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2016年1月23日 (土)

小説『ビッグデータ・コネクト』

『ビッグデータ・コネクト』藤井太洋著 文藝春秋
 前作『アンダーグラウンド・マーケット』の舞台は2018年、現実より3歩進んだような未来だった。この作品は、それよりも現実に近い、より現在っぽいマイナンバー制とあちこちで使えるポイントカードと防犯システムとコンピュータネットワークを合わせたスリリングな警察小説なのだ。現実より1歩半進んだくらいの近未来にみえて、あまりSFっぽさがない。でも、この作品での舞台の年代ははっきり示されていないが、昭和4年(1929年)の建物が築90年を迎えたと文中であるので、おそらく2019年。前作よりも未来設定だ。
 やっぱりこの作品の魅力は、著者本人の前職を生かしたIT社会描写。どんどん現実は進化していくので、どこまでが現実でどこまでが大ホラなのかの境目は素人にはわからないが、ホラ部分がリアルであればあるほど面白い。
 この作品は、文庫書き下ろし。前作との発行日も近くて、執筆量が増えているし、日本SF作家クラブの会長さんだし、ますます忙しそうだが、期待しています。

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