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2014年5月12日 (月)

金原瑞人講演会

 毎春、この時期になるとあちこちで開催されている「子ども読書の日記念事業」。今年は京都市図書館主催で、翻訳家の金原瑞人さんの講演会が京都アスニーで開催されたので、行ってきた。
 私の金原瑞人さんとのファースト・インパクトは、1980年代の福武書店のBestChoiceシリーズ。このシリーズで、ジュマーク・ハイウォーターの『アンパオ』やウェストールの『かかし』、スーザン・プライスの『ゴースト・ドラム』と今まで知らなかった作家のすごく面白い作品を次々と出版され、それが軒並み金原さんの翻訳だった。なので、なんとなく「金原さんの訳書はフィーリングがあう」と刷り込まれてしまった。その後、福武書店は出版業をやめてしまったが、金原さんは翻訳者としては珍しく、あれよあれよと有名になり、訳書もたくさん出てきて、追っかけられなくなった。でも、ミッチ・カリンの『タイドランド』のように、知らずに「お、これおもしろそう」と手に取ったら、金原さんの訳書だったりするので、うん、まだ私のカンはぶれていない。
 でも、ナマの金原さんを拝見するのは、今回が初めて。印象は、なんか、年齢不詳の永遠のヤングアダルトって感じだった。1954年生まれというから、御年60歳、還暦のはずだよ。いや〜、そんな感じはまったくしない。少し早めに行くとアスニーと同居施設の京都市中央図書館の児童コーナーで、中学生と語るイベントをやっていた。服装も口調もとても気さくな感じで、「中学校の頃、英語は得意じゃなかったよ」とか、おはなししていた。その後の講演会で、着替えてくるのかなあと思ったら、同じ格好で、話し方もそうかわらなかった。みんな図書館に寄らずに早めに会場にきたのか、先着100名だが、席は3分の2以上ふさがっていた。思った以上の人気。でも予備椅子を後ろに出していたので、入れなかった人はいないようだった。最近の訳書『ジョン万次郎』から、その時代の翻訳事始め、日本語の縦書き横書き談義、翻訳は文化のぶつかり合うとか、映像等の助けなしに、しゃべりだけで楽しい講演だった。
 チラシにサイン会もあると書いてあったので、ダメもとで1冊本を持っていったら、入場のとき、まだ整理券が残っていた。いちばん印象的な『アンパオ』を持って行った。サインしていただくとき、「この著者の『幻の馬』の第4部をずっと待っていたのですが」と言ったら、「あれは、ついに出ませんでしたね。がんばって英語で読んで下さい」と言われました。原作は出版されているらしいが、邦訳や出せなかったということらしい。でも、今に至っては、原書も絶版では……

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