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2016年6月18日 (土)

「生命大躍進 –脊椎動物のたどった道−」

 4月16日〜6月19日まで大阪市立自然史博物館で、特別展「生命大躍進 –脊椎動物のたどった道−」が開催されている。(ああ、そうこうしているうちにあと2日で終わってしまうよ)あの、アノマロカリスやハルキゲニアなどのカンブリア生物の化石が観られる! 私にとってはとてもうれしい企画だ。しかし、これは昨年の夏に東京の国立科学博物館(科博)で開催されていた展示の巡回らしい。あれ? 科博の展示なら、GWか夏でだいたいおさえているのに、なぜ気がつかなかったんだろう?……と思ったら、昨年の夏はコミケから即、妻有の「大地の芸術祭」に行ってしまっていたんだわ。ともあれ、大阪に来てくれてうれしい。
 展示の宣伝では、やたらカンブリア生物がクローズアップされていたけれど、全体としては先カンブリアから人類が誕生する新生代までの壮大な進化の展示なのだ。なので、カンブリア爆発の生物群が出てくるのは、ほんの最初の方だけ。それもイラストの大きさに比して、実物の化石は小さい。1センチ2センチといったものも多い。アノマロカリスは30センチ〜1メートルのものもあったようだが。なので、イラストではアノマロカリスの方がでかく描かれているが、シルル紀のウミサソリのほうが2メートル以上もあってはるかに大きいのだ。そして中生代の恐竜たちはさらにでかい。本物の化石でその数億年の進化を実感できる、とってもマジメな展示なのだが、いかんせん、化石は地味。要所要所にCGの解説動画があって(NHKの番組の一部か?)、こっちの方が派手なので子どもたちは面白そうに観ている。たしかに動きがあってわかりやすいのだが、これって大きさが実感できない。アノマロカリスもウミサソリも恐竜も同じくらい大きくて凶暴な生物にみえてしまう。
 私が行った日は、土曜日だったので、お子さまも多く、家族連れでとても賑わっていた。土曜日に行ったことを後悔した。平日に来ればもっとゆっくりできたかな。それに館内では、解説動画以外は撮影OKなのは驚いた。所々に復元模型もあり、家族連れはポーズをとって模型といっしょに撮影会状態。念のため、出口の職員さんに、館内の写真はblogやTwitterへのUPはOKなのか聞いてみたら、「著作権があるので、勝手にあげたら訴えられます」と言われた。……そうなのか。けっこう既にネットにあがっているけど。聞いた私が悪かったのか。まあ、そう言われたので、写真は入り口だけにしておくことにする。
 展示の化石は、それぞれ得意分野があるようだ。カンブリア生物群はロイヤル・オンタリオ博物館、三葉虫もたくさんあったが立松某の個人蔵のものらしい。東京の科博の収蔵品も多い。そして、図録は解説がとても詳しく、写真もはっきりしてとてもいい。私がカンブリアしおりを作ったころ参考書にしたイチオシは、雑誌「Newton」の2007年5月号の特集「進化のビッグバン」だった。最近、技術評論社の「生物ミステリーPRO」シリーズの『エディアガラ紀・カンブリア紀の生物』が次点で加わったが、イマイチ絵が粗い。この図録は数少ない貴重な参考になりそうだ。

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