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2015年6月21日 (日)

小説『フェッセンデンの宇宙』

『フェッセンデンの宇宙』エドモンド・ハミルトン著(河出書房新社)
 ……てなわけで、山本弘の『翼を持つ少女 BISビブリオバトル部』を読んだ後、がぜん読んでみたくなったこの本。私の読んだのは、空ちゃんが紹介したのと同じ2012年刊の河出文庫だが、有名な短編なので、何度か収録作品の組み合わせをかえて出ている。1972年のハヤカワSFシリーズ、2004年の河出書房新社奇想コレクションなど。早川書房の『世界SF全集』31巻にも入っていたようなので、もしかして高校生の頃読んだかもしれないが、覚えていない。(うちの高校には『世界SF全集』があったのだ! 半分くらい読んだ)
 『フェッセンデンの宇宙』には1937年版と1950年版があって、河出文庫にはどちらも収録されている。科学者が部屋の中に小さな宇宙を創ってしまうストーリーはほぼ同じだが、登場人物の性格がちょっとかわったかんじ。その他にも、「翼を持つ男」「向こうはどんなところだい?」「夢見る者の世界」「世界の外のはたごや」等の10編の短編が収録されている。ハミルトンといえば、「キャプテン・フューチャー」、スペースオペラというイメージが強くって、ぜひ読みたいという気にならなかったのだが、すみません、誤解していました。50年前の短編の数々は、すばらしい。面白い……というより、なにか哀切を感じるものばかり。設定はちょっと古くささがあるけど、昔のマンガにこんな感じ話があったなあと彷彿させるものもあり、SFの原点になっているのかなあも思ってしまう。

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