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2015年1月13日 (火)

小説『土漠の花』

『土漠の花』月村了衛著 (幻冬舎)
 『機龍警察』シリーズですっかりファンになった月村さん。単品で自衛隊ものを書いたというので、年末年始の休み中に読み始めたら、4時間ぐらいでイッキ読みしてしまった。
 遥かアフリカのソマリアの地に海外派遣された自衛隊。墜落ヘリの捜索救助活動にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭12人。その野営地に氏族間抗争で命を狙われている女性が逃げ込んできて、壮絶な撤退戦が始まる。この1冊、物語中ではたった2日のことなのだけれど、次から次に危機!危機!!危機!!!と目が離せない。『機龍警察』ほどストーリーは複雑ではないし、ひねりはないけれど、アクションをふんだんに盛り込みつつ、自衛隊員のキャラクターも個性的に書き分けている。
 そして、最後はちょっと泣かせてくれる。すべてが血みどろだけど、その終わり方で救われた気がする。「土漠では夜明けを待つ勇気があるもの者だけが夜明けを迎える」のだ。

 ところで、「土漠(どばく)」という言葉が聞き慣れなかったので、「どうして砂漠ではなくて土漠なの?」とネットでしらべてみた。アフリカでは、サラサラと風紋が描かれる細かい砂よりも、ゴツゴツした大小の岩が続く乾燥した荒野(土漠)が多いらしい。英語のdeseartはけっこう幅がひろい。

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