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2017年1月

2017年1月16日 (月)

「見世物大博覧会」と関西文化の日

 国立民族学博物館の「見世物大博覧会」に行かなくちゃ!と思いながらもなかなか行けず、会期の9月8日〜11月29日の終わりも迫ってきた。そのうち、もう11月19日しか行ける日がないとなってしまったが、その日は「関西文化の日」だった。あちこちの美術館・博物館で入場料が無料になるので、人出が多いだろうなあと思って、今までは有料でも行きたい演目には行くのを避けていたのだが仕方ない。戦々恐々として行ってみたのだが、特別展自体はあまり普段と変わらなかった。しかし、「関西文化の日」に関連してイベントが繰り広げられていたので、その関係者やボランティアや知り合いがたくさんきていた様子で、総じて民博自体はやや多め?という感じだった。
 関連イベントというのは、まず、普段あまり使っていない特別展の地下のフロアーで「北大阪ミュージアムメッセ」というのが開催されていた。北大阪のいろいろな施設がブースを設置してPRをしていたので、ついいろいろパンフレットとかもらってしまった。「JT生命誌研究館」の機関誌は立体的に折れたりしてとても凝っていた。「吹田市立博物館」は小松左京展のとき一度行っただけだったなあ。他にも「ニフレル」や「五月山動物園」など。民博のボランティアさん行なっている「きり絵で楽しもう! 中央北アジアの文様」という30分のワークショップがあったので参加させてもらった。用意してくれた文様から2種選んで、色紙を切って、それをカレンダーにしてくれるのだ。それ以外にも、本館のロビーで淀川三十石船の船頭唄やガムランの演奏と舞踊があり、ほとんど無料だったので、けっこうお得感があった。

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 さて、「見世物大博覧会」。田舎で育った私は、昔でも人間ポンプやへび女やクマ娘やカニ男が並ぶ見世物小屋を実際には見たことがない。でも、そんな胡散臭い名前やケバい看板をなぜか知っている。きっとそれは漫画や雑誌や映像で知っていたのだろう。そんな見世物小屋などの歴史や民衆文化の一部として、民博が展示に取り上げたの、もしかして今回の展示が初めて? ここで、以前千葉の歴博の「大ニセモノ展」にいた人魚(といわれるもの)に再会! 民博、歴博の資料が多いけど、いろいろな所蔵館から取り寄せているのが、図録を見るとわかる。凝った企画で、構成や見せ方も工夫しているし、ここはキュレーターの腕の見せどころ?(民博は大学なので、教授の研究成果?)

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2017年1月15日 (日)

矢萩多聞さんと「となりのインドさん」

もう少し、昨年の残っているネタを。
 去る9月17日に、京都の恵文社一乗寺店で、インド好きにはたまらない「となりのインドさん」というイベントがあった。初めは出勤日だったので諦めていたのだが、シフト交替を頼まれたので喜んで交替した。けっこうギリギリの3日前だったが、申し込んだらまだ空きがあった。
 内容は、昼の部と夜の部に分かれていて、昼の部では、装丁家の矢萩多聞さんが1日カフェをオープンして、手ずから南インドの定食(ミールス)をふるまってくれる。矢萩多聞さんは10代からインドで暮らした半分インドな人で、今回のランチも南インドの西海岸に住むコンカニー族の人にならったものなんだそうだ。装丁家だけど、イラストも描くので、絵入りのカンタンな説明もつけてくれていた。素朴で味わい深い美味しいミールスとラッシーをいただいた。

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 夜の部は、矢萩多聞さんとKAILAS(カイラス)の2人組との楽しいお話。KAILASは、松岡宏大(こうだい)さんと野瀬奈津子さんの編集&ライター&フォトグラファー2人組。最近『持ち帰りたいインド』という本を出版したので、その関係のスライドを中心に、後半は参加者の質問にも応えて、とても話題に富んだ2時間だった。矢萩多聞さんは以前同じ恵文社でタラブックスのお話を聞いたことがあるので、く喋る人と思っていたが、松岡宏大さんもそれに輪をかけたようによく喋る楽しい人だった。見た目より年をくっているようで、その年月で世界を旅して集めたアンティークやグッズで「一人民博ができる」と自分で言っていたから、いったいどんな家なのよ!? ガイドブックのarucoシリーズの『インド』(ダイヤモンド・ビッグ社)の編集にも関わっていたらしい。それ、持ってるよ! 確かに、家に帰って、奥付を見てみたら、小さくKAILAS、松岡宏大、野瀬奈津子の名前があった。確かに今回の新刊と同じニオイがするなあ。この本で紹介されているグッズはほとんど私物とか。
 矢萩多聞さんと松岡宏大さんは、多聞さんが10代に親に連れられインドへ行ってた頃から知っていたというから、繋がりは長い。宏大さんはマンガ家の流水りんこさんのtwitterにも名前が出てきて、りんこさんの漫画には、以前本を紹介したマサラワーラーの二人が登場してきたり、アルカカットさんのブログに多聞さんの本の評が書かれていて、直接の知り合いのようだし、インド界隈はけっこう世間が狭い気がする。

 今回の関連書籍
『持ち帰りたいインド』 KAILAS著(誠文堂新光社)
 今回はここに掲載されているもののウラ話とかも聞けた。よくあるかわいいだけの品物紹介ではなく、選んできた人の奥の深さが見える1冊。「この中でいちばん持ち帰りたいものは何ですか?」という質問が宏大さんからあったけど、私は赤いステッチの会計帳簿がいいなあ。お二人にサインをいただいた。

『偶然の装丁家』 矢萩多聞著 (晶文社)
『たもんのインドだもん』 矢萩多聞著 (ミシマ社)
 どっちにしようかと2冊持って行って(ミシマ社の本は、当日恵文社で買った)、多聞さんの半生が詳しく書かれている分厚い方の『偶然の装丁家』の方にサインをいただいた。ていねいなサインでテルグ語つき! 不登校、南インドに住む、装丁を始めたきっかけ、東日本大震災、京都への引っ越し等々、人生、どういう生き方をするかわからないなあ〜と思ってしまった。

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2017年1月 3日 (火)

明けましておめでとうございますblog版

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 先にtwitterでは元旦のご挨拶しましたが、改めて、明けましておめでとうございます。
 本年もぼちぼちよろしくお願いします。

 2日に帰省先から帰ってきたのですが、やはり人が多いといろいろあって、あまりパソコンにさわることができませんでした。読みたい本とか整理したいデータとか描きたいものとかいつも持って帰るのですが、ほとんどできたためしがありません。懲りない年末年始です。
 今年のお年賀カットは、ナスカ地上絵の「海鳥」になりました。3番目くらいに有名な地上絵です。(1番目はハチドリ、2番目はサルかな?と思っている) 年賀の酉はニワトリが断然多いので、斜めに考えて、鳳凰にしようか、ガルーダにしようかとかいろいろ考えましたが、結局これに決めました。なかなか気に入って、切り絵しおりも作ってしまいました。

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 Blogアップが遅くなってしまったのは、自宅に戻ってからの雑用もあったのですが、12月10日の記事でお知らせした、「工房しのわずりぃ」のインターネット広報の改編の一部を行なっていたからです。
気づいた方もおられるかと思いますが、2005年から「おたくにチャイハナ」というタイトルで書いていたこのココログのblogですが、2017年1月より「工房しのわずりぃ blog版」と名称変更しました。見た目変わりませんが、タイトルだけでなく、プロフィールとかもちょっといじりました。Blog開始より12年たった現在、長文で写真多数掲載できる機能はフェイスブックが主流になりつつあり、blogのトラックバックとかの機能は全く使わなくなり、時代の変遷を感じるところですが、今までの記事の蓄積をそのまま埋もれさせてしまうのは勿体無いのと、広報の意味ではこっちの方がネットの中ではオープンなので、このままblogで続けることにします。記事をUPしたら、twitterやFBでもリンクしてお知らせします。まだホームページとかはそのままですが、おいおい整備していきます。

 ネット整備の方はこのような予定ですが、即売会参加の予定は5月までありません。年度末に向けてオモテ稼業が繁忙になってくることもありますが、作品の描きために専念したいと思います。昨年のうちに2タイトルの同人誌の在庫がなくなりました。以前の新刊はもう6年前です。いかんだろう、それは……、と思いつつ、数年経過。今年こそ何度目かのオオカミおばさんにならないように1冊創りたいと思っています。ネタはあるし、取材もしてきましたが、まだ紆余曲折するかもしれないのでナイショです。8年ぶりの冬コミでは、おかげさまで切り絵しおりが好評で新しく創り足した3倍以上の数量をお求めいただきました。これも、カンブリア生物や深海生物のヘンなモチーフが品薄になっているので、新作を含めて夏のSF大会に向けて準備をしたいです。

 と、いうような、今年の抱負でした。今後ともよろしくお願いします。

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