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2017年11月

2017年11月26日 (日)

「火焔型土器と西の縄文」&オープニングセレモニー

 古代の造形の中でも、とりわけカッコいい火焔型土器。諸星大二郎の『暗黒神話』や星野之宣の『宗像教授シリーズ』でも登場する。その火焔型土器がたくさん展示されるという「火焔型土器と西の縄文」京都大学総合博物館で9月9日(土)から10月22日(日)に開催された。
 9月9日、10日にオープニング企画があり、幸い9日は休みがとれたので「それに併せて行ってきた。13時からの「特別対談・火焔型土器を語る」は事前申込み不要当日先着順だけど200名だから大丈夫だろうと思って、余裕で30分前に到着で行ったら、会場がちょっと離れた京大の百周年時計台記念館だったので、あわててそっちに回った。開会時間に近くなると座席が足りなくなるほど盛況で、通路にイスを入れて増やしていた。きっと定員オーバーしても断らなかったんだろうな。受付で立派なカラーの図録もいただき、それを見ているだけでもホクホクとうれしい。この企画はオープニングセレモニーとして形式に則って、開会挨拶、趣旨説明、対談、閉会挨拶とマジメに続く。けど、対談の國學院大學名誉教授の小林達夫先生、京大総合生存学館特定教授の泉拓良先生の対談はオタクな学者魂が現れていて面白かった。火焔型土器にはいろいろ約束事があることがわかった。似ているようで王冠型土器との違いも教えてもらった。描くときには間違わないようにしよう。それに、火焔型土器って新潟県の地域にしか出土しないというのも初めて知った。う〜ん、イメージの好みばかり先行して、知識が乏しかったなあ。そして新潟県の6市町村で組織する「信濃川火焔街道連携協議会」が文化庁の日本遺産に申請して、『「なんだ、コレは!」信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化』という名称(長い……)で認定を受けたのだそうだ。そういえば、図録もこの連携協議会の発行になっている。タダで配布されているのは、その関係か。そういえば、新潟の6市町村って、どっかで聞いたことある地名ばかりだなあと思ったら、「大地の芸術祭」の地元じゃないか。
 対談のあと、総合博物館に戻って展示を観たが、企画からの流れの人で大混雑だった。ミュージアムトークは遠くから聞いていた。15時30分から約1時間博物館のミューズラボで縄文コンサートがあったので、これも参加した。エレクトリックチェロの奏者がスクリーンにイメージ画像を映しながら土器をイメージした楽曲を演奏してくれて、リラックス。
 博物館は17時までかと思ったら16時30分でクローズだったので、展示がゆっくり観られなかったのがちょっと残念だったが、盛りだくさんな半日だった。もう一度展示だけ来ようと思ったけれど、忙しさに取り紛れて、気がついたら終わってしまっていたので、さらに残念。

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2017年11月25日 (土)

児玉幸子展覧会「眩惑について」

 10月6日(金)〜11月26日(日)に寺町二条の清課堂という錫器・銀器・各種金属工芸品の専門店のギャラリーで開催されている児玉幸子さんの「眩惑について」に行ってきた。メルマガで流れてきて、「これは私好み!」とピンときた私のカンは正しかった! 
 流体金属の「磁性流体」がコンピュータ制御の電磁石によって、活きているように形を変えていく様は、じっと見ていて飽きない。照明の具合や水の反射も絶妙。ギャラリーといっても和風で、お蔵の中とか、居間の床の間に据えられてたり、囲炉裏風の作品もある。その独特の動きは写真じゃわからないよなあ。まるで、バビル2世のロデムか、ハガレンの錬金術。清課堂のホームページに動画があるので、その雰囲気の一部をどうぞ。
 初日に「日本的感性とメディアートの融合」と題したトーク&ワークショップがあるというので、たまたま休みだったのを幸いに思い立って行ってきた。けっこうな大雨だったせいか、関係者を含めて10名足らず。もったいない。作者の児玉幸子さんと清課堂のご主人とのお話を聞いて、おはぎぐらいの小さな作品を手に持たせていただいた。児玉さんは関東在住で、このような和風空間で作品展を行うのは初めてとのことだった。

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2017年11月22日 (水)

「ありがとう 立誠小学校 RISSEI PROM PARTY」

 もと立誠小学校は河原町界隈の三条と四条の間のとても便利な場所にある。いままで、やなぎみわさんの演劇公演やトークイベントに行ったり、だら〜っとくつろげる映画館でちょっとヘンな映画をみたり、大学の進級展示を観たり、1階のカフェでコーヒーを飲んだりしていた。ギシギシきしむ廊下や重厚な階段や廃墟みたいな中庭とかの建物の雰囲気もなかなかステキだった。
 が、跡地活用の進行に伴い、立誠シネマプロジェクトも営業終了し、関係団体がいくつか主催となって最後の学園祭(プロムパーティ)を10月7日(土)〜9日(月・祝)を開催するというので、ちょっと覗いてきた。食べ物屋台もあり、有料のライブや映画もあり、ふだんなかなか行けないあちこちの古本屋などの物販もあった。レコードショップが合体してすごくディープなエリアを形成していた。ブックマーケットも大陸書房やサンリオの古本もあったし、知らない小出版社もいろいろあるし、なんか中身が濃い。散財してしまって、危ない、危ない。校舎も見納めかと思い、隅々まで拝んできた。写真にはあまり人が写っていないが、校内はとても賑わっていた。ありがとう、立誠小学校。

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2017年11月21日 (火)

「地獄絵ワンダーランド」とプレミアムナイト企画

 いつもマジメな仏教系展示が多い「龍谷ミュージアム」。でも、今回はちょっとヘン。
「地獄絵ワンダーランド」(会期9月23日〜11月12日)のあおり文句は、「地獄のオールスターズ勢揃い!!」。そして、せっかくなので、10月9日(月・祝)のプレミアムナイト企画「地獄絵 絵解き+音解き+美解き –今夜は地獄へ行かナイト−」に併せて参加してきた。
プレミアムナイト企画は3部に分かれていて
1st 「地獄絵 絵解き」として、関学の西山克先生のお話
2St 「地獄絵 音解き」として、ファンファーレ・ロマンギャルドによる「組曲六道」の影絵付き演奏
3st 「地獄絵 美解き」として、「地獄絵ワンダーランド」の特別の夜間の学芸員の解説付き鑑賞。
というプログラムだ。
それも、1stと2stは、ふだんは入ることが出来ない龍谷大学大宮学舎本館講堂で開催された。重要文化財で、階段もギシギシとなるが磨かれた木の質感が麗しいクラシックなとてもステキな建物だ。
そこで、地獄曼荼羅の絵の意味をわかりやすく教えてもらい、影絵と音楽でムードを盛り上げて、ツノをつけている獄卒(学芸員)に案内され、東本願寺の中をショートカットで通って、照明もまぶしい展示会場へGO! 通常は17時までの開館だが、この企画だけに夜間開館をしているのだ。展示を回るのはちょっと忙しかったが、ここもツノをつけた学芸員さんが滑舌よく説明してくれる。そして、しっかりスーベニールも開いていた。参加費2000円だが、十分満足できる盛りだくさんな内容だった。

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2017年11月19日 (日)

残念!「日輪の翼」京都公演は中止

 昨年、高松と大阪で観たやなぎみわさんの野外演劇「日輪の翼」。
その時、「来年も予定がある」と終わりのコメントで言っていたが、9月14日(木)〜17日(日)の京都の公演が発表された。それも、河原町十条のタイムズ鴨川西ランプ特設というと、「ああ、あの高速の降り口ね」と場所の当たりもついた。実は我が家からは比較的近くて行きやすい。でも、18時開演なので、休日でないとムリなので、オモテ稼業のシフトが決まってから、16日(土)のチケットをとった。
 ああ! それなのに、台風5号め〜〜〜 おかげで、16日、17日の公演は中止になっちゃったじゃない〜! 野外劇の宿命とはいえ、4日のうち、2日がダメになって、とても残念。これに懲りずに、またどこかの空の下で公演があることを楽しみにしている。

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2017年11月18日 (土)

「萩尾望都SF原画展」in神戸ゆかりの美術館

 10月に「やっとblogの記事が追いついた〜(いろいろ端折ったが)」と思ったら、油断して1ヶ月過ぎる間に次々とイベントの展示会が終わってしまった。ガクッ…… 気を取り直して、書いていこう。夏の終わりの腰痛から用心して、秋は遠出をしないで、近場をウロウロすることにした。さて、秋のいちばんの楽しみといったら……

 9月9日(土)〜11月5日(日)に神戸ゆかりの美術館で開催された「萩尾望都SF原画展」! 望都サマ、ついに関西にご降臨! 思えば2011年の原画展も関西には来なかったので、福岡まで観に行った。ああ、今読み返してみると、3月11日の東日本大震災が起こる5日前だったんだ。
今回のSF原画展も2016年に吉祥寺で開催されたときは、「全国巡回の予定はない」とのことだったので、GWに観に行った。その後、全国巡回が決定。2017年7月の新潟を皮切りに、次が神戸、現在静岡で開催されている。(その次に北九州に行くようだ。)
 さて、今回の神戸ゆかりの美術館、初日には関連イベントで「対談萩尾望都×森見登美彦」のイベントがあって、応募したけれどあえなく撃沈。それなら展示を観に行く日は、混雑していたらいやだなあと思って、平日に行ける日を選んだ。でも、月曜日は休館、やっと10月の下旬に来訪することができた。今回は吉祥寺より広い! そして、空いてる! 広い会場に2〜30人? 原画にかぶりつきで観られる。いや、空いてるのはありがたいんだけど、平日にこんなに空いてていいのか? もったいない。写真スポットもバージョンアップ、原画も増えている。『百億の昼と千億の夜』のネーム、東日本大震災以後の『なのはな』や放射性物質3部作の原画はなかったよね。ただ、複製原画で水増ししてるところもあるのがちょっと残念。(でも、思わず読んでしまうんだけど)
今回の原画展の公式サイトはこちら

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