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2016年10月

2016年10月24日 (月)

映画「シン・ゴジラ」

 公開当初から、私の周りがやたら好評な感想ばかりで、中には「エキストラに参加した」という人までいたり、ふだんSFや特撮を観ないであろう人まで「面白かった」というので、気になっていた。ゴジラやガメラや特撮がとても好き!……というわけではないので、SF大会と瀬戸芸で忙しい夏期の終わりまで「どうしようかな〜」と思っているうちに、1日3回上映になってしまったので、とりあえず行くことにした。ちょうど合う時間帯が4D上映しかなくて、4Dは夫婦50割でもひとり2300円! うむむ……
 んで、観たよ! 未確認生物出現に対する人間側のマシンガントークとピント外れの集団漫才のような会話が好き。次々に来たる危機に、対応する手段を繰り出す政府や自衛隊の攻防は、イメージ的に「日本沈没」のようねと思ったけど、それより数段面白いよ、樋口監督!! それに、陸海空自衛隊全面協力! 装備もいっぱい出てくるし、エンドロールの長いテロップを観て〜! ミリタリーファンにはたまらないだろうなあ。加えて、背景に東日本大震災を彷彿させる要素をちりばめている。ゴジラは、巨大地震であり、動く福島原発なのだ。天災でもあり、生まれからみると人災でもある。ゴジラに血液凝固剤経口投与を行う「ヤシオリ作戦」は誰もが福島原発の冷却に放水を続ける消防隊や自衛隊の様子と重ね合わせただろう。
 いままで、パニック映画になにかイロをつけようとしたら、ヒロインとのラブロマンスや家族愛のようなものでストーリーを盛り上げようとする映画が多かった。でも、この「ゴジラ」はそれをしなかった。そこに成功のカギがある。え? アメリカ側にヒロインっぽいキャラがいたね、確かに。それより、尾頭ヒロミ環境省事前環境局野生生物課長補佐や花森防衛大臣のほうが目立っていたよ。
 しかし、やっぱり4Dって、あってなくてもいい。椅子が揺れたり、空気や霧が噴き出したりしなくてもいいから、2Dで2回観たいよって気分だ。

2016年10月23日 (日)

「ありがとう さようなら 吉野朔実劇場 原画展」in ジュンク堂書店池袋本店

 コミケ遠征のおまけで、もうひとつ行きたいところがあった。ジュンク堂書店池袋本店で吉野朔実さんの原画展が開催されているのだ。書店の片隅で開催しているのだから、規模的には小さいとは思うが、吉野朔実さんはアナログ派のはずだし、なかなかオモテに出てこない人だし、原画もみたことがない。もう、新作はみられないけれど、この機会に原画はぜひみたい!……というわけで、、「驚異の深海生物」のあと、池袋まで行ってきた。原画展はB1コミック売り場にて開催されていた。「本の雑誌社」のTwitterに「吉野朔実劇場『天使は本棚に住んでいる』と『吉野朔実は本が大好き』の刊行を記念して」原画展を開催と書いているように、今回の原画は『吉野朔実劇場』の原画だけだった。それでも十分堪能できる。やっぱりオールアナログだ。ミリペンで線を書いているようで、カラー原稿もあるが、この彩色はコピック? けっこう切貼りもある。スクリーン・トーン指示も残っていて、61番がお気に入りみたいだ。無駄な線を極力ひかず、さらっと描いているようで、このセンスの良さ! もう新作がみれないなんで、つくづく哀しくなる。
 ひととおりみた後、4階の喫茶で休憩して、各フロアーをひととおり巡る。池袋本店は比較的古い建物なので、大型書店だが手狭感があるが、密度が濃い。あちこちでちょっとした写真展やイラスト展をやっていたり、文具雑貨もいっしょに置いている棚があったり、自費出版や地方出版の本も多い。理系のフロアーの棚が特に楽しかった。1階でアジア関係の書籍の特集をしていて、みたことのないマイナーな出版社の本もあって、つい衝動買い。そして、マンガのフロアで驚いたのが、書店あての為書きのあるマンガ家さんの直筆色紙の多さ! 壁一面、書架の上部にずら〜っと並んでいる! それに関西で2件探して見つからなかった水玉螢之烝さんの「ワンフェスのワンダちゃん」が平積み! コミケ2日目に行けないから諦めていたすけきよさんの同人誌もある! 東京と地方の差を感じて、くっそー!っとちょっと悔しい想いをした。そして、また荷物を重くしてしまった。
 そのあと、もう一度、吉野朔実さんの絵を堪能した。。

2016年10月22日 (土)

「驚異の深海生物」「クエイ兄弟 –ファントム・ミュージアム-」

 ああ、もう10月も下旬になってしまった。これも遅ればせだが、夏のコミックマーケット遠征のおまけ。今回はコミケ前夜に職場から東京に直行し、まず1日目(前日は新幹線に乗ってホテルに着いただけだから、数えないことにする)にコミケ、2日目千葉県立中央博物館の「驚異の深海生物」、3日目に神奈川県立近代美術館葉山の「クエイ兄弟 –ファントム・ミュージアム-」に行った。どちらも初めて行く施設。どちらもビミョ〜に遠い。大阪から神戸と京都に行く気分だ。でも、行く前からネットで情報をひろったなかで、やっぱり今回はこの二つに行ってみたいと思ってチョイスした。

 「驚異の深海生物」は千葉県立中央博物館の特別展。7月9日〜9月19日、もうすっかり終わっている。博物館は、千葉駅からバスに乗って、広々とした公園の中。けっこう遠い。「驚異の深海生物」自体は、特別展示室1室で、そんなに広くない。標本、レプリカ、写真などの展示が主でナマモノはないが、解説は丁寧で、ギュッと濃縮してる感じ。残念ながら図録はないが、写真OK。Twitter投稿も推奨している。有料展示室内は写真OKでも、この表示がないとSNSにはアップしないようにしているので、明示してくれているのはあるがたい。ああ、やっぱり沼津の深海水族館も行ってみたいなあ。しかし、千葉県立中央博物館はその他の常設展示も非常に充実していて、千葉県の自然、生物、地質、考古学を一同に展示している。行った日は月曜日(夏休みは月曜休館日も開館)で、本館は開館していたが、残念ながら野外施設の生態園は休園だった。近くに住んでいれば、一日ゆっくり居てもいいようなのどかな施設だった。

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 その翌日は神奈川県立近代美術館葉山の「クエイ兄弟 –ファントム・ミュージアム-」に行く。この展示も7月23日〜10月10日で、既に終了。ブラザーズ・クエイの「ストリート・オブ・クロコダイル」はずいぶん以前に観た記憶がある。LDの「アニメーション・アニメーション」のシリーズ? 吉祥寺のバウスシアター? 何処で観たか忘れてしまったが、映像はとても印象に残っている。しかし、クエイ兄弟(今回はこの呼び方をしているようだ)はそのような映像ばかり創ってきたわけではなく、挿絵や装丁の仕事をしつつ、映画やコマーシャルフィルムも創り、舞台芸術も手がけていたと、知らないことがいろいろあった。でも、オモテ稼業のフツーの仕事のようでも、やっぱり少しヘン。そしてやっぱり誰にもマネできない立体オブジェのアニメーションが真骨頂。理由を求めず、このヘンさを楽しもう。立体ののめり込むような作り込みは、ほれぼれとしてしまう。そして、ここでも1作だけSNSのアップOKの作品を指定していた。この展示のワークショップで創った作品らしい。ハッシュタグも付けて、宣伝していたけど、そのハッシュタグでのUPが以外と少ない。そんなにマイナーなのか? 残念だ。


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 この神奈川県立近代美術館葉山も、東京から行くと千葉とは反対方向に、横浜・鎌倉を通り過ぎて逗子駅からバスとけっこう遠い。知らなかったが、鎌倉市内にあった県立近代美術館の本館が最近(2015年度末とある……というと2016年3月か)閉館したらしい。そこにあったイサム・ノグチの彫刻「こけし」が葉山のほうに移設されていた。これを期に利用案内等も一新したようだ。葉山は静かな佇まいで雰囲気はとてもいいのだけれど、周りには住宅と海水浴場があるだけで、コンビニも飲食店もなにもない。美術館にはレストランがあるけれど、席数が少なく、ちょっとお高め。平日なのに危うく昼食難民になりかけた。土日はもっとあぶないかもしれない。

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