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2015年12月23日 (水)

小説『インドクリスタル』

 もう1冊、インドつながりの本を忘れていた。

『インドクリスタル』篠田節子著 (角川書店)
 Twitterで、大森望さんが、「中央公論文芸賞受賞!これは面白い(おぼろげなので意訳)」といったことを書いていたので、試しに図書館で読んで、あまりの面白さに後で本屋で買い直した。
 惑星探査用の人工水晶の核となる天然資源のマザークリスタルを探す藤岡は、その在処を求め、古い因習の残るインドの寒村に向かう。次から次への巻き起こる危機!危機!危機!に目が離せず、ぐいぐい読ませてくれる。それに加えて、インド社会の描写が徹底してリアルで詳しい。貧富の差や男尊女卑の現実。部族の掟、迷信や因習に支配され、ビジネスセオリーが通用しない村。これはかなり取材したんだろうなあ。フツーの人が読むエンタメ小説にこれだけ大々的にインドを食い込ませてくれた小説は他にない。万人に勧められる面白さだ。
 作者の篠田節子さんはあまりSF作家というイメージはないのだが、SF大会にもたまにおいでになって、そのおしゃべりがとても面白かったといううわさも聞いた。機会があればぜひお話もお聞きしたい。帯をみると、構想10年、怒濤の1250枚、作家生活25周年記念作品とのこと。

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