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2016年12月14日 (水)

インディアン・フィルム・フェスティバル・ジャパン2016

 今年で第5回になるIFFJは、大阪では10月8日(土)〜10月21日(金)に、今までのシネ・ヌーヴォではなく、シネ・リーブル梅田で開催された。今年は瀬戸芸と維新派を優先にしているので、なかなか日程が厳しい。3回前売り券がせいぜいか。仕事帰りだと、寝てしまいそうな気がする。それより、シネ・リーブルは、コンピュータによる座席指定なので、席がなかったらアウトだ。ギリギリになってしまい、満席なら後ろにパイプ椅子を置いて増設といった融通がきかない。それに梅田の駅から結構歩く。仕事帰りに駆け込んで、あそこまで行って、「満席です」というのは辛いなあ…… と、いろいろ考えて、『プレーム兄貴、お城へ行く』『キ&カ〜彼女と彼〜』『エアリフト〜緊急空輸〜』『私が恋した泥棒』(観た順)の4本を、休日に2本ずつ2日に分けて大阪に通って観た。今回はハズレなく、それぞれの味で面白かった。願わくは、シャー・ルク・カーンの『ファン』も観たかったのだが、どうしても日程が合わなかった。うぐぐ…、残念。
 あと、今年はフェスのパンフレットがなかったのだ。昨年は雑誌「ナマステ・ボリウッド」の最新号がパンフになっていた。どうしたことだろう? 復習するには便利なんだけどなあ。

『プレーム兄貴、お城へ行く』Prem Ratan Dhan Payo  (2015) 164分
 サルマーン・カーンが、庶民の旅芸人と藩王国の王の一人二役をこなし、王女(ソーナム・カプール)と恋に落ちる。家臣の忠誠や兄弟との家族愛なども絡めて、いやに王道なストーリーだなあ、と思ったら昔の映画のリメイクらしい。この回は、劇場到着が10分前になってしまったら、残席2席だった。う〜ん、きわどい。サルマーン人気、すごい! いや、ホント、筋肉質でとても50代には見えないぞ。

『キ&カ〜彼女と彼〜』Ki & Ka (2016) 126分
 仕事バリバリの女性キア(カリーナー・カプール)と主夫志望の男性カビール(アルジュン・カプール)が結婚した。というと、男女役割逆転のコメディかと思うかもしれないが、けっこう奥が深い。夫が主夫であることを職場にはっきり伝えられないキア、カミングアウトしてカビールが「カリスマ主夫」となったことからの軋轢、自分でアレンジした家にこだわるかビール、そこにキアが妊娠か?! キアの母親をめぐる二人の思いのすれ違い……と、次から次へといろいろな危機が訪れる。男女均等、夫婦平等の言葉だけで簡単にハッピーエンドにならないよなあと、考えさせてくれるいい映画だった。

『エアリフト〜緊急空輸〜』Airlift (2016) 126分
 1990年の湾岸戦争の時、イラク軍のクウェート侵攻により逃げ場を失った17万人のインド人脱出の実話をもとに作成された作品。主人公の実業家ランジート(アクシャイ・クマール)は、脱出に貢献した実在の二人を合わせたキャラクターらしい。その妻には、『めぐり逢わせのお弁当』のニムラト・カウル。華々しい美しい映像や激しい戦闘シーンはなく地味ではあるが、次から次に来る危機にどう立ち向かうか、スリリングな展開で目が離せない。こういう場合、国や政府が交渉をし、ヒーローのような人物が救出に来る……わけではない。国の動きは鈍い。ヒーローも現れない。現場の非戦闘員があの手この手を考えてなんとか脱出しようと埃まみれになって考えるわけだ。この名も無い執念が最後の17万人の空輸に繋がる。

『私が恋した泥棒』Monchira (2016) 135分
 今回公開された中で、これだけがベンガル語映画だ。監督はサタジット・レイの息子のサンディーブ・レイ。と言っても作風は違う。もっと明るい。泥棒に入った男を秘書として雇ったり、ちょっとおバカな兄貴の行動もフツーやらないだろ!と突っ込みたくなることもある。コメディーのようで、ちょっと寓話的な不思議な味のする作品だった。

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