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2014年1月14日 (火)

インドな絵本紹介『水の生きもの』『TSUNAMI』

 左京区の一乗寺に恵文社という本屋がある。自称「本にまつわるあれこれのセレクトショップ」というように、フツーの本屋とだいぶ品揃えがちがう。店長のお眼鏡にかなったあれこれが入っているのだが、なかなか他の書店ではお目にかかれない本に出会うことがある。今回はそんな恵文社で手に入れた2冊の本の紹介したい。

『水の生きもの』ランバロス・ジャー作(河出書房新社)
 横長の縦開きの絵本(といってもルビがないので大人向き)で、インドのチェンナイの工房で手漉き紙にシルクスクリーンで手刷りし、手製本された本。3000部印刷でナンバー入り。私のは45。
 ひとつのおはなしがあるわけでなく、ワニ・ロブスター・ヘビ・魚などのミティラー画に寓話やエッセイの言葉を添えている。ただ、ミティラー画は通常、ビハール州の女性たちが生活のなかで壁や中庭に描いていた絵のことをいう。ランバロス・ジャーは地元民ではあるが男性であり、職業が画家なので、ミティラー画に触発され、手法を用いてはいるが、正確にはミティラー画の絵本ではない。とはいっても、ぜんぜん違和感はないし、造形はため息がでるほど美しい。インドでというともっとおおざっぱなイメージがあったのだけれど、本の装丁もとてもていねいだ。

『TAUNAMI』(petra ediciones 刊)
こっちのほうは、恵文社のTwitterをみて知って購入したのは自分のTwitterをみると、ちょうど昨年の1月だったらしい。 調べてみると、ちゃんと恵文社のblogにも記事があった。 ウラがとりやすくって、ネットって便利。メキシコで出版されたスペイン語版。もとはインドのtara BOOKSから出版された。日本語版はなくて、英語版は入手不可能状態らしい。
 縦開きで屏風折りになっていて、人や物が流されている水流が最後のページまで続いている。文字がなくても、内容がくみ取れる。2004年に、アンダマン・ニコバル諸島(ここインド領です)で起きたスマトラ島沖地震の絵本らしい。日本でも東日本大震災以来何冊か津波の絵本がでたが、だいぶイメージがちがうなあ。インドの人にとってはTSUNAMIも神の仕業? 恵文社のblogに貼っている動画で歌のような語りを聞くことができる。神への祈りのようだ。

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