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2014年6月

2014年6月29日 (日)

6月29日「そうさく畑2014 ー夏ー」に参加します

 またも、告知がギリギリになりましたが、6月29日(日)南港のインテックス大阪2号館で開催される「そうさく畑2014 ー夏ー」に参加します。
スペースは、F-30bです。
新作切り絵しおりは、カンブリア生物シリーズ第1弾のアノマロカリスです。
はじめて、表裏の続き絵になっています。ラテン語の学名も記そうと思っていたのに忘れてしまいました。
まあ、カンブリア生物の中ではいちばんの有名どころなので、いいか。
カンブリア生物には、これよりマイナーだけどカワイイヤツがいっぱいいます。
7月のSF大会に向けて、作成していきたいと思っていますので、ご期待ください。


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2014年6月18日 (水)

書籍『九龍城探訪 –魔窟で暮らす人々-』

『九龍城探訪 –魔窟で暮らす人々-』 グレッグ・ジラード、イアン・ランボット著(イースト・プレス)
 実は、この本も、先の記事『夜の木』を買った本屋で見つけた。でも、重かったし(26×18㎝、オールカラーの紙質で214P)、高かったし(3500円)、その本屋が自宅より遠かったので、「また、近所の本屋で買おう」と思ってその時はあきらめた。と・こ・ろ・がぁ〜、そこそこ大きな本屋でも見つからない! ちょっと古い(2004年)本だから? 本屋を3件ほど回って、結局あきらめて密林で注文をしてしまった。(すると、2013年に第8刷が増刷されていたようだ)
 かつて香港にあった九龍城砦は、1993年〜4年に取り壊しされて、今はもうない。この本の原書の初版は1993年刊なので、この本には取り壊しが決まって立ち退きが完了するまでの写真が収められている。そこに暮らしていた人々の様子が写っている。子どもを抱いたり、新聞を読んだり、料理をしたり、店で商品を売ったり、屋上で昼寝をしたり……貧しい環境の中でも、フツーに暮らしているさまざまな現し身の姿がここに残っている。とてもリアルな幻を見ているようだ。九龍城塞が破壊される様子や、そのあとに出来た公園の姿が載っていない分よけいに、「この人たちの暮らしはもうないのだ」とは思えない存在感がある。

2014年6月15日 (日)

絵本『夜の木』

『夜の木』シャーム/バーイー/ウルヴェーティ著 青木恵都訳(タムラ堂)
 以前、インドのシルクスクリーンの手刷り絵本『水の生きもの』『TUNAMI』を買ったあと、
それらの絵本をつくった南インドのチェンナイの工房Tarabooksの紹介をしたイベントが恵文社一乗寺店であった。
その時、それ以前に『夜の木』という絵本も出版されていたが、すでに品切れになってるという話を聞いて残念な思いをした。が、その本を5月にたまたま行った大阪の天王寺の本屋でみつけた! 増刷されたらしい。うれしいことだ。1000部のうちにNo.380のナンバリングがされている。挟み込みの「タムラ堂だより」をみると、これは第3版で1〜3販はそれぞれ表紙の木がちがう。
 表2,3と遊び紙以外、黒の紙にシルクスクリーンで印刷された不思議な木が浮かび上がる。「12本の角のある木」「蛇の頭の木」「永遠の美しい愛」…… この12本の木は中央インドのゴンド民族の3人の画家が描いている。大人のためのぜいたくな絵本だ。

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2014年6月14日 (土)

マンガ『百姓貴族』第3巻

『百姓貴族』荒川 弘著(新書館)
 これもずいぶん前に読み終わっていたのだけど。マンガ家荒川弘のタフさの源は、ここにありと証明するようなエッセイコミック3冊目。相変わらず「働かざる者食うべからず」で、農家は大変だなあと思うエピソードも多々ある。けれど、おいしそうなネタもたくさん。3食以外に10時と3時のおやつがあったり、イモだんごとかカボチャぜんざいとか(思わずよだれが……)。「サイレージ」というのは乳酸発酵飼料のことだとか、「マニュアスプレッダ」という堆肥散布機があるのだとか、宅配でイモを送るときは凍結を防ぐためにクール冷蔵便に指定にするとか、いろいろ「へ〜、ほ〜」な話題も満載な本である。

2014年6月11日 (水)

マンガ『PALM36 TASK vol.1』

『PALMシリーズ TASK』獸木野生著(新書館)
 伸たまき=獸木野生のライフワーク『PALM』がついに最終章までたどり着いた! ずいぶん以前から最終章のタイトルは宣言していたが、これで計画的にいけば定年までに完結しそうだ。栗本薫のように夭折せずに、健康を維持してENDマークを見せてほしい。
 しかし、話がなかなかみえない。今までの章の中にも伏線がちりばめられていると思うのだが、刊行の間が長いので忘れてしまっている。ジェームズはなにがあっても鉄板だが、フロイドは? ジョゼは? オクヨルンは? アンディは? どのような結末が待っているのか、期待して、気長に待ちたい。

2014年6月10日 (火)

小説『深紅の碑文』

『深紅の碑文』(上・下)上田早夕里著 (早川書房)
 リ・クリティシャスと呼ばれる大規模な海面上昇があって、大陸の大部分が海の底に沈んだ未来。陸上民と海上民に分かれて生き延びた人類は、近い将来プルームの冬とよばれる〈大異変〉を予測し、生存のための模索を続けている。光文社文庫の短編『魚船・獣船』、早川Jコレクションの『華竜の宮』に続く世界にある。『華竜の宮』は図書館の本で読んでとても良かったので、文庫になったとき自分で買い直したほどの作品なのに、自分の過去のblogを振り返ると感想を書いていないじゃないか。繁忙期で書き損なったのか。
 「世界は残酷なのだから」と言ったのは、最近では『進撃の巨人』のミカサだが、この物語の中でもまさに世界は残酷だ。金と資材がないと人は救えないのだ。あっても、救える人は限られる。努力や愛情や根性や思いやりで世界が平和にはならない。その中で登場人物たちはそれぞれの信念をもってあがく。救援団体〈パンディオン〉の理事長・青澄も、海上民の反社会的集団ラブカのリーダー・ザフィールも、無人宇宙船をとばすことを夢見る星川ユイも。覚えきれないくらいその他たくさんの人が登場し、つながりながら、それぞれの想いで生きている。そして死んでいく。
 その人間群像もおもしろいけれど、正統なSFなので、その舞台設定もゾクゾクする。リ・クリティシャス以降の世界は、ヒトも含めあらゆる生物が遺伝子工学によって変異している。宇宙を目指していた超科学は失われ、海上民は必ず双子を産んでそのかたわれの魚舟を海に放つ。陸上民のエリートは人間の副脳に直結して主を支援するアシスタント知性体を持ち、害のあるものを駆逐する殺戮知性体は人同士の争いをより血みどろに展開させる。
 世界は残酷かもしれないが、このSFはとてもおもしろい。

2014年6月 9日 (月)

同人誌ア・ラ・カルト in コミティア

 5月5日のコミティアではひさしぶりの東京だったせいもあり、思いのほかたくさんお買い物をした。帰りの方が重くなったので、復路も宅配便を使ってしまった。なんか毛色のかわったエッセイマンガが多いのだが、それら本の中から何冊か紹介したい。

『コミティア30thクロニクル 1』コミティア実行委員会編(発売 双葉社)
 コミティア30周年を記念して発行されたアンソロジー全3巻の1冊目。双葉社が発売するので、書店店頭でも購入できるが、5月5日のコミティアで先行発売された。コミティアでは発行者の手売りなんで、消費税なし。なんせ630P、厚さ4cmの超ボリューム。1巻目では24人の作品が掲載されているが、この本の前書きにもあるように「オリジナルは1人1ジャンル」の言葉通りで、それぞれの個性が際立っている。このクロニクルは年代順?というわけでは内容なので、意図的にこんなカラフルな個性の本に仕上げたのだろうか。プロになって活躍している人も多いが、今はマンガをはなれて一般人として暮らしていますという人の作品も入っている。基本短編集なので、長編の同人誌が巻末に何冊か紹介されている。これが全3巻あるのかと思うと、コミティアゆかりの人材の豊富さにしみじみとしてしまう。

『Garden’s Diary –Blue-』時枝理子(TIMES)
 長らく愛読させていただいている時枝理子さんのガーデニング煩悩本。絵は可愛いし、内容はけっこう実用的。大胆に、手をぬいて、愛情をこめて……、最終的には体力勝負か!?

『『若草』物語〈上〉』笹生那実個人誌12(ひつじ座)
 この作者さんが頒布していた三原順さん関連の本を手に取ったとき、別冊マーガレットのマンガスクールに投稿していた頃のことを覚えていたので、「こんなところでお会いするとは!」と驚いた。恐るべし、コミケかコミティア(どっちか忘れた)! 昭和40年代に少女マンガ界に多くの新人をおくりだしたという新児童少女漫画界の機関誌『若草』について語っている。私が知らなかった少女マンガのふるい1ページ。中味がわからなかったので、試しに上だけ購入したけど、中・下巻と続いているようなので、次に出会ったときにゲットしなくっちゃ! 

『目指せ!! 世界デビュー フランス編』 (アズ漫画研究会)
 ジャパン・エキスポって、2012年に萩尾望都さまも参加したイベントじゃない?! あまりよくわかっていなかったけど、2000年から毎年7月初めにフランスで行われている「今」の日本文化を紹介しているイベントらしい。ちゃんと、ネットに日本語のホームページもあるよ!
そこに、プロじゃなくても同人(アマチュア)でブースが持てるし、コスプレもできる。なんと、日本からツアーもでているらしい。実際参加してきたメンバーのレポートを載せた本で、これを読むと時間とお金があれば参加してみたくなる。

『イベントを主催したら脅迫が来て警察沙汰になりました。』川泉ポメ(Penny Lane)
 とてもわかりやすいタイトルの本で、あまり体験しないことだから、スペースを通ったとき思わず衝動買いしてしまった。とても、タメになるけど、みんな良識をもって同人しようよ。

『ナメクジテレポート』くまみ(しかま家)
 コミティアの子連れスペースで知り合った同人さんからいただきました。いつもノタリノタリのナメクジが一瞬のうちに空間移動ができるという都市伝説があるらしい。私は知らなかった! そのネタを広く深く追求し続けて(現在進行形)いる本。国立国会図書館サーチや近代デジタルライブラリーも駆使して、掘りさげている姿は同人の鑑! と、同時に私のオモテ稼業でもシゴトが出来そうだよ。

『某ゲーム会社営業部のシゴト』結城貴美(ABBER ROAD STDIO)
 こちらもコミティアの子連れスペースで知り合った同人さんからいただきました。90年代に弱小(と自分で言っている)ゲームメーカーに勤めていた頃の実話マンガ。本人=主人公は雪だるまを装っている。薄い本だけど、イベントのたびに新刊発行のペースを保って11巻まで出している。その続ける根気と衰えない記憶力に敬意を表します。

2014年6月 2日 (月)

GW関東遠征その4 ガンダムフロント東京、日本科学未来館「THE 世界一展」、東京スカイツリー

 なんてこったい! GWのことをツラツラ書いていたら6月になってしまったよ。夏のイベントに向けても準備もしないといけないのに。なのに、最近、眠たい。こまったもんだ。
 取り急ぎ、関東遠征の穴とコミティア以外のことをまとめてここに書いておく。

 コミティアのあと、ビッグサイトからダイバーシティまで歩いて「ガンダムフロント東京」に行ってきた。オープンして2周年、ずいぶんチケットもとりやすくなった。このGWは時間指定になっていたが、2週間前でも悠々でとれた。ふだんは時間指定ですらないようだ。前回行ったときと,「DOME-G」映像がリニューアルした。リニューアルして、良くなっていた。前回の出来合いのツギハギのような映像が少なくなって、半球のスクリーンを効果的に使った新作映像を加えていた。しかし、新しい『ガンダム・ビルドファイターズ』や『UC(ユニコーン)ガンダム』は観ていないので、よくわからん。さらに何回でも観れるようになっていた。初めに入ったとき、立った位置がイマイチ観にくかったので、もう一度入って観なおした。ア・バオア・クーや1/1コアファイターなどはそのままだったが、展示やスーベニールの品物もリニューアルしていた。でも、ずいぶんゆったりとした気分になった。
 建物前の1/1ガンダムのところで、夜にプロジェクション・マッピングがあるというので、時間をあわせて観てきたが、建物の壁に限界があって、ちょっとガッカリな出来だった。いったん外に出るとダイバーシティは人だらけの大賑わいだった。レストランもあちこちに行列ができていたので、夕食は諦めてホテルに帰った。

 次の日、日本科学未来館の「THE 世界一展」に行った。これは実は雑誌の懸賞でチケットが当たったのだが、行けるのがギリギリの最終日になった。駅から建物までは、あまり人通りがなくスカスカしていたのに、中に入るとえらく人がたくさんいて、ビックリした。日本人の手先の器用さと科学技術を担う企業が全面協力のリキの入った展示だった。展示物も小さいものも多く、説明も詳しいのでみなさん、ゆっくり観ていて会場内も賑わっていた。それに、このそれぞれの展示品のキャッチコピーがなかなか気が利いていておもしろい。「毎日開通! わたしのパーティ ぼく鉄道は、地球3周」(タカラトミーのプラレール)、「ふれる機会が増えてきた「触れない」技術」(ソニーのFeliCa 非接触ICカード技術)、「イカなる状況でも、イカ釣る、イカしたロボット」(東和電気製作所のはまで式全自動イカ釣り機)等々、読んでても楽しい。この展示の図録はとてもタメになる。

 昼頃になると、ますます人が増えてきたので、16時で展望チケットをとったスカイツリーに向かう。しかし、そこは、さらに人が溢れていてカオス状態だった。天気はまずまずだったので、展望デッキにあがるとやや雲があるもののガッカリしない程度によく見えた。東京は平野が広い分、都市が広い。足下の景色が見えるのがおもしろい。しかし、富士山がみえるほど快晴ではなかったので、プラス1030円して天望回廊に100Mあがる気にはなれなかった。それでなくても1人2560円は高い。さらに、お土産品や飲食店も全体的に割高感がある。水族館やプラネタリウムもあるので行ってみたいと思うけど、もう少し落ち着くまであまり近寄りたくない気分。

 写真は、3倍辛いシャア専用ポテトチップスとスカイツリーからの景色と足下の展望。


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