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2014年11月15日 (土)

書籍『それでも猫は出かけていく』

『それでも猫は出かけていく』ハルノ宵子著 幻冬社
 少し前にこの本の書評を新聞で見たとき、「ハルノ宵子! なつかし〜」と思わず声に出してしまった。20年ほど?の昔、『アスリエル物語』とか『プロジェクト魔王(アルドラ)』などファンタジー少女マンガを描いていた頃の本はほとんど持っている。その頃は、吉本隆明の娘だとか、吉本ばなな(現PNよしもとばなな)の姉だとか知らなかった。多作ではなかったけど、絵もうまいし、けっこう波長があったのだが、いつの間にか新刊が見つからなくなった。
 久しぶりに手に取ったハルノさんの本は、ファンタジーではなく、雑誌「猫びより」に連載された猫エッセイだった。が、マンガ家さんらしく、絵が多いし、絵は添えものではないし、大勢いるネコたちを描き分けていて、あらゆる動きを前から後ろから、2匹の絡み手でもなんでも描いている。やっぱり絵がうまいよ〜 エッセイマンガは多少脚色しているとは思うが、作者がどんな生活をしているのかが伺い知れる。長年ず〜っと大のネコ好きだったのね、それも、ただ好きという訳でなく、ポリシーを持って愛情深くいっしょに暮らしている。ご両親の介護も長かったのか、ばななさんとは同居してないのね、乳がんの手術したのか〜、この獣医さんとのかけあいがおもしろい〜とかなんとか。一気に空白だった年月が埋められていく。そしてファンタジーマンガを読んでいた時は知らなかった人となりが見えてくる。全く面識もない作者の生活が垣間みえてしまうエッセイマンガは、ちょっとコワい気もするけれど、作者の秘密をのぞき見るようで楽しい。エッセイマンガでなくてもいい、これからも、そのすばらしくうまい絵をもっとみせてほしい。

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