて、「そこにカフェがあったのか」と発見するような状況だった。これ、なんとかしてほしかった。って、いつもこんなに混雑しないのか? 図録は明石の時に購入していたのだが、タイトルは同じで表紙のイラストが違う。HP http://ohrai.net/index.htmlをみるだけでは、改訂されているのかよくわからないので、ISBNを控えてその場で確認すると、今回もISBNは同じ、2刷になっていたが2版とか改訂版とかではなかったので、中身は同じだと判断した。明石では見かけなかった「拾遺集」を購入した。

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 翌日、午前中に「小松左京アート展 –小松左京遺稿画とトリビュートアート−」に行く。有楽町の小さなギャラリーで開催されていて、その日が最終日だったせいか、混んではいないが絶え間なくお客がやってくる。22人のイラストレーターやマンガ家が小松左京さんの作品に着想を得た作品を展示して。その複製やグッズを販売している。加藤直之さんの茶筒や茶筅、唐沢なをきさんの木版画、ヘンです。また、左京さんがマンガを描いていた頃の作品も展示されていた。図録もあったが発行日は1月25日、入稿が遅くなり、発行が遅くなってしまったらしい。

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2018年2月22日 (木)

「Ghost」展と「文学フリマ京都」

 やっと話題が年を越す。
 昨年、体調不良で行けなかった「文学フリマ京都」が、今年も同じ時期、1月21日(日)に京都市勧業館みやこめっせで開催された。折良く、向かいのロームシアター京都で1月14日から、「文化庁メディア芸術祭 京都展Ghost」も開催されているので、ハシゴすることにした。他にもみやこめっせでは鉄道古書市、岡崎公園ではフリーマーケットなどこの週末はいろいろ賑やかに催しが重なっている。文学フリマに行くと荷物が増えそうなので、先に「Ghost」に行ってみる。17作品の展示があるのだが、インスタレーションやパフォーマンス、映像といろいろ不思議なものばかり。しかもタダ。なのに……空いていた。もったいない。一見チラシをみてもどんな展示かわかりにくいのか、万人が知るような著名な人がいるわけではないせいなのか。それに、1月14日〜2月4日までの開催だが、生きた人間のパフォーマンスの『身体のない《演劇》の空間』は1月25日まで、ミュージックサロンの映像の4作品も1月21日までと後になるとずいぶん作品が減ってしまう。要注意。

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 午後から「文学フリマ京都」に行く。ふだんのマンガ関係の同人誌即売会とはちょっとちがう出展サークルも多くて、「これが一期一会かも」と思うとつい散財してしまった。即売会でもよくお会いする旅行サークルの阿素湖素子さんのところで、山本真理子さんの短編物語『沖縄の北斗七星』を購入。山本真理子さんは、絵本の『ほたる』や児童書『広島の母たち』の作者で、オモテ稼業では知っていたのだけれど、なんと!ビックリ!阿素湖さんのお母様だった! こんなところでつながっていたなんて! だいぶご高齢だけど、ご息災で、この本は阿素湖さんが本にまとめて自費出版したものなのだ。また、その阿素湖さんのスペースの前で、マンガ家の鳥図明児(ととあける)さんとちょっとだけ遭遇。『虹神殿』がいちばん有名かと思うけど、私は新書館の「あなたのファンタジー」の頃から知っている。インドで出版したゴアの古民家を緻密に描写した画集を出展してるとのことで、後刻サークルスペースをお訪ねして、ゲット! 北インドの宮殿やラジャスターンの貴族の館ハヴェリとは違う南国の雰囲気がある。会場ではカレーやコーヒーの飲食ブースもあり、ランチは済ませていたので、クロワッサン鯛焼きと丁寧に淹れてくれたネルドリップの珈琲をいただいた。

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2018年2月21日 (水)

「すみだ水族館」とユニコーンガンダム

 昨年の冬コミはありがたくも12月30日のスペースをいただいて参加した。サークル参加は12月30日であり、29日から東京入りした。いつもせっかく東京までいくのだからといろいろオマケをつけるのだけれど、いかんせん、年末は私の好きな美術館、博物館はほとんどクローズしている。そのうえ、ギリギリまで仕事がたて込んでいて準備をやりきれず、29日の出発時間を2回も延ばしてしまった。ケータイ予約って便利〜 それでも、行きの新幹線の中で、せっせと出展する切り絵しおりの紙リボンを作成していた。
 その中で、「すみだ水族館」は、スカイツリーがオープンして以降、人混みを恐れてなかなか近寄れなかったがそろそろいいだろうと思って、行ってみることにした。事前にネットで下調べをしていたら、当日夕方、大人限定ワークショップ『小笠原アカデミー~ゆうゆうオガサワラ~』というのをやっているらしいので申し込んだ。小笠原特産品のラム酒の試飲もあるとか。午後遅めに水族館に入って、まず展示を巡った。待ち時間なしですぐ入れた。入り口のディスプレイはすでに正月バージョンになっている。チンアナゴが人気なのか? ああ、確かに割と広めの水槽の中でニョキニョキ頭を出しているのはカワイイ。ペンギン水槽とその周りにイルミネーションもきれいでゆったりくつろげる空間がある。クラゲもたくさんの種類がいて、観ていて癒やされる。深海生物は、オウムガイとダイオウグソクムシが隅っこにちょこっといたが、それほど力が入っていない。

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  『小笠原アカデミー~ゆうゆうオガサワラ~』は、10人くらいのワークショップで、小笠原観光協会の人が小笠原の自然とか、自分が訪れたときの印象とかを映像を交えてお話してくれる。小笠原諸島へ行くには、今のところ船便であり、便数の関係からほぼ6日の行程になるらしい。それも船はひとつしかないから、同行二人、一蓮托生ではないが、一緒に行った人たちはみんな知り合いになってしまう。「人生がかわります」という。小笠原には何がある? ラム酒もキツいけれどが、なめなめして、美味しくいただいた。(中にはグイグイいってる人もいたけど)

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 翌日は冬コミ参加。今年は昨年のように極寒突風のシャッター横ではなかったので比較的過ごしやすくて助かった。終了後、ダイバーシティーまで歩いて、新しく立ち上がった1/1ユニコーンガンダムを観て帰ってきた。

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2018年2月20日 (火)

『超人ロック』50周年!

 萩尾望都サマ、竹宮惠子さん、吉田秋生さん、成田美名子さん、大和和紀さん、美内すずえさん、開田裕治さんと、思いついた人だけでも、私の知っているマンガ家等が続々と画業30年、40年、50年を迎えられて、原画展を開催したりや記念ブックが発行されたり、雑誌で特集が組まれたりしている。
 そして、聖悠紀さんが同人誌から商業誌まで描き続けている『超人ロック』も50周年! 昨年めでたく『超人ロックの世紀 50thBertday Book』Ⅰ巻、Ⅱ巻が刊行され、年末の冬コミで手に入れた。昨年は6月9日〜9月24日まで明治大学の米沢嘉博記念図書館で「超人ロック生誕50周年展」が開催されていたが、オモテ稼業も繁忙で、夏コミも落選で、残念ながら行けなかった。『超人ロックの世紀 50thBertday Book』は、たくさんのマンガ家やイラストレーター等の人々がお祝いのイラストとメッセージを寄せているのだが、すみません、知らない人も多い。おそらく知らないのは若いクリエイターのみなさん。近年のロックにはとんとご無沙汰で申し訳ないのだが、年齢層幅広くファンがいるのだなあと思った。
 私がいちばんのめり込んでいたのは、恐ろしいことに1970年代後半〜80年代前半。聖悠紀さんのオフィシャルサイト「電脳かば」に作品年表があるので、繰ってみると、1977年に週刊少女コミックで作画グループ合作『ダリウスの風』というのが連載されていたのをリアルタイムで読んでいた。その時「スゴくカワイイ女の子を描くなあ」と思ったのが聖悠紀さんの名前を知った最初だった。(私も最初は女性だと思っていた) その後、ロックのだいたい有名どころのタイトルはみんな読んでいるのだが、少年KINGは読んでなかったし、おそらくSGシリーズで読んだのだと思う。『ニンバスと負の世界』『コズミックゲーム』『新世界大戦』『ジュナンの子』『この宇宙に愛を』『ロードレオン』と、けっこう続々読んでいた。あれ?SGになっていない、『アウター・プラネット』とか『スター・ゲイザー』も読んだ覚えがある。そのくせ、私の本棚にはないのだ。だれかに借りたのかなあ。覚えてないぞ。それから、1984年の劇場映画も観た。残念ながらマンガの方が面白い。映画の中で、メカシーンがCGで創られていて、おそらくCGを観たのはこれが初めて。その時代としてずいぶん先進的だったとは思うが、画像の粒子が粗く、あまり「すごい」という感じを持たなかった。今の技術でシリーズアニメ化してくれないかなあ。
 『超人ロック』の話をダンナにすると、「いちばん始めに知ったのは『超人ヒッチ』だった」と言っていた。知らなかったが、昔、作画クループに入っていたらしい。たしかにダンナの本棚には、分厚い『グループ』とSG企画の『超人ロック』が数冊ある。ムム……先を越されていた。

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2018年2月17日 (土)

「紙博 in Kyoto」

 Lmagaのメーリングリストで、12月23〜24日に「京都市勧業館みやこめっせ」で「紙博」というものが開催されると言うのを知って行ってみた。「紙」という字をみると、つい反応してしまうのがいけない。
 ヤボ用の後で、2日日の24日の終了まで2時間を切って会場に入ったのだが、まだまだ賑わっていた。紙そのものより、紙製品やハンドメイドのグッズが多く、各地の小さな店舗が出張で集まっているという様子だった。すでに、会場内のワークショップやシールラリーなど終わっているものもあったり、売り物も品切れのものもあるようだったが仕方ない。その中で、徳島の「アワガミファクトリー」のブースで、皮のような光沢の和紙を買った。これで、オオサンショウウオの切り絵しおりが復活出来そう!
 ……こんなかんじで創っている。

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2018年2月16日 (金)

「ガラスの仮面展」

 近年、自分が10代から知っている(デビュー当時から知っている人もいる)マンガ家さんが、画業30周年40周年……とか迎えられ、いろいろ原画展が開催されている。みなさん、まだパソコンがない頃から描かれているので、アナログ原稿が美しい。マンガ家の原画展が初めて美術館で開催されたのは、私の記憶にある限り1990年東京国立近代美術館の「手塚治虫展」。それまで、マンガ原稿が公立の美術館、博物館で大々的な展示になるなんて思ってもみなかった。東京まで観に行った。それから幾星霜。美術館やギャラリーでのマンガ原画展が少しずつ増えてきた。マンガ家やマンガ作品が芸術として世に認められてきたのか。しかし、現代はCGが主流になって、マンガ作品に原画というものがないという変化も現れてきている。
 そんな中で、2017年12月1日〜25日まで京都駅の美術館「えき」で開催された「ガラスの仮面」展に行ってきた。『ガラスの仮面』連載40周年記念とのことだ。私も高校の頃友人に「花とゆめ」を回してもらって読んでいた。(自分は「別冊マーガレット」を回していた)ちゃんと覚えていなかったが、1976年の新年第1号に和田慎二の『スケバン刑事』と同時に新連載だったのだ。コマ割の原画があるとつい読んでしまう。雑誌連載で読んでいたことのストーリーってけっこう覚えているものだ。毎回「次はどうなるんだろう」という引きがある。そのあたり、美内さんはストーリーテラーなんだろうなあ。でも、絵は少女マンガの王道で、それが40年間あまり変化がないのは、同一連載を続ける上では重要ポイントだと思う。でも、早く完結してほしい。会場に美内さんご自身の映像があって、まだ終わらない「ガラスの仮面」だけど、最終回ラスト7ページは既に決めているらしい。それを読めるのはいつ?
 会場の入り口には「あなたのファンより」の紫の薔薇の花束もあり、名シーンの顔はめパネルもある。図録以外にTwitterで話題になっていた白目クリアーファイルもつい購入。

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2018年2月14日 (水)

マンガ『バレエ星』

『バレエ星』谷ゆき子著(立東舎)
 前日の記事のイベント「今年のマンガを振り返るぞ!2017」でも話題にのぼったが、一昨年度あたりから谷ゆき子が復活している。といっても、ちゃんと仕掛け人がいるのだが。
 前に記事を書いた2016年10月に、『超展開バレエマンガ 谷ゆき子の世界』が立東舎から発行された。2016年10月27日(木)〜2017年1月31日(火)まで、京都国際マンガミュージアム(以下MM)で「ミニ展示「すごいぞ!こわいぞ!谷ゆき子!」が開催。2017年1月29日 MMにてのイベント「やっぱりすごいぞ! 谷ゆき子」はご長男の谷垣宏尚さんとMMの倉持佳代子さんと京都精華大学国際マンガ研究センター研究員の雑賀忠宏さんのトークイベントもあった。
 そして、ついに2017年10月『バレエ星』が復刻された。720ページの自立する本、学年誌3年間の連載、読むのに2時間半ほどかかった。前半のほうが超展開でぶっとんでいた。絵の方では、今みてもおしゃれなファッションが散見して、本当にセンスのいい人だったんだなあと思う。残存の数少ない原画をMMで観たことがあるが、細い線も美しく、原稿が見つからないのはとても残念。その頃の粗い印刷の雑誌からの復刻はとても大変だったかと思う。谷ゆき子の存在は、実はけっこうジェネレーションギャップがある。星シリーズは学年誌で約10年間、その年代に小学館の学年誌を読んでいた女の子(男の子はあまり覚えていない)にほぼ限られていた。その世代の中でも、私は『白鳥の星』の年代だったので、違う学年誌に掲載されていた『バレエ星』を通読したことがない。しかし、この復刊によって、1969年の「小学1年生」1月号から1971年「小学4年生」12月号までを読んでいない老若男女も『バレエ星』を読むことができるようになったのだ。めでたい! 出来れば次は『白鳥の星』の復活を!

2018年2月13日 (火)

イベント「今年のマンガを振り返るぞ!2017」

 やっと、ネタが年末に近づいてきた。12月19日(火)に京阪電車なにわ橋駅のアートエリアB1にて、ラボカフェ「今年のマンガ界を振り返るぞ!2017」というイベントがあった。大阪大学の金水先生の進行(になってたかな?)で、雑賀忠宏さん、吉村和真さん、倉持佳代子さん、伊藤遊さんといったマンガ学会、京都精華大、京都国際マンガミュージアムがらみの人が2017年の発表・発行されたマンガについてしゃべりまくるといった企画だ。どうやら毎年やってるらしい。
 地上の中之島イルミネーションの雑踏をかき分けて、18時開始ギリギリに到着すると、参加者の半分以上は大学や学会の関係者のような気もするのだけど、50席はほとんど満席状態。知らないマンガ情報がいっぱいだった。最近特に雑誌連載の情報にはトンと疎いなあ。初参加だったが、聴講者もそれぞれイチオシ本を持参という企画だったので、一応空気を読んでと3冊持っていった。2冊は話の流れで先に話題にのったが、結局は全員発表じゃなかったので、晒さずに済んだσ(^_^;)  持ってったのは、『ポーの一族 春の夢』『バレエ星』『ディエンビエンフー true end』

2018年2月12日 (月)

写真集『渋イケメンの世界 〜美しき働き者たちへの賛歌〜』

 『渋イケメンの世界 〜美しき働き者たちへの賛歌〜』三井昌志著(雷鳥社)
 目ヂカラの強いやたらかっこいいおじちゃんやおじいちゃんを集めた写真集『渋イケメンの国 〜無駄にかっこいい男たち〜』に続く第2弾。
 今回カメラマンの三井さんがフォーカスしたのは「働く男」。主に肉体労働に従事している男たちを撮っている。インドのタミルナドゥ州の染色工場、ラジャスターン州のラクダの放牧、グジャラート州のサリーのプリント工場や鋳造工場、そしてバングラデシュやミャンマーのロヒンギャの村にも赴いている。ぱっと見、年齢不詳。決して良いとはいえない労働条件で働いている彼らは、見た目より実年齢は若いんだろうなあと想像する。だが、隣の芝生をうらやましがらない自分の人生は、貧富の差は関係なく、ムンムンする生命力にあふれている。
 ネットで著者のサイトに注文したので、著者サインと絵葉書つき。著者の公式サイト「たびそら」はこちら

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2018年2月11日 (日)

タラブックスが素敵

 昨年秋以降、インドのタラブックスの話題が豊富だった。タラブックスは、このblogでも何度が本を紹介(『夜の木』『水の生きもの』『TSUNAMI』『世界のはじまり』)しているし、イベントレポも書いたが、こんなにまとまって話題になったことはなかった。
 11月25日から1月8日まで、東京の板橋区立美術館で、「世界を変える美しい本 –インド・タラブックスの挑戦−」展が開催された。日本で初めてのタラブックスの展覧会だったが、皇后様もご覧になったとTVや新聞にも報道され、ちょっと注目された。秋はオモテ稼業もイベントが積んでいるし、コミケのついでと思っても、公立だから12月29日〜1月3日は閉館なのよね〜(T-T) 
 残念ながら展覧会には行けなかったが、この関係で「タラブックス」の代表ギータ・ウォルフさんと編集者V・ギータさんが京都にもやってきた。12月3日に恵文社一乗寺店「タラブックスが見た世界」というイベントが開催されたのだ。エスコートと進行は、装丁家の矢萩多聞さん。
2人のギータさんは、その日に東京の方からやってきたという疲れも見せず、キラキラと光る目で、熱く自分たちの本作りを語ってくれた。出版本の中から、初期に創って永らく再販されていなかった『Beasts of India』と絵本といえどストーリーになかなか蘊蓄がある『Water』を詳しく紹介してくれた。
 また、展覧会の図録が一般書店売りもされている。
『世界を変える美しい本 –インド・タラブックスの挑戦−』(ブルーシープ)
日本語訳が出ていない本もいっぱいあるし、シルクスクリーンの手刷りなので部数自体すくないので英語版等でもお目にかかったことのない本もたくさんあるし、仕掛け絵本や凝った装丁の本も多いので、いちど現物をみていたいなあ。

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2018年2月10日 (土)

蔵前仁一の旅の3冊

 遅れがちなblogだが、インドネタ3本を連投する。

 先の1月17日の雑誌「旅行人」166号復刊ネタの続きになるが、その「旅行人」の記事をみて、編集長蔵前仁一さんの発行した3冊を通販した。いや、発行されたのは知っていたが、東京での回顧展でしか手に入らないと思っていたのだ。
 『ゴーゴー・インド30年 旅の記憶』 「蔵前仁一旅の回顧展1986—2017 公式パンフレット」
 『旅日記 3』
 『THE ART OF MEENA』

 先だって、昨年の9月29日から10月4日まで、東京の早稲田奉仕園リバティホール&スコットホールギャラリーで、「蔵前仁一旅の回顧展1986—2017」というイベントが開催された。東京で、1週間足らず……当然行けない(T-T) 『ゴーゴー・インド』は凱風社刊の旧版(1986年)も、CD付きの旅行人刊(2001年)の新版も持ってるぞ。そうか……30年か。トシをとるはずだし、インドも変わったり変わらなかったり。バックパッカーをやる根性はなかったが、私がツアーに1人参加して初めてインドに行ったのも『ゴーゴー・インド』の出版と同じ1986年だった。あの時、バラナシの土産物屋さんで、偶然クミコハウスのシャンティさんに会ったんだよなあ、としみじみと思い出す。シャンティさんも今年の1月15日に亡くなった。
 『旅日記 3』は、その『ゴーゴー・インド』の本になった1985年1月30日〜3月13日の絵日記。ちなみに1は中国で、2は東南アジアで、これが日記の3冊目らしい。ノートの汚れも紙の裏写りもそのままに再現している。イラストも満載。蔵前さんの字もまるっとしていて、読みやすいなあ。
 『THE ART OF MEENA』は、ラージャスターンの先住民族ミーナーの壁画の写真集。真四角のカワイイ本だ。
 って、これらの本って、ISBNもなく、ほとんど同人誌? 書店売りもしていないだろうからけっこうレアかも? おまけに版元通販だから、蔵前さんのサイン入りよ!


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