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2014年3月10日 (月)

神戸-アジア コンテンポラリーダンス・フェスティバル#3

 維新派のHPから、松本雄吉さんが参加するプログラムがあると知って、運良く休日だったので、行ってきた。神戸の長田まで。でも、実はどんなイベントだか事前にあまりわかっていなかった。HPをみても、やっぱりよくわからんかった。
でも、その分意表を突かれて面白かった。演劇ともダンスともいえない、パフォーマンス? どうなるのだ? そう来るか! ……というような感じだった。
 で、このタイトルのイベントだが、正確には、「神戸-アジア コンテンポラリーダンス・フェスティバル#3『私たちの住処はうごめき、また日々生成される。』(それとも私の体がグログロするからそう見える?)」という。(長い) 神戸-アジア コンテンポラリーダンス・フェスティバルは略して「K-ACDF」、開催期間は2014年2月1日〜3月2日、主催はNPO法人DANCE BOX、会場はArtTheater dB神戸(この大文字小文字は間違いではない)、他にも京阪電車なにわ橋駅のアートエリアB1で、展示もあったらしい。
 開催期間は長いが、プログラムはAとBに別れていて、それぞれ3回づつ。私は、松本雄吉さんが関わっているBプロだけ観てきた。Bプロの中には2演目あって、「アニマルポップ・ファミリー×QUICK×DJ $hin」「垣尾優×ジュン・グエン=ハツシバ×松本雄吉」の順で始まる。
 会場のArtTheater dB神戸は長田の商店街の途中の4階にある。入ったら、狭いロビーには妖しげな飲み屋のような売店がある。なんか、あちこちで挨拶とかしていて、半分以上が知り合いって感じ? 私のようなまるっきり一般は少ないようだ。整理券の番号順に約100人ぐらい? ステージをコの字型に囲むように段差がある。(椅子ではない)そこに座り込む。入り口近くのテーブルの上にいろいろな空の容器が置いてあって、「中に入るとき、なにかひとつ持って入ってください」とスタッフさんが声をかけていた。ガラス瓶、お椀から、おたまや牡蠣の殻までいろいろあった。
 Bプロの1作目は、DJ $hinの仕切る音楽のもと、日本とインドネシアのダンサーの掛け合い。観ているうちに、このQUICKという長髪のお兄ちゃんは、芸術創造館でいちどみたことがあると想い出した。できれば、途中のMCはいらない。感想は何ともよくわからないので思考中止。
 ちょっと休憩挟んで2作目。なにが始まるのかと思うと、この劇場から歩いて10分ぐらいの長田港から雄吉さんたち4人ぐらいがバケツに海水をくんでこちらに運ぶライブ映像がスクリーンに映し出される。劇場に届いた水は、観客の手で金盥に次々と移され、だんだん小さな器に分けられ、観客がひとつづつ持って入った容器にも移され、ステージに置かれる。その時をつなぐようにダンサーがパフォーマンスを行う。そして最後に、みんなでそれぞれ容器をもって、港に水を還しにいくのだ。“海より来たりて海に還る”維新派の「MAREBITO」のイメージと重なるが、おお〜っと、そう来たのか!
単に観に行ったというのではなく、体験しにいったという感覚だった。

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