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2016年9月24日 (土)

追悼・維新派の松本雄吉さん

 6月20日の新聞記事で、劇団「維新派」主宰の松本雄吉さんの訃報を知った。突然のことで驚いた。亡くなったのは6月18日、享年69歳、食道がんだったようだ。
 松本さんは、維新派の舞台の時も、いつも挨拶には顔を出さなかった。もう、20年以上前か、だいぶ前に役者(チョージという役だったような……)として一度舞台上で観た。また、南港での公演で大雨が降ったとき、公演途中で、突然「役者そのまま! テントの屋根にたまった雨水を落とします」と指示をしに出てきた。それよりずっと後にやなぎみわさんとの対談でお姿を拝見した。維新派の公式HPで写真をみる以外、実際のお姿をみることがあまりなかったので、突然という印象があったけれど……、ただ、3月に維新派のHPで演出補佐の募集が載っていて、「あれ?」と思った。役者募集はいままでもあったが、演出補佐というのは初めてだった。今思えばウラに松本さんのご病気があったのだろうか。
 初めて観た維新派の公演は今でも覚えている。1990年5月の『[echo]スクラップ通りの少年たち』 大阪城公園 <円筒形劇場TANK>だ。維新派HPの年表に劇団(当時「日本維新派」)を結成した1970年からの年表がある。私が知らなかった1990年以前の20年、1990年以降も行けなかった公演もある。この秋には、平城京跡で野外公演「アマハラ」画予定され、現在劇場設営中だ。雄吉さんのいない初めての公演。そして、最後の公演になる。
 6月に雄吉さんが亡くなったあと、維新派はどうなるんだろう?……と思っていたが、漠然と予感があった。そして、「アマハラ」のDMに、維新派の解散とこれが最終公演になることが記されていた。ああ、やっぱり…… 維新派の舞台は何もないところに手作りの野外舞台をぶち建てて、終われば解体して跡形をなくしてしまう。劇団の進退にもブレがなく、ある意味、見事な引き際だ。

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