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2015年12月20日 (日)

映画「チャルラータ」、「ビッグ・シティ」

 インドの映画監督サタジット・レイの映画「チャルラータ」「ビッグ・シティ」がデジタルリマスター版で40年ぶりに公開される。「シーズン・オブ・レイ」と題してのこの2作品が京都のみなみ会館でも公開された。
 チラシには40年ぶりと書いてあるが、私は40年前には映画館のない田舎にいたから、それを観たはずはない。おそらく、いろいろな公開日は東京を基点にしている。そのころ東京には有名な岩波ホールがあった。会員制のエキプ・ド・シネマの会で、商業ベースにのらない名作を数々上映していた。現在も岩波ホールは健在だが、関西などでも数ヶ月遅れで単館上映がある場合も多くなったので、それほど特異性はなくなったように思う。といいながらも1980年代に京都でいくつかサタジット・レイ作品を観ることができた。文化会館のようなところで「オプー3部作」をみて、松ヶ崎の京一会館(もしかして、大阪北浜の三越劇場もあったかも)で「チャルラータ」、「大都会」(今回の上映で「ビッグ・シティ」と改題)、「チェスをする人」、「家と世界」を観た。オプー以外そのときのパンスレットが残っているが、それは「エキプ・ド・シネマ」発行のパンフだ。これがまたえらく詳しくて濃い。活字も小さい。シナリオも載っているが、今回の再上映のパンフのシナリオとは登場人物の名前表記もちがうし、台詞まわしも違うので、全面的に改訳されているようだ。歌と踊りが満載のマサラムービーが日本で最近多く公開されてる以前は、主に日本で公開されていたインド映画は、このようなレイの作品だった。インドという未知の文化を味わいながら、「貧乏はいやだ〜」というような映画だなあとちょっと暗い印象があった。
 というわけで、昔観たことはほとんど覚えていないので、新鮮な気持ちで2作品をみた。デジタルリマスター版といっても、もともと白黒で、暗い場面も多いので、あまりきれいになったという印象がない。観直していちばん印象的だったのは、主人公演じるマドビ・ムカージーの目力。見つめられるとドキドキする。特に「ビッグ・シティ」で慣習を脱却して働きに出ることを決意するアロティがかっこいい。「チャルラータ」は。「え?こんなラストだっけ?」とちょっと意外だった。
「チャルラ-タ」CHARULATA 1964年 119分 ベンガル語
「ビッグ・シティ」MAHANAGAR 1963年 131分 ベンガル語


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